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季節限定で“アートなかき氷”を提供!「シーネリーバトー」オープン 12月からは絵画教室を予定【北九州市小倉南区】

北九州ノコト

(アイキャッチ画像:「Berry Snow Dance」)

北九州市小倉南区志徳に8月1日、「Scenery_Bateau(シーネリーバトー)」がオープンしました。

「Scenery_gallery cafe」の2号店で、夏季はかき氷店として営業し、シーズン終了後は大人向けの絵画教室として活用予定。かき氷だけでなく、空間やアートも楽しめるのが特徴のお店です。

南フランスの街並みをイメージした店内

店内は、南フランスの街並みを思わせる、落ち着いた雰囲気。壁や床にも独特の風合いがあり、かき氷を味わいながら空間そのものも楽しめそうです。

「Scenery_Bateau」の構想から完成までは約1年。空間全体のデザインから壁や床、装飾まで、店主自ら試行錯誤しながら内装をつくり上げたといいます。

昨年、実際に南フランスを訪れ、プロヴァンス地方のアルルやアヴィニョン、コート・ダジュールのニースなどを巡ったという店主。現地の街並みや建築、壁の質感、色彩、光の入り方など、実際に見て感じたものをそのまま再現するのではなく、店主なりの空間に落とし込んでいったそうです。

長い年月を重ねたような“壁”

中でもこだわったのが「壁」だといい、均一で整った壁ではなく長い年月を重ねたような表情を出すため、何枚もの試作板をつくり、凹凸や模様、色の重なり方を何度も調整。一面一面を手作業で仕上げています。

床も表面を全面削るところから始め、約2週間かけて作業。その後、何度も塗装を重ねたのだそうです。

家具や照明も空間に合うものを国内外から探索。テーブルの脚はイメージに合うものが国内では見つからなかったため、トルコから取り寄せたといいます。

時間帯や光の入り方によって表情が変わるため、かき氷と一緒に空間にも注目してみたいですね。

最後の一口までおいしい<こだわりのかき氷>

店主によると、同店でかき氷を始めた理由の一つは、夏という季節に、この空間だからこそ過ごせる特別な時間をつくりたかったから。

かき氷は、氷の削り方や食感、果物、ソース、アイス、エスプーマなど、組み合わせによって味や見た目を変えられる食べ物。色や形、質感まで含めて一皿の中で表現できることから、かき氷を「料理であると同時に、一つの作品をつくることにも近い」と考えているそうです。

また、提供するかき氷の量や大きさでインパクトを出すのではなく、「最後のひと口まで美味しく、心地よく食べられる一皿」であることを大切にしています。これも、店主自身や店主のお母さんの体験が基になっているそうです。

今回は、素材の選び方や味の組み合わせ、氷とのバランス、口当たり、盛り付け、色彩まで何度も試作を重ね、量ではなく質で記憶に残るかき氷を目指す店主のおすすめ3つを紹介します。

「夜空のクリームソーダ」をオマージュした<Blue Snow Crystal>

Scenery_gallery cafeで人気の「夜空のクリームソーダ」をオマージュした「Blue Snow Crystal」。

バタフライピーの幻想的な色合いとバニラアイスを組み合わせ、Sceneryを象徴する一杯をかき氷として表現しています。

単にクリームソーダの味を再現するのではなく、「夜空のクリームソーダ」が持つ世界観を一皿のデザートとして再構成したメニューです。

食べ進める中で味わいが変化する<Berry Snow Dance>

「Berry Snow Dance」は、まろやかなミルク氷とイチゴソースを組み合わせた一杯。

ミルクの優しい味わいとイチゴの甘酸っぱさが少しずつ混ざり合い、食べ進める中で味わいが変化するよう仕立てています。

白と赤のコントラストなど、味だけでなく見た目も楽しめる一皿。現在も新しいかき氷を構想しており、黒ごまやイチジクなど、季節の素材やBateauの空間に合う食材を使ったメニューも考えているそうです。

和の味わい味わえる一杯<Black Snow Seeds>

新たに登場する「Black Snow Seeds」は、ふわりとなめらかなエスプーマに自家製の黒ごまソースを重ね、黒豆を添えた一杯。

氷の中には老舗製餡所のあんこと自家製の白玉が隠れています。

香ばしく濃厚な黒ごまと、あんこのやさしい甘さ、白玉のもちっとした食感が重なり、和の味わいを楽しめるかき氷です。

なお、より良い一皿を目指して日々改良を重ねているといい、写真と実際の提供時では盛り付けや内容が一部異なる場合があるそうです。

かき氷シーズンの後は絵画教室へ

同店は、夏季以外の季節には絵画教室をはじめとしたアートの場として活用していく予定。12月頃のスタートを目標に、デッサンや水彩、アクリル、油彩など、幅広い表現に触れられる教室を開く構想です。

現在、Sceneryでは未就学児から高校生まで約60人が絵画教室に通っており、かき氷のシーズン終了後には、Bateauの空間を活用した大人向けの常設絵画教室を新たに開講する方向で準備を進めているのだそう。

絵画教室で大切にしているのは、単に絵を上手に描けるようになることだけではないといい、店主は「これを表現したいけれど、どうすればいいか分からない」というときに、画材や描き方を一緒に考える──「先生というよりも『副操縦士』のような存在でありたい」と話します。

年齢や経験に関係なく、それぞれが自分の感性と向き合い、表現を楽しめる場所を目指しているそうです。

かき氷の提供は気候や仕入れ状況で判断 来年夏も提供予定

今シーズンのかき氷は、現時点では明確な終了日を設けておらず、気候や仕入れ状況などを見ながら営業する予定。来年の夏も、かき氷を提供する予定です。

季節によって表情や役割が変化していく「Scenery_Bateau」。かき氷を味わう時間とともに、こだわりの空間にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

詳細は、Sceneryのインスタグラムで確認できます。

■店名/Scenery_Bateau(シーネリーバトー)
■住所/北九州市小倉南区志徳2-5-20
■営業時間/Instagramで案内
■定休日/木曜日
■駐車場/3台あり(徒歩圏内のコインパーキングあり)※路上駐車はご遠慮ください。

※2026年9月9日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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