【熊本市中央区】初めてなのに懐かしい!日常から解放される異空間カフェ「凛やCafe」
「長年気になっているお店があって…」と友人から誘われて訪ねた「凛やCafe」。 ほとんど情報も出ておらず、事前知識ゼロで行ってみましたが、 中に入ると時が止まったかのような異空間が広がっていました。 25年もの歴史が刻み込まれた「凛やCafe」、知る人ぞ知る穴場スポットです。
水前寺競技場裏の小さなお店
「凛やCafe」があるのは、水前寺競技場の少し北側で、競輪場通りから少し入った場所。
昔ながらの古民家を改装して作られたお店です。
大きな看板があるわけでも、のれんがあるわけでもなく、 窓から小さな「凛や」の看板が見えるだけの、ひっそりと佇むお店です。
店内に入ると、こじんまりとした空間の中に、本や雑貨などがたくさんあり、 なんだか懐かしいような、ほっとするような、独特の雰囲気。 厨房の前には木製イスのカウンター席が並びます。
入口そばの窓際にも、背の高いテーブルのカウンター席がありましたよ。
こちらのお店、数々のミュージシャンが投げ銭ライブをされる場所でもあり、 奥にはライブステージもありました。
もう25年営業を続けられているそうで、 思い出の品や、それぞれにストーリーのある物がたくさん置いてあり、ひとつひとつ見入ってしまいます。
ちょうど七夕前日に伺ったところ、 店主さんに「短冊でも書かれてください」とお声がけいただき、短冊に夢を書き記してきました。
フリースタイルでのんびりと過ごせる、あたたかい場所です。
喫茶メニューにランチメニューもいろいろ
そして、パレットに手書きで記されたメニューがまた、かわいいのです!
飲み物は、ブレンドコーヒーやウインナーコーヒー、ミルクセーキやトマトジュースなど、種類豊富。
ハンバーグやカレー、オムライスやトーストなどの食事系メニューもたくさんあり、 お値段も750~800円と、この時代にあり得ないほどリーズナブルです。
瓶ビールやラム、ワインなどのアルコール類もありますよ。 今回はランチで訪れたので、からあげSetを注文してみました。
山盛りの白ご飯に、サラダ、お味噌汁、そして大きなからあげがぎっしり! 揚げたナスまで入っています。 ソースも、チリソースとマヨネーズ入りのつけダレがついていて、ボリューム満点!
白ご飯の上にご飯の友がかけられているのも、熊本県民としては嬉しいですね。 早速からあげを食べてみると…しっかりカリッと揚げられていてジューシー! ソースはいらないほど味もしみていて、ご飯が進みます。 もともとは喫茶店から始まったお店ですが、お客さんからのリクエストで食事も提供するようになったのだとか…。 「家庭料理を出しているだけ」と店主のちかこさんはおっしゃいますが、いやいや、家庭料理の枠を超える美味しさです。
こちらはグリーンカレーですが、手羽元に、椎茸や人参などの野菜もたっぷり! グリーンカレーのルーをお好みでかけながら食べられるスタイルで、こちらも800円とは思えない驚きのメニュー。 こうなると、ハンバーグやオムライスまで、全制覇したくなるほどです。
人に愛される店主さん
こちらのオーナーのちかこさんは、忌野清志郎さんが大好きだそうで、清志郎さんの本もいっぱい!
店内の黒板には、ステージで行われるライブのスケジュールも記されています。
30代後半からお店を始められ、常にお客さんとのご縁を大切にしてこられたちかこさん。 たくさんの旅人に、2階の部屋を寝泊まりする場所として提供したり、 訪れる人の人生相談にのったりと、人に寄り添いながら、この場所で数々の思い出を積み上げて来られました。
5年前に凛やの成人式が行われ、 ここでお世話になった人たちが、その後に増えた家族も連れて集まり、 大同窓会のような、とてもにぎやかな20周年イベントになったのだそうです。 10年、20年…と時を経ても、戻って来れる場所であること、 そして、ちかこさんが本当に愛される店主であることが伝わり、なんだかじーんときてしまいます。 そんなちかこさんも、若い頃はいろいろ悩んだり、不安に思うこともあったそうですが、 今はすべての悩みを手放し、思い出の詰まった居心地のよいお店で、 時間に縛られず、「今」を大切にしながら、日々の愛おしい暮らしを楽しまれています。
好きな音楽や本に囲まれ、毎日を楽しまれているちかこさんが営まれている凛や。 なんだかノスタルジックで、あったかくて、懐かしい感じのするこの雰囲気…。 いろいろと楽しいお話も聞けるかと思いますので、気になる方はぜひ、足を運ばれてみてくださいね!