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高橋惠子と“原稿”永田崇人・小林亮太が寄り添う 新納慎也・初演出ミュージカル『HOPE』ビジュアルが解禁

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ミュージカル『HOPE』

2021年10月1日(金)~17日(日)下北沢・本多劇場で上演されるミュージカル『HOPE』のビジュアル2種が解禁となった。高橋惠子演じる、数奇な運命を辿るHOPEと、彼女が守り続けている原稿の擬人化である永田崇人・小林亮太が演じる「K」が寄り添い、二人の親密さが伺えるビジュアルとなっている。

ミュージカル『HOPE』は、著名作家の遺稿の所有権をめぐって長きにわたり実際にイスラエルで起こった裁判をモチーフに描いた法廷劇。韓国芸術総合学校の卒業制作として2017年に誕生し、その完成度の高さから、2019年に韓国で初演を迎え、翌年すぐに再演されるなど、韓国での注目度が非常に高く、今回は日本版として初めて上演。モノへの執着や、そのものの価値、贈り物の定義、所有権の有無といった、物が溢れているこの時代だからこそこの命題に取り組んだ作品となる。

主人公のHOPEは、女優デビューから51年目にして初ミュージカル主演に挑む高橋惠子。共演に、永田崇人・小林亮太(K役/Wキャスト)、清水くるみ(過去のHOPE役)、白羽ゆり(マリー役)、中山昇、縄田晋、染谷洸太、木暮真一郎、そして上山竜治(カデル役)、大沢健(ベルト役)と、歌唱力も演技力も兼ね備えた個性豊かなキャストが顔を揃えた。また、日本初演版を演出は、本作が演出家デビューであり、更に上演台本・訳詞にも取り組む新納慎也が担う。

ミュージカル『HOPE』

ミュージカル『HOPE』

STORY

長きにわたったイスラエル図書館とエヴァ・ホープの最後の裁判が行われる日。年老いた<狂った女>ホープは初めて長年自分が守ってきた原稿を裁判に持っていく。その原稿そのものが自分自身だ、と主張するホープに対して、裁判官や弁護士たちはその原稿の所有権について説明をはじめる。

ベストセラー作家だったベルトは、何にも属さない絶望を描くユダヤ人のヨーゼフ・クラインの才能に憧れ、原稿を焼くように言い残し死亡したヨーゼフの才能を守るために彼の原稿をそっと保管する。

第二次世界大戦で戦禍が激しくなる中、ベルトはマリーに、再び会える日まで持っていて欲しいとクラインの原稿を託す。マリーは逃げ延びる真っただ中でもベルトとの約束を守る為に原稿に執着し生きるようになり、マリーの娘ホープは原稿しか目に入らない母を横目でみながら戦禍を生き抜こうとする。誰にも関心を持ってもらえずそれでももがいていた中で、カデルに出会い恋に落ちるが、裏切られてしまう。

母を捨て長く彷徨い中年となったホープは再び母がいた場所へと戻り、再び自身の人生を苦しめてきた原稿を手にする。

ホープにとって原稿とは一体何だったのであろうかー。

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