累計580万部「鬼の花嫁」実写化決定 永瀬廉&吉川愛がW主演
スターツ出版の人気シリーズ「鬼の花嫁」が、永瀬廉さんと吉川愛さんのW主演で実写映画化されることが12月3日に発表されました。公開日は2026年3月27日の予定です。
原作はシリーズ累計580万部を突破し、コミックシーモア年間ランキング2年連続1位、電子コミック大賞2023の大賞受賞など、多くの読者に支持されてきた作品です。
物語の舞台は、あやかしと人間が共存する世界。鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜と、家族に疎まれ育った女子大生・東雲柚子の恋を描きます。あやかしにとって花嫁は唯一無二の存在で、一度見初めれば生涯変わらないという設定の中、玲夜と柚子は互いに孤独を癒やし合いながら惹かれ合っていきます。
玲夜役の永瀬廉さんにとって、本格ラブストーリーでの主演は初。これまでNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」やドラマ「ラストマン」などで俳優としての評価を高めてきました。今回の撮影については「玲夜の柚子に対するちょっと重めの愛の塩梅など、池田監督と探りながら日々撮影に臨んでいました」とコメントしています。
柚子役の吉川愛さんは、子役時代から多彩な役を演じてきた実力派。日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞歴もあり、自身が演じた柚子について「柚子ちゃんは悲しい境遇を持ちながらも家族思いで芯の強い部分も併せ持つ子なので、その両面を監督と丁寧に話し合いながら演じていました」と語りました。
監督は「大豆田とわ子と三人の元夫」などで注目される池田千尋さん。主演2人の真摯な姿勢に支えられた撮影だったと振り返っています。
原作者クレハさんは「さらに多くの方に知っていただける機会をいただき感謝の言葉もありません」、コミカライズ担当の富樫じゅんさんも「素晴らしい機会をいただき、これまでこの作品を支えてくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます」と、実写化への喜びをコメントしています。
映画「鬼の花嫁」の続報は、公式サイトやSNSで順次公開される予定です。
(c)2026「鬼の花嫁」製作委員会
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025120402.html