世界で流行中のスポーツ「ピックルボール」 東広島でも人気じわり
アメリカを中心に流行しているスポーツ「ピックルボール」。東広島でも体験会や教室が開かれたり、サークルが発足したりと注目されている。
ピックルボールは、バドミントンと同じ広さのコートで、卓球のラケットに似たパドルとプラスチック製の穴あきボールを使ってプレーする。テニス・卓球・バドミントンの要素を掛け合わせたようなスポーツで、少し練習すればすぐにラリーができるようになり楽しめる点が人気の理由。
東広島市教育文化振興事業団は、その楽しさを知ってもらおうと、3月23日には親子体験会を開催したほか、4月18日にはピックルボールの教室を開講した。
体験会には親子ら24人が参加。元全米チャンピオンでピックルボールの普及活動に取り組んでいるダニエル・ムーアさん(長野県在住)を講師に招いた。ダニエルさんがパドルの持ち方やボールの扱い方、サーブの仕方などを分かりやすく説明。参加者は徐々に感覚をつかんでいき、すぐにラリーも続くようになった。1時間後、ダブルスで試合を始め、得点が決まると親子で喜び合っていた。体験会に参加した大坂幸見さん(同市八本町東)は「ボールが軽くて安全にプレーでき、今後流行りそうなスポーツ」と笑顔で話していた。
黒瀬B&G海洋センター体育館で行われている教室には24人の応募があり、抽選で決まった14人が受講している。教室の講師を務める日本ピックルボール協会公認スタートコーチの平岡康治さんは「ジュニアからシニアまで楽しめる生涯スポーツ。初心者でも少し練習すればすぐにプレーできるようになります」と話していた。
また、平岡さんは今年1月にサークル「ピックルひがしひろしま」を立ち上げた。現在46人が入会。ピックルボールを楽しむ人がじわじわと増えている。
ピックルボール教室の詳細は、東広島市教育文化振興事業団スポーツ健康課0823(82)7075まで。
プレスネット編集部