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戸畑で大正8年から続く「朝日湯」で昔ながらの銭湯を満喫

北九州ノコト

「朝日湯」外観

北九州市内で最も面積が狭い戸畑区。まちの歴史は古く、奈良時代の万葉集の中で「飛幡(とばた)」の名で登場しており、長い歴史を有しています。毎年夏に行われる「戸畑祇園大山笠」は200年以上もの歴史があり、福岡県“夏の三大祭り”として市民に親しまれています。

また、同区には、国指定重要文化財の「旧松本家住宅」や映画のロケ地としても度々登場する「北九州市立美術館」など、まちのシンボル的存在の建築物もあり、観光スポットとして県内外から訪れる人も多くいます。

常連客に愛される歴史ある銭湯

さまざまな文化が生まれ育まれてきた戸畑には、まだまだ発掘されていない多彩な魅力がつまっているように感じます。

近年では新しいマンションが次から次へと建設されたり、道路がきれいに舗装され道幅が広くなったりと街の様子が徐々に変わってきている中でも、一歩住宅街に足を踏み入れると昔ながらの街並みや建物が残っているところもあります。

銭湯「朝日湯」もその一つ。1919(大正8)年に創業したという同店は、100年以上もの間、市民の疲れを癒してきました。

施設内にある木札式の下駄箱や十円玉を入れて動くマッサージチェアはどれも年季が入っていて、その歴史を感じることができます。

脱衣所の棚に目をやるとそこには石鹸や洗面器などの入浴セットが並んでいますが、どう見ても現在その場にいる客数と合っていません。番台に座る女将に聞いてみると、どうやら常連客が置いているとのこと。その数を見ると、ここが多くの人たちに愛されている場所だということがわかります。

番台の女将との会話や風呂上がりのコーヒー牛乳など、銭湯の醍醐味を堪能

また、番台のすぐそばに設置されている冷蔵庫にはラムネや牛乳などが販売されていたので、風呂上がりと言えばお決まりのコーヒー牛乳を購入。ググッと飲み干し、扇風機の風にあたりながら最近の出来事について女将と軽く会話を交わし、銭湯ならではの醍醐味を堪能。そんな懐かしい風景がここでは常連客たちの日常になっているようです。

このようなあじわいのある街の施設やその中で醸成されているコミュニティがこれからも末長く残っていくことを願いながら、朝日湯を後にしたのでした。

■住所/北九州市戸畑区千防3-10-5
■営業時間/16:00〜22:30
■店休日/日曜

※2021年9月23日現在の情報です

(北九州ノコト編集部)

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