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海外経験ほぼゼロの私が初めて中国に行って衝撃を受けたこと7選

ロケットニュース24

海外旅行にあまり興味がない私(中澤)。基本、家の方が好きなため海外にほぼ行ったことがない。国境越えるのメンドイやん。

でも、今回は中国本土で食べ歩くYouTubeチャンネル『ブッチ旅』で中国に呼ばれた。必要としてくれるならどこでも行きたい。そんなわけで初めて中国に行ってみたら、やっぱりカルチャーショックは受けるものだ。衝撃だったこと7選をお伝えしたい。

【動画】現地の人との触れあいの様子

・衝撃を受けたことその1「キャッシュレス化」

キャッシュレス化が日本の比じゃなかった。鉄道はもちろん、朝市とかに出てる屋台から市場、田舎の店に至るまで全部支払いはAlipayかWeChat。都市から山中の秘境まで色んなところに行って、観光客向けの店から地元民しかいない田舎の屋台まで色んなところで支払いをしたけど人民元を拝むことは終ぞなかった。

それで思ったのは、日本円を人民元に交換するという工程がないって外国人にとってめっちゃ便利ということ。ネット上では閉鎖的な雰囲気がある中国だけど、現地の社会設計の部分ではかなり外国人観光客に門扉が開かれているように感じた。

・衝撃を受けたことその2「監視カメラ」

中国はあちこちに監視カメラが設置されているのだが、北京の街中はまだ分かるとして、山西省の秘境でも普通に監視カメラが設置されていた。日本人としては最初驚いたけど……

よく考えたら私は別に後ろ暗いことがあるわけでもなければ犯罪をしに来たわけでもない。ゆえに見慣れたらむしろ安全なように感じられた。

ちなみに、中国人の知り合いによると、個人や企業が政府にスコアを記録・評価されて管理されており、違反したりして評価が下がってしまうと、Alipayが使えなくなったりして生活が送りにくくなるらしい。

これを「社会信用システム」って言うらしいんだけど、まさかアニメの『PSYCHO-PASS サイコパス』みたいな社会システムが隣の国で実現してるとは思ってもみなかった。

・衝撃を受けたことその3「iPhoneカメラのシャッター音が鳴らない」

日本ではiPhoneを消音モードにしてもカメラのシャッター音だけは鳴る。しかし、中国に入ったらカメラのシャッター音が鳴らなくなった。一瞬故障したのかと思ったけど、実はこれは場所の問題らしい。

同じiPhoneでも、シャッター音を消音できる国に入ったら消えるようになってるんだとか。そんなわけで常に消音モードにしてた私のiPhoneも、電波とかGPSで中国にいることを悟って自動的にシャッター音が鳴らなくなったみたい。機種本体のロック機能的なものかと思っていた。

ちなみに、消音モードでシャッター音が消せない国の方が珍しい。日本と韓国以外は消音できるという事実にも衝撃を受けたのであった。

・衝撃を受けたことその4「トイレ」

普段当たり前になってるだけに、ちょっと違った時の衝撃が大きいのがトイレである。というのも、中国のトイレはほとんどのトイレが便器にトイレットペーパーを流してはいけない仕様になっているのだ。

じゃあ、お尻を吹いた紙はどうするのかと言うと、便器の脇にゴミ箱があるからそこに捨てる。これ、日本人は抵抗を覚える人が多いと思う。抵抗自体にはすぐに慣れたんだけど、日常的に染みついた動作というのを変えるのはなかなか難しい。

習慣で便器に捨ててしまったことが何回もあったので気をつけろ。10日間でトイレットペーパーを流していいトイレに出会ったのはショッピングモールだけ。日本の水回りにありがたみを感じる体験であった。

・衝撃を受けたことその5「シェアサイクル」

中国は自転車のイメージが確かに強かったけれど、シェアサイクルの浸透度には驚いた。日本のシェアサイクルのイメージからは想像できないくらいそこら中の歩道に停まっていてみんな乗ってる。

そして、実際乗ってみたら流行る理由も分かった。その辺に停車してスマホ1つで返却できる極度に気楽なレンタルの形は、言うならば乗り捨て特化型。広い都市を移動するのにめっちゃ便利であり、道の広さがあるからこそ実現できるシステムでもある。日本は自転車を規制する方向になっているだけに、もう1つの自転車の未来を見た気分になった。

・衝撃を受けたことその6「AI情報との違い」

私は喫煙者なので、海外に行くにあたって、念のためその国のタバコルールを調べる。で、こういう外国人に見えにくい現地ルールを調べるのにAIはまさしく適任だ。「便利になったものだなー」とGeminiで北京におけるタバコルールを調べたところ、「厳格」との回答が返ってきた。

ホテルなどでも屋内で喫煙所が設置されていることはなく、屋外の所定の喫煙場所を探して吸うしかないという。空港はともかくホテルにも喫煙所がないのは確かに厳しめかもしれない。屋外の状況は日本と同じように感じるが、ホテルから一掃されるくらいなので喫煙者への風当たりはより強いのかも。気を付けないと。

と思いきや、現地に行ってみたら老人も若い子もそこら中でタバコを吸っている。街中の歩きタバコはもちろん、駅の改札を出たところとか、タクシーのベンチでも普通にタバコを吸ってる人がいた。なんなら、禁煙の貼り紙の下に灰皿が設置されているケースも。

私が衝撃を受けたのは、その喫煙マナーではなくAI情報との温度差。いわゆる本音と建前があるとするなら、AI情報は建前のみで全く芯を捉えてなかった。この本音を認めるのは日本人も苦手な部分だと思うけど、事実として「世界って建前カチカチだけでは回ってないよな」と妙に納得したひと幕だった。

・衝撃を受けたことその7「パリピ」

外交の問題もあって、ネット上の声を見ていると反日の雰囲気が高まっているようにも感じられる現在の中国。石を投げられるまではいかなくとも、日本人に冷たかったりとかはしそうだと思っていたけど、現地で実際に人に会ってみると印象はむしろ逆だった。

話しかけてきた人に日本人であることを告げると「マジかよ!」と会話が盛り上がる人が続出。『ブッチ旅』のディレクターの北斗さんが中国語が話せたのも大きいと思うけど、逆に言うと言葉が通じれば「袖振り合うも他生の縁」という感じで助けてくれる人も多かった。

カメラで撮影していると人が集まってきてお祭りみたいになるケースもあり、基本外国人とかあまり関係なくブチ上がれる人が多い。思ってたよりパリピだった中国人。行く前と現地での印象のギャップに、結局は中国か日本かではなく人と人であるということを強く意識させられたのだった。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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