【コメ泥棒に注意!】新潟県警が収穫期を迎えた農家などに注意喚起、「施設などの施錠を徹底してほしい」
全国でコメの盗難被害が発生中だ 画像は約30キロのコメ袋
9月に入り、新潟県内ではコメの収穫期を迎えている一方で、県外ではコメの盗難被害が発生している。
新潟県警によると、今シーズン(9月3日現在)の県内では、まだコメの盗難被害は確認されていない。しかし、最近のコメ不足報道の影響などもあり、今後も発生が予想される状況であるという。
コメ盗難犯の手口について警察に話を聞くと、犯人らは人目につかない時間帯を狙い、農家などが管理する無施錠の倉庫に忍び込む。その後、コメが入った約30キロの袋を、乗ってきた車両に積み込んで逃走を図る手口が多いという。
盗難対策について話を聞くと、コメに関わる農家や事業者などに対し、「施設の施錠確認と徹底、あとはいつ盗まれたかをわかるように日々の点検で袋数などの確認をしてほしい」と話した。
加えて、「過去には、犯人が犯行現場の下見に来るというケースがあった。なので、施設などの近くに不審な車などを発見した場合は、警察に通報してほしい」と注意喚起を呼びかけた。
そのほかにも、「センサーライトや防犯カメラを設置する」や「熱や物の動きに反応して警報音が鳴るセンサーを設置する」などの対策を警察は推奨している。