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パナソニックの新「ストラーダ」2021年モデルは劇的に美しくなった地図に注目!

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パナソニックの新「ストラーダ」2021年モデルは劇的に美しくなった地図に注目!

パナソニック オートモーティブは、2021年10月14日、カーナビゲーション「ストラーダ」シリーズの新製品(2021年モデル)を発表した。発売日は、2021年12月が予定されている。新ストラーダシリーズの最大の特徴は、全モデルに「HD美次元マップ」と呼ばれる、高精細な地図画面が採用されていることだ。

「ストラーダ」2021年モデルの2D地図画面。高精細で、自然な色合いの地図「HD美次元マップ」が採用されている
比較参考となる「ストラーダ」2020年モデルの2D地図画面

2021年モデルと2020年モデルの2D地図を見比べてみると、2021年モデルではよりくっきりと精細に描かれた地図へとグラフィックが刷新されており、配色がやわらかな色合いになるなど、より見やすいものになっている。

「ストラーダ」2021年モデルの3D地図画面。2020年モデルと比べて、ビルなどの建物がよりリアルに描かれている
「ストラーダ」2020年モデルの3D地図画面

また、同じように3D地図画面で見比べてみると、横浜ランドマークタワーやコスモワールドの観覧車などが、2021年モデルのほうがより緻密でリアルに描かれていることがわかる。

「ストラーダ」2021年モデルでは、2本指で上下にスワイプすることで、俯瞰角度を任意に調整できるようになった

さらに、2021年モデルでは画面を2本指で上下にスワイプすることによって、3D地図と2D地図の俯瞰調整をなめらかに切り替えることができるようになった。2本の指で画面に触れて、同時に上へ動かせば、2Dから3Dへと画面が徐々に変化していく。逆に、2本指を下へ動かせば、3Dから2Dへと画面が変わっていく。また、2本指で円を描くことによって、地図を回転させることもできるようになった。

このように、カーナビで地図画面をシームレスに動作させるときに心配なのが、操作に対する画面の追従性だ。だが、2021年モデルではCPUの処理速度が大幅に向上しており、操作のなめらかさやレスポンス速度が飛躍的にスピードアップしているという。

「ストラーダ」2021年モデルで、地図の回転や拡大、縮小などの動作を行ったが、とてもなめらかに動かすことができた

実際に、2021年モデルで前述の2Dと3Dの俯瞰調整や地図の回転、フリックやスワイプ、ピンチイン、ピンチアウトなどを試してみたが、動作が遅れるような感覚はなく、指の操作にスムーズについてきてくれる。その感覚は、スマートフォンで「Googleマップ」のようなアプリを操作しているときの動作と、そん色ないものだった。ちなみに、同じような動作を2020年モデルで試してみたのだが、2021年モデルに比べると、指の操作に対してやや遅れて追従するような印象を受けた。また、ルート案内中の地図の動きなども、2021年モデルのほうがとてもなめらかに動く。2020年モデルでは、交差点などを曲がる際などに地図が回転すると少しカクついていたのが、2021年モデルではヌルヌルとなめらかに回転していく。地図のグラフィック処理速度については、2021年モデルは相当に向上していることは間違いなさそうだ。

地図画面は、「ノーマル」「道路強調」「クラシック」「ハイコントラスト」の4種類を選ぶことができ、昼と夜で表示させる地図をそれぞれ設定することができる
ナチュラルでやさしい色使いの「ノーマル」
道路以外のトーンを落とすことで、道路を際立たせて見やすくする「道路強調」
道路を色分けして、緑地や水場などをあざやかに表示する「クラシック」
暗い車内でも高コントラストで地図を見やすくする「ハイコントラスト」

地図の描写タイプは、好みに合わせて4種類から選ぶことができる。前述した、やさしい色合いの地図「ノーマル」のほかに、道路以外のトーンを落とすことによって道路を強調した「道路強調」、2020年モデルの地図に採用されていた、道路を色分けするなどあざやかな色彩の「クラシック」、高コントラストにすることで暗い車内でも見やすい「ハイコントラスト」が用意されている。

上が2021年モデルで、下が2020年モデル。2021年モデルのほうが、高速道路などの案内標識も、よりリアルに描かれている
ルート案内中は、曲がる交差点を青色マークで、直進を緑色マークで表示してくれる機能が追加されている

また、2021年モデルは地図だけでなく、ナビのルート案内画面なども高精細でわかりやすいものへと刷新されている。交差点の案内標識などがよりリアルに描かれるようになったほか、ルート上には新たに緑色と青色の丸印マークが、交差点のポイントとして表示されるようになった。緑色マークは直進する交差点として、青色マークは曲がる交差点として表示され、視覚的にどの交差点を曲がればいいのかがわかりやすくなった。

新機能のひとつである「2画面表示」では、縮尺の異なる地図を表示させたり、地図と同時にブルーレイやDVDなどの再生映像を表示させることができる

もうひとつ、2021年モデルの新機能としてあげられるのが、地図や映像の2画面表示ができるようになったことだ。地図の2画面表示では、それぞれ異なる縮尺の表示が可能なので、片方に詳細地図、もう片方に拡大地図を表示させることによって、近辺の道路と目的地までの距離感などを同時につかむことができる。また、地図を表示させながら地デジなどの映像コンテンツを映すことも可能だ(走行中は、安全のため映像コンテンツは表示されない)。

「ストラーダ」の2021年モデルと2020年モデルで、5ルート探索の速度を比較してみたが、圧倒的に2021年モデルのほうが速く表示された

2021年モデルでは、前述したCPUの処理速度向上などによって、5ルート探索の速度もアップしている。2021年モデルの5ルート探索は、2020年モデルの1ルート探索並みに速くなっているとのこと。ためしに、横浜から名古屋までの5ルート探索を試してみたところ、2020年モデルでは10秒かかったのが、2021年モデルではおよそ3秒にまで短縮されていた。2020年モデルでは、一般道ルートなどで少し時間がかかっていたような感じだったが、2021年モデルではすべてのルートがほぼ一瞬でパッと表示され、処理速度の速さがかなり向上していることを実感した。

また、今回は実機で確認できなかったのだが、自車位置の捕捉精度も向上しているという。たとえば、立体駐車場を走行している時や枝分かれしていて高低差のある陸橋など、自車位置ずれが起こりやすいような場所でも、ロケーションシステムの精度を向上させることによって、正確な自車位置によるルート案内ができるようになっているという。

最後に2021年モデルの「ストラーダ」の製品ラインアップだが、フローティングモデルは10V型有機ELディスプレイを採用している最上級モデルの「CN-F1X10BHD」と「CN-F1X10HD」、そして9V型HD液晶ディスプレイを採用した「CN-F1D9HD」の3製品。スタンダードモデルは、7V型HDディスプレイ採用でパネルサイズが200mmワイドの「CN-HA01WD」と「CN-HE01WD」、パネルサイズが180mmの「CN-HA01D」と「CN-HE01D」の4製品となっている(型番のCN-HA~はカー用品店向けで、CN-HE~は特定販路向け)。

「ストラーダ」2021年モデルの3D俯瞰による夜景では、星空なども描かれていてとてもきれいなグラフィックだ。今回は見られなかったが、夕景もきれいとのことなので(実際に夕方にならないと表示されない)、機会があれば、ぜひ夕景も見てみたい

新ストラーダの地図画面は、とても美しいと感じるほどまでに進化を遂げていた。個人的には、3Dの夜景画面がとくにきれいで、よく見ると星空や建物は窓の明かりなども細かに再現されていて、「ここまでやるのか」と思わず見入ってしまった。また、今回は試せなかったが、ブルーレイの映像などもとてもきれいで、迫力のある高画質で楽しむことができるという。特に最上級モデルのフローティングディスプレイを採用した「Fシリーズ」は、470車種以上に取り付けが可能ということなので、多くの人に新ストラーダを検討してみてほしいと思う。

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