「イケメンよりも、“つけ麺”くらいがちょうどいい!?」さだまさし氏が命名!国内外で活躍する3人組ユニット「TSUKEMEN」の魅力とは
バイオリン2本とピアノの3人組ユニット、その名も「TSUKEMEN(つけめん)」。
つい脳内に美味しそうな「つけ麺」がよぎってしまいますが、アルファベットの「TSUKEMEN」は、クラシックを軸に国内外で活躍するアーティストです!
7月23日(火)に札幌で開催されるコンサート「TSUKEMEN CONCERTキャンドルのぬくもり Supported by アイダ設計」を前に、バイオリンのKENTAさんにインタビューを実施しました!
「TSUKEMEN」の由来は…さだまさし!?
――まずはやはり…「TSUKEMEN」という名前の由来を教えてください。
3人で名前を考えている時に、歌手のさだまさしさん(メンバーTAIRIKさんの父)が
「お前ら…イケメンってほどじゃないから『つけ麺』くらいがちょうどいいんじゃないか?」
と、通りがかりに言いまして笑
最初は「え~」って思ったんですが、よく見るとTAIRIKの「T」、SUGURU(ピアノ)の「SU」、KENTAの「KE」、全員男の「MEN」が組み合わさっているんですよ。
カッコつけすぎた名前も、と思っていたのでそのまま採用となりました。
――さだまさしさんも喜んだのでは?
ご報告したら「そんな適当な名前やめた方がいい」って自分が言ったことも忘れて、注意されました笑
「TSUKEMEN」が奏でるのは…「クラシックを超えたクラシック」
――演奏する曲はクラシックを軸にしながら、ジャンルレスな音楽ですね。
クラシックも映画音楽も、ジャズもやるし、なんならテイストを一曲に混ぜてしまう。三人が面白いと思ったものはどんどん取り入れていきます。
音楽の楽しみ方ってたくさん種類があるので、気負わずライトな気持ちで音楽に触れてほしいと思って日々演奏しています。
クラシックばかりだと少し緊張するかもですが、僕らのステージはエンタメ性が高い。
お子様から高齢の皆様まで、幅広く僕らの音楽を楽しんでほしいですね。
――KENTAさんはそもそもなぜバイオリンを?
両親が地元のアマチュアオーケストラに所属していて。気づいたらバイオリンを習っていましたね。
子供のころは周りよりゲームとかも買ってもらえないし…正直ずっと「やめたいなあ」と思っていました笑
――それでも続けたのには何か理由が?
音楽の授業が一般教科より多いので、普通の大学に行くのが難しいと気づいてしまって。笑
「音楽の道で生きるしかないのかも」
そう気づいてから、バイオリンが主役のクラシックとか、今まで聞かなかったクラシックを改めて聞きまくったんですよ。
最初は好みじゃないから苦痛だったんですけど、聞き続けると「このフレーズいいなあ」とか「このプレイヤーだと感動しない」と、自分が今まで気付いてなかった感性に出会ってしまって。
知らない世界を見せられるプレイってすごいなあと…。
「自分もこんな風に、上手くなりたい」って思って、その気持ちを原動力に続けています。
――とはいえ音楽の道は厳しい世界。メンバーの存在も大きかったのでは?
かなり大きいですね。自分の努力や気概もそうですが、自分の置かれている“環境”ってすごく大事だと思うんです。
支えてくれるマネージャーがいたり、全国各地で関わってくれるスタッフ。ライバルとして切磋琢磨できるメンバーの二人。周囲の人に作ってもらっている環境が自分をここまでにしてくれているはずなので、本当に感謝しかないですね。
――7月23日(火)の札幌公演のみどころは?
タイトルは、「キャンドルのぬくもり」。
ことしは年始に大きな地震があったり、戦争が続いていたりと暗い話題も多い。僕らの音楽がキャンドルの炎のようなぬくもりのある音楽、時間を届けられればと思っています。
しっとりした優しい曲も盛り上がる曲も演奏するので、ぜひ足を運んでほしいです。
【プロフィール】
・KENTA/バイオリン
1984 年 10 月 24 日生まれ 熊本県出身 5 歳からバイオリンを始める。
東京音楽大学卒業
・TSUKEMEN(つけめん)
日本全国のみならず欧米・アジアなど世界で 700 本を超える舞台に立ち50 万人以上の観客を魅了。リリースした CD はクラシック・チャート 1 位を次々と獲得。
ルーツであるクラシックをはじめ、映画音楽・ジャズ・ポップスなど幅広いジャンルの音楽が“時短”や“ミックス”など変幻自在のアレンジで、唯一無二の楽曲に生まれ変わる。
組曲や合唱曲など様々なスタイルのオリジナル曲とともに、予測不能なステージを展開。
【公演情報】TSUKEMEN CONCERTキャンドルのぬくもり Supported by アイダ設計
日時:7月23日(火) 開場 18:00/開演 18:30
会場:カナモトホール(札幌市民ホール)札幌市中央区北1条西1丁目
入場料: 6000円(税込・全席指定)
チケット取扱:
ローソンチケット(Lコード:12627)
チケットぴあ(Pコード:264-157)
道新プレイガイド(TEL:0570-00-3871)
セコマチケット(セコマコード:D24072301)
※セイコーマートでの販売期間は4月19日(金)~7月16日(火)まで
・札幌市民交流プラザチケットセンター
・アソビュー!(電子チケット)
※車椅子席は道新プレイガイドで販売します。一般席から車いす席への変更はできません。
主催:HBC北海道放送 企画制作: 2ndNOTE・さだ企画
ツアー協賛:アイダ設計 後援札幌市・札幌市教育委員会
問い合わせHBC事業部(TEL:011-232-1373 平日10:00~17:00)
HPhttps://www.hbc.co.jp/event/tsukemen2024/
文・取材:HBC事業部・Waka
編集:Sitakke編集部・ナベ子