「パパ審判」恐るるに足らず!侍JAPAN監督/井端弘和が解説する球審の注意点とは!?【少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」】
ルール
野球はスポーツの中でも、ルールがかなり難しい。それだけに、ルールを知っていれば、相手を上回ることができるのです。最低限、覚えておいたほうがいいルールを紹介しましょう。
「パパ審判」恐るるに足らず
少年野球では、「パパコーチ」が交替で審判をすることが多い。少年野球は想定外のプレーが多く起こるので、ジャッジは大変と思うかもしれないが、一番大事なのは「子供のため」だということ。審判4人制が基本なのだから、まず自分の担当の塁だけしっかり見ればいい(縦審=本塁・二塁、横審=一塁・三塁)。神経質になる必要はないので、子供たちと一緒にルールを覚えていくくらいの気楽さで臨むのがいい。
球審の注意点
◦4人審判がいるのだから、まず「本塁ベース」をしっかり見ればいい。(打球のフェア・ファウルやフライは、一・三塁ベースより本塁側は球審がジャッジ)
◦ボール・ストライクを見る。低学年の打者は小柄で、投球は「山なり」なので、高めの球のジャッジには注意。回の表に投げる投手と、裏に投げる投手の実力差が大きいことも多いことを念頭に置く。緊張してボールカウントを忘れてしまう選手が多いので、四球前の「3ボール」や三振前の「2ストライク」のコールは大きな声で。
【出典】『少年野球 デキる選手はやっている「打つ・走る・投げる・守る」』 著:井端弘和