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「幸福度が高い人」が無意識にできている“3つの幸せ習慣”

saita

「幸福度が高い人」が無意識にできている“3つの幸せ習慣”

幸福度が高い人と低い人、この違いはどこにあると思いますか? 心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんによると、幸福度が高い人は無意識にできている習慣があるのだそうです。3つのポイントを教えていただきました。

教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)より新刊発売。

幸福度が高い人が無意識にできている「3つの幸せ習慣」

「もっと幸せに過ごしたい」と思いつつも、自信が持てずにモヤモヤした気持ちを抱えている方も多いですよね。

「幸福度が高い人」は、普段何気なくどんなことをしているのでしょうか。今回は、幸福度が高い人が無意識にできている幸せ習慣を、3つのポイントに分けてお伝えします。

1.「小さな達成感」を見つける

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幸福度の高い人は、些細なことでも「できた!」と自分を認めるのが上手です。例えば、「朝早く起きられた」「気になっていた洗い物を片付けた」など、ごく当たり前の行動に対しても小さな達成感を見つけられます。
脳科学の研究では、達成感を感じるときに脳内でドーパミンが分泌されることが分かっています。ドーパミンは、モチベーションを高め、ポジティブな思考をサポートするのに必要な物質です。

小さな成功体験を積み重ねることで自己肯定感が高まり、他の大きなことも「私にもできるかもしれない」という感覚を育てられます。自信が持てない方こそ、大きなことを成し遂げたかどうかではなく、些細な達成に目を向けることがポイントです。

2.「感謝の言葉」を自然に口にする

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幸福度が高い人ほど「ありがとう」という言葉を頻繁に使っており、些細なことでも、自然に感謝の気持ちを伝えています。こうすることで、相手だけでなく自分自身の心も温かくなるのです。
ポジティブ心理学の研究では、日常的に感謝の気持ちを表す人は、ストレスホルモンのコルチゾール値が低下しやすいと報告されています。コルチゾール値が低下すると、不安やイライラが和らぎやすくなり、心が落ち着く効果があります。

感謝の言葉は、相手とのつながりを深めるだけでなく、「私は支えられている」と実感する力にもなります。それが自分自身への信頼感を回復させ、毎日の幸せを底上げしてくれるのです。

3.「新しいこと」に興味を持つ

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年齢を重ねるほど、「もう今さら」と尻込みしてしまいがちですよね。しかし、幸福度が高い人は、新しい場所に出かける、未知のジャンルの本を読むなど、常にワクワク感を忘れずに小さな好奇心を大切にしています。

心理学者の研究によると、学習意欲や好奇心が高い人ほど、老後まで幸福感が持続しやすいことが分かっています。好奇心が刺激されるときには、前向きなエネルギーが生まれやすくなるのです。

幸せ習慣を取り入れて心地よい毎日に

「小さな達成感」「感謝の言葉」「新しいことへの好奇心」。これらを少しずつでも意識してみると、あなたの毎日が心地よく変化していく可能性があります。

自信を持てないと感じるときもあるかもしれませんが、実はそうした心のクセこそ、幸せ習慣を身につけるチャンスでもあるのです。今日から、あなたの暮らしにぜひ取り入れてみてくださいね!

shukana/webライター

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