Yahoo! JAPAN

【リアル給与明細】26歳、営業職。人間関係は良好だけど転職すべき?【FPが解説】

4yuuu

【リアル給与明細】26歳、営業職。人間関係は良好だけど転職すべき?【FPが解説】

読者から寄せられたリアルな給与明細を大公開。明細の内訳から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【26歳 営業職】

【画像】26歳、営業職の給与明細を見る

【リアル給与明細】26歳、営業職の場合

プロフィール

26歳女性 メーカーの法人向けルート営業職

役職につかないとあまり昇給が見込めない職場とのこと。

仕事内容に興味が沸かないし上がらない給料も不満。しかし、職場の人間関係は良好で今の環境を捨てることができません。副業も推奨されておらずお金を増やすことができません。

解説するのは……

◆sino

ファイナンシャル・プランニング技能検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。

GOODポイント

質問者さんは、仕事内容に興味が持てないことが気になる様子ですね。

しかし、客観的に分析すると現在の環境はかなり良い状況であると言えます。

まず、手取り収入の236000円について。
20代の働く女性の手取りは中央値で180000〜200000円なので、質問者さんは中央値以上の収入を得ていることになります。

さらに、働く女性の悩みについてのアンケートで1位2位を占めるのは『給料の低さ』と『職場の人間関係』。

質問者さんは職場の人間関係が良好とのこと。つまり上位2点が解消されているという点、客観的に事実だけ見ると良い環境にあるといえます。

気になるポイント

気になるポイントは『職場が副業を推奨しておらずお金を増やせない』と思っているところです。

今や副業はチャレンジして当たり前の時代です。政府も働き方改革実行計画を掲げ副業を推進していることもあるので、会社にバレることを気にして副業をしないのはもったいないとFPとしては考えています。

推奨されていないのであれば、本業に影響が出ない範囲で、自分らしく楽しみながら収入が得られる方法を見つけてみてはいかがでしょうか?

副業がバレない方法はある?

会社が副業について良い印象を持っていない、というお悩みをお持ちの方は多いと思います。

しかし、実際には副業をしても2つのことを守るだけで会社にバレることはほとんどありません。もし、副業が推奨されていないけどやってみたい、と思っている場合は、

1. 副業収入の確定申告をするとき、住民税の払い方を『副業収入の確定申告をするとき、住民税の払い方を『普通徴収』にすること』にすること

これを守れば、基本的にはバレることはありません。

会社に副業がバレるのは、住民税の納付額が会社の給料よりも高額になってしまうからです。
よって、副業で稼いだ分は自分で確定申告をする際、自分で納める普通徴収を選べば問題ないということになります。

ちなみに、会社に副業がバレる可能性として、「つい副業していることを自分で喋ってしまう」ことです。同僚にうっかり話してしまったことがきっかけになることも無きにしもあらずなので注意してくださいね。

sino's アンサー『推奨されない環境での副業は慎重に』

今回のアドバイスのポイントはは『推奨されない環境での副業は慎重に』です。

質問者さんは、上がりにくい給料と仕事のやりがい以外は現在の職場に不満はない様子です。本業1本に、やりがいも給料も人間関係もすべてを求めていてはなかなか理想の仕事には辿り着きにくいのが現実。

それならば、やりがいとサブ収入を求めて副業にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。本業への支障が出ないように、慎重に正しい方法で行ってみてくださいね。

まとめ

・現在の仕事の収入は平均以上。さらに人間関係も良い職場は、実はかなり良い環境です

・本業にすべてを求めるのは理想が高いのかも……

・副業は正しくやれば会社にはバレないけど、本業に影響が出ない範囲でチャレンジを

【関連記事】

おすすめの記事