バドミントン女子シングルス歴代オリンピック日本代表の成績 奥原希望がリオで史上初の銅メダル
バルセロナ五輪から正式種目になったバドミントン
バドミントンは1972年ミュンヘンオリンピックと1988年ソウルオリンピックで公開競技として行われ、1992年バルセロナオリンピックから正式種目になった。
歴代の女子シングルス日本代表を紹介する。
水井妃佐子＆泰子姉妹はアトランタでともに3回戦進出
バルセロナ大会に出場したのが水井妃佐子と鴻原春美。水井は3回戦に進出してベスト16入り。鴻原は2回戦で敗退したが、水井と組んで出場したダブルスでは3回戦進出した。
水井妃佐子は1996年アトランタ大会にも出場し、妹の水井泰子とともに3回戦進出。その水井泰子は2000年シドニー大会で5位入賞を果たした。同大会に出場した米倉加奈子は3回戦敗退、井田貴子は2回戦敗退だった。
2004年アテネ大会は森かおりが2回戦、田中美保と2大会連続出場の米倉加奈子はいずれも1回戦で敗退した。小椋久美子・潮田玲子組の「オグシオ」フィーバーに沸いた2008年北京大会は、廣瀬栄理子が唯一、女子シングルスに出場して3回戦に進出した。
2012年ロンドン大会は佐藤冴香が1回戦敗退した。
山口茜は2大会連続5位入賞
日本バドミントン界にとってエポックメイキングな大会となった2016年のリオデジャネイロオリンピックだった。
2011年の全日本総合選手権で優勝し、16歳8カ月で史上最年少女王となっていた奥原希望は、2016年3月の全英オープンも制して世界ランク3位のメダル候補としてリオデジャネイロ大会に出場。準々決勝で山口茜との日本人対決に勝ち、準決勝で敗れたものの日本バドミントン史上初のシングルスで銅メダルに輝いた。
山口茜も5位入賞。女子ダブルスでは髙橋礼華・松友美佐紀組の「タカマツ」ペアが金メダルを獲得し、バドミントン界の快挙に日本中が沸いた。
2021年の東京大会も奥原希望と山口茜が出場。ともに準々決勝で敗れ、5位となった。
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記事：SPAIA編集部
