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「スーパーのアジでも釣れた!」ヤエン釣り&ウキ釣りで1.8kg級頭に春アオリイカ好捕【福井】

TSURINEWS

1.8kgアオリゲット(提供:TSURINEWSライター・ナカイカ)

福井でアオリイカのヤエン釣り&ウキ釣りをしてきたので記事にする。ただ、今年は厳しい条件が揃い少し辛いヤエンシーズンとなってしまった。

アオリイカの接岸が遅延

福井県嶺南でアオリイカのヤエン釣りをしたい!と、ウズウズしているがGWが明けても釣果を聞かず、定置網にも入ってない。どうやら冬の寒波の影響で水温が上がらず接岸が遅れているようだ。

やっと釣果を目にするようになったので、5月末ごろから6月中旬まで4回釣行してきた。

ヤエン釣りの活きアジが入手困難

アオリシーズンがやっと始まったと喜んでいたら、今度はヤエン用の活きアジが養殖場になく出荷できない状況でアジを取り扱っている店はすべて売り切れとなっていた。ちなみに福井だけでなく、和歌山、三重もアジ不足でヤエン師にとっては辛いものになっている。活きアジがないなら自分で釣る方法もあるが、この時季嶺南ではあまり釣れない。

塩漬けアジ(提供:TSURINEWSライター ナカイカ)

昔は死にアジでやっていたという話を思い出し、スーパーまでアジを探しに行きヤエンに使うにはやや大きいアジを18匹で1000円分買った。そのまま使っても問題はないが、塩漬けにして余分な水分を出しエサ持ちを良くした。

スーパーのアジでチャレンジ

5月末頃今季初のアオリイカ釣行をしに福井嶺南地方のとある釣り場に行くことにした。平日の深夜、いつもならヤエン師は数人いるはずだが今年は活きアジが売ってないので誰もおらず貸切だった。

普段はヤエン釣りのみなのだが、死にアジを使ったウキ釣りもしてみることにした。死にアジのヤエンは定期的に誘いがいるが、ウキ釣りは誘いはいらず放置でいいからだ。活きアジと違って泳ぎまくってオマツリする心配もない。

ウキ釣りの仕掛け

先にウキ釣り仕掛けから準備をした。注意点は死にアジを使う場合は必ず背掛けにすることだ。背掛けにすることによってアジが水平になり、まるでゆったり泳いでるように見えるからだ。鼻掛けはアジが縦向きになるので違和感を与えて喰ってこない。

仕掛けは青物用に使っているホリデー磯4号遠投用、リールはスピニング5000番、道糸フロロカーボンライン5号、ウキ4号、ハリスフロロカーボンライン3号、跳ね上げ式イカ針は余っている道具を代用しただけの仕掛けでかなりパワフルだ。

1投目からヒットもバラシ

ウキにケミホタルをつけ、ウキ下3ヒロでキャスト。その後ヤエン用の仕掛けを用意していたらウキが沈み右方向へゆっくり移動していた。まさか一投目にアタリが来るとは思っておらずギャフを慌てて用意した。

アワセを入れたのだが、糸ふけを取らずアワセをしてしまったので針がかりせずバラしてしまった。

ウキ釣りで1.5kgアオリイカ手中!

ヤエン竿を2本、ウキ釣り1本をだしヤエン竿は定期的に誘いをかけてアタリを待っていた。1回目のアタリの1時間後にウキがゆっくり沈み、左に動いたり右に動いたりウキが浮いたりするアタリがあった。

良型アオリ手中(提供:TSURINEWSライター ナカイカ)

今度は糸フケを取り、ゆっくり竿先で重みを確かめた後竿を斜め上にあげるようにアワセ。しっかり針がかりしあがってきたのは1.5kgのアオリイカだった。

3回目のアタリはバラシ

その後はヤエン竿にもウキ釣りにも反応がなく、朝マズメを迎え、またウキがゆっくり沈むアタリがあった。アワセは決まったのだが軽い引き。手前まで寄ってきたのだが針外れしてしまった。

たぶんメスの個体なので産卵に期待して追い乗りはさせなかった。その後は両仕掛けにアタリもなく、昼で切り上げることにした。

活きアジで再挑戦も不発

今度は6月頭のアオリイカ釣行。福井県三国周辺でアジが釣れているという情報をキャッチし、ヤエンのために釣りに行き3時間で15匹ほど青アジを釣りわざわざ嶺南地方まで戻った。嶺南の釣り場に到着してすぐにエギンガーがアオリイカを釣っていた。

発生した。釣りにならないので前回ウキで釣ったポイントへ移動したのだが、アタリもなくその日は釣り終了となった。

死にアジで1kg級アオリ

6月頭の2回目の釣行。ストックしていたアジも切れスーパーに買いに行ったら、尺はありそうなデカアジしかなくそれを買った。そして三国までアジ釣り、4時間で8匹しか釣れなかった。

さらに三国から小浜まで大移動。しかし釣り場に気配がまったく感じなかったので小浜から敦賀に戻り……という釣りより移動時間が長かった。

福井の海(提供:TSURINEWSライター ナカイカ)

私もヤエン竿を出しアジを投げたのだが、藻がかなり広い範囲に発生しておりそこにアジが入り込み、更にそのアジをアオリイカが抱いてくるのだが藻に絡まり寄せれないバラシが2回連続で

死にアジに4回アタリ

釣ったアジも死んでしまい、また死にアジでの釣りとなった。人がそこそこいたのでウキ仕掛けはださずヤエン竿2本のみとした。午前中で4回アタリがあったが、ヤエンの根掛かり、アワセミスなどで全バラシだった。エサのアジもなくなったので一度切り上げることにした。

立ち寄ったスーパーに小アジ

昼ご飯を買いに立ち寄ったスーパーの鮮魚コーナーを見るとヤエンにちょうど良い小アジが並んでいた。6匹で350円と安い。小アジと昼ご飯を買い釣り場に戻ることにした。

1kg級アオリを好捕

釣り場に戻り買ったアジを投げるとすぐアタリ。いつも以上に慎重にやり取りし、あがってきたのは1kgぐらいのアオリイカだった。諦めずに粘ってよかった。

雨天釣行でアオリ3尾!

6月の中頃、釣りに行く予定前日の日から嶺南地方は雨が降っており、釣りに行くかかなり迷った。あまり期待してなかったので、朝6時ごろに起床し天気予報を見たが昼まで雨予報。

こういう日は大当たりかハズレになるのだが、前回の残りの冷凍したアジと、交通費で済むのでダメ元で釣行することにした。

ウキ釣りで1.8kg級

10時少し前に釣場に到着、雨が降っているので釣人は皆無で貸切状態。こんな日に竿を出す人なんていないよねーと心の中で思いつつ、ウキ仕掛けとヤエン仕掛けを用意した。ウキ仕掛けだが跳ね上げ式イカ針だとアジがよく外れてしまうので、アジを刺し込み式のイカゲッターに変更した。雨で薄暗いのでイカは上にいると思いウキ下は1.5ヒロと浅めにした。

開始1時間後にウキがズボッと入り、ウキがまた浮かび右方向へ動き出した。ダメ元だったので思わず来たーと声を出し、ギャフを用意してからアワセ。針がかりしかなりの引きで上がってきたのは胴長38cm1.8kgの個体だった。

アオリを連打

ヒットしたところへ再投入すると、すぐにウキが沈み連続ヒットし、上がってきたのは1.4kgだった。ウキで2杯目釣った1時間後に死にアジヤエンにもアタリがあった。

1.4kgキャッチ(提供:TSURINEWSライター ナカイカ)

浮いている藻に気をつけつつやり取りをし、あがってきたのは1.38kgだった。昼頃に雨が止んだらピタリとアタリが止まったので、雨が良い方面へ影響した日だった。

スーパーのアジでも釣れる

今年の福井はアオリイカの接岸遅れ、個体数少、アジ不足とヤエン好きの人にとって辛いシーズンだ。ただ、諦めないでほしい。活きアジが手に入らなくてもスーパーのアジ、釣り餌屋の冷凍アジでヤエン釣りはできるし、活性によって変わるがアタリも普通にでる。

ヤエンにヒット(提供:TSURINEWSライター ナカイカ)

活きアジと違って泳がないので、ヤエン竿と保険で藻場攻略のウキ釣り竿も出せる。ヤエンシーズン終盤に差し掛かったが、頑張ってほしい。

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