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駅案内ロボットがお声がけ、白杖・車椅子利用者をIoTカメラで検知 京阪は祇園四条駅を先端技術活用のモデル駅に

鉄道チャンネル

駅構内への設置イメージ(左)と「ekibo」イメージ(右)

京阪電気鉄道(京阪電鉄)は16日、祇園四条駅コンコースに対話型の駅案内ロボット「ekibo」を設置し、実証実験を行うと発表した。実施期間は2021年2月19日以降、平日10時~16時(※初日のみ15時~16時)としている。

駅案内ロボットはトイレやコインロッカーといった構内施設や出入り口の案内、乗換案内等を行う。画面表記と日・英・中3か国語の音声案内に対応する。

実証実験では「駅案内ロボットが自らお声がけを行い、お客さまと会話を開始することができるか」「駅の雑踏の中でも、お客さまの声を認識し会話が成立するか」「お客さまの声により言語や発話内容を判断できるか」といった事項を検証する。日本信号株式会社が協力。

白杖・車椅子利用者を早期に検知、駅員へ通知するシステムも

実証実験イメージ 画像:京阪電鉄

また、京阪電鉄と株式会社アプリズム(以下、アプリズム)は2021年2月19日から4月末まで、白杖および車椅子の利用者をIoTカメラで検知し、駅係員にリアルタイムで通知する実証実験を行う。

同駅の改札付近にAIによる画像認識が可能なIoTカメラ「Vieurekaカメラ」(パナソニック株式会社製)を設置。改札を通過した白杖または車椅子利用者を自動で検知し、駅係員が利用する業務用携帯電話などの端末にリアルタイムで通知するという仕組みだ。

実証実験ではAIによる検知精度を検証するほか、駅係員が早期に気付くことで必要なサポートや見守りに役立つかどうかといった運用面の検証を行い、今後の更なる技術革新につなげていく。3月31日までは画像データの分析によるAIの検知精度向上に取り組み、駅係員への通知は4月1日から開始する予定。

「Vieurekaカメラ」は、アムニモ株式会社製のLTE ルーターで「PoE給電」(LANケーブルで電源を確保するシステム)を行うため、コンセントの設置工事などが不要となり、導入準備が短期間で済むメリットもあるという。

鉄道チャンネル編集部

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