【2025年版】湘南のひんやりカフェスイーツおすすめ4選。涼しく味わう夏時間!
冷たくて甘いもの。それは最高の癒やし。夏空の下で火照った体を内側からクールダウンし、ゆっくりと感覚を目覚めさせてくれる。涼・甘・美を併せ持つひんやりおやつを召し上がれ。
季節ごとに装いを替えるあんみつ『Cafe Hütte(ヒュッテ)』【辻堂】
前面できらめくフルーツは時季によって顔ぶれを替える。近所の信頼できる青果店から仕入れた旬のもので、口に入れると果汁が弾(はじ)け、パッと季節感があふれる。店ではケーキも提供しているため生クリームにもこだわり、その丸みのある甘さが粒あん、黒蜜、アイスクリームなど、タイプの異なる甘さをゆるやかに調和。手作りの寒天が瑞々(みずみず)しく、後味をすっきりさせてくれるのもいい。
『Cafe Hütte』店舗情報
Cafe Hütte(カフェ ヒュッテ)
住所:神奈川県藤沢市辻堂6-3-10/営業時間:11:00~15:00LO(土・日・祝は16:00LO)/定休日:火/アクセス:JR東海道線辻堂駅から徒歩11分
五感を全開にして味わう『湘南クリエイティブガトー葦 平塚西口本店』【平塚】
アイスクリームで口の中がひんやりしたところにパイの温もりが伝わり、それに煽(あお)られるようにシナモンが香る、そんなドラマチックな展開にときめく。注文を受けてから焼き上げるため生地はサクッとして、ざく切りにしたリンゴの食感も心地いい。フィリングはリンゴらしい酸味を残すため、焦げないよう甘く煮るのだとか。本店のカフェでしか食べられないリピーターが多い一品。
『湘南クリエイティブガトー葦 平塚西口本店』店舗情報
湘南クリエイティブガトー葦 平塚西口本店
住所:神奈川県平塚市八重咲町12-28 葦ビル1F/営業時間:9:00~19:30分LO(デザートは12:00~17:00)/定休日:無/アクセス:JR東海道線平塚駅から徒歩すぐ
際立つフルーツの個性『湘南フルーツクラフト』【二宮】
鍵となる存在は、各地から届けられるフルーツ。そのものを生かすべく白砂糖は使わず、店内で一からジャムやシロップに加工する。7月には宮古島のマンゴーや山梨県産白桃が出てくる予定だが、やはり地元で収穫された湘南ゴールドは人気。ふわふわに削った天然氷を頬張るとスーッとなめらかに溶け、涼しさが全身に染み渡り、そこに柑橘の溌剌(はつらつ)とした味わい、爽やかな香りが舞う。
『湘南フルーツクラフト』店舗情報
湘南フルーツクラフト(しょうなんフルーツクラフト)
住所:神奈川県中郡二宮町二宮798-8/営業時間:11:00~17:00LO(ドリンクは~17:30LO、土・日・祝は10:00~)/定休日:月・火(月が祝の場合は営業、水休)/アクセス:JR東海道線二宮駅から徒歩3分
組み合わせの妙で魅せるスイーツの総合芸術『CAFE POE』【茅ケ崎】
複雑に積み上げられたアートにも見えるが、食べてみれば親しみやすい。小田原のレモンなど近隣農家のフルーツを中心に、素材を組み合わせる。酸味が穏やかなタヒチレモンとコクのあるピスタチオのアイス、マイヤーズレモンの甘い香りがするメレンゲ、カルダモンレモンティージュレなどすべて手作り。香りによる癒やし効果もあり、つい深呼吸。7月はモモが登場予定。
『CAFE POE』店舗情報
CAFE POE(カフェ ポー)
住所:神奈川県茅ケ崎市幸町7-29/営業時間:12:00~17:00(パフェは13:00~)/定休日:木・金休(不定休あり)/アクセス:JR東海道線茅ケ崎駅から徒歩8分
取材・文= 信藤舞子 撮影= 鈴木奈保子
『散歩の達人』2025年7月号より