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吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【大減水の河口湖で撃沈か#1】

TSURINEWS

マブ川は小さなホソ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

テーマは「大減水の河口湖で撃沈か」。山梨県富士河口湖町にある河口湖で2023年よりこれで4回目となる大型チャレンジとなった。果たして今年こそは念願成就なるか。取材日は4月16日(木)。

河口湖へ4度目のチャレンジ

これで何回目の挑戦となるのだろう。河口湖での大型狙い。記者の記憶が正しければ吉田のチャレンジ回数は2023年が初回で、今年を含めれば4回目。昨年、奥川吐き出しで何とか尺半をゲットしたが、その魚体は納得がいくレベルではなかった。

誰もが認めるザ・河口湖ベラを釣って読者の皆さんにお目にかけたい。この一念を持って、今年も同湖へ足を運んだ吉田康雄。ところが今期はニュースでも話題に上がるほど、河口湖の水位が低い。昨年と比べても2m以上は下がっているだろうか。よって釣りができるエリアが限定される。

川口湖の概況(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

また例年なら5月に取材をおこなっていたが、今年は初の4月チャレンジ。釣れだしているとはいえ、まだまだ本格化のレベルではなく、釣れているエリアも限定的だ。

記者が知る限りで恐縮だが、陸っぱりで釣れている(釣り人がいる)のは西川・寺川吐き出しの通称ハワイ、大石公園前、奥川吐き出し、そして奥川に隣接する通称マブ川の計4カ所のみ。ハタキ場として有名な白須ワンドに水はなく、隠れスポットの花火台にも取材当時、釣り人の姿はなかった。

高難易度のクリアレイク

ただ3月下旬~4月初旬に一時的だが食いが立った。場所は前述した4カ所いずれかで、水深2mにも満たない浅場。気温が上昇し水深が浅い所ほど水温上昇が見られた同時期に、高水温とエサを求めて良型が回遊を始めた。同時期に釣りをされた人のなかには、思わぬ大釣りを経験された人も少なくないはず。

ところが4月中旬に入ると前述の水温差が縮まり浅場回遊が減少。広範囲を泳ぎ回るようになりポイントが絞りにくくなってしまった。

雨上がりの遊歩道を進む(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

こうなるとクリアレイクの河口湖は難易度が一気に高まる。水温差というキーが外れてしまった今、求められるのは濁りとある程度の水深、そして時間帯だ。

濁りやすいのは底質が軟質(ヘドロ)なエリアで大石公園などだが、遠浅地形のため立ち込み台とウェーダーが必須。また軟質ゆえに足が潜って抜けだせなくなる危険性があり、通り道を熟知していないと台の設置そのものもおぼつかず、場合によってはレスキュー要請なんてことにもなりかねない。

奥川東側のマブ川へ

以上のことを踏まえて吉田が選択したポイントは、奥川吐き出し東側にある小さな流れ込み前の通称マブ川。ここは奥川吐き出しと同様に吐きだされた砂利が堆積しているため足場が硬く、釣り台が設置しやすい。また手前からすぐに深くなっているので、立ち込まずともある程度の水深が確保できる。

なお奥川、マブ川とも堆積砂利から外れた両サイドは底質がゆるく、いわゆるヘドロ地帯。よって風波の影響で濁りが発生し、その濁りがウキが立つエリアに流れ込んでくれば、クリアレイクのデメリットを克服できる可能性が高い。

薄日が差してきた(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

奥川沿いの砂利道に車を駐車し遊歩道を東に歩いて5分ほどで到着。時刻は5時過ぎ。朝方まで降っていた雨はやみ、正面からは薄日が漏れ始めていた。

マブ川吐き出し前に、吉田は超大型釣り台を設置。朝マヅメのチャンスを狙って、手早く釣りの準備を始める。

吉田康雄

「やっちゃいますよ」

威勢だけは相変わらずな吉田康雄の長い一日がこれから始まろうとしていた。

次回も「大減水の河口湖で撃沈か」です。

この記事は『週刊へらニュース』2026年5月8日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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