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春イカ狙いティップランエギング釣行で4人でアオリ24杯キャッチ【神奈川】

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鈴清丸のティップランエギングで釣れたイカ(提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)

今回、私たちは4人でティップランエギングに挑戦しました。その中には、マルイカも含まれており、合計で24杯ものイカを釣り上げることに成功。今回はその釣行の模様をお伝えします。

松輪でティップランエギング釣行

今回、私は初めて松輪港にある鈴清丸に乗船しました。鈴清丸は、神奈川県にある三浦半島の松輪関口港から出船している遊漁船です。

松輪という名前を聞いただけで、有名な松輪サバが水揚げされる場所であることに少し興奮。ぜひ、そのサバを味わってみたいと思いました。

鈴清丸では、マルイカ、アオリイカ、ベニアコウ、アマダイ、カワハギがターゲット。時期によってはマグロを狙うこともあるそうです。船長は3代目で、若々しく大変親切な方でした。

鈴清丸(提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)

使用したタックル

ロッド: Daiwa エメラルダスair 511
リール: Daiwa 月下美人 X LT2000S-P
スプール: SLP LT2000S
ライン: Daiwa エメラルダス Durasensor 4Braid
リーダー: Duel エギングCN 2.5号
エギ: ダートマックス TR30G-BK
シンカー: ヤマシタ 20g

大型の本命をキャッチ

水深はだいたい20m前後を狙う感じで、船長は、底まで落とした後、秋のように激しく誘うのではなく、2、3回丁寧にシャクってステイさせることが重要だとおっしゃっていました。

一度アタリがあってからすぐに再び落とし、前回よりシャクリを1回減らすと、再びイカが食いつくことがあるそうです。私もそのアドバイスに従い、大型のイカを釣り上げることができました。

大型の本命を手中(提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)

また、月の出の時間も非常に重要で、この日は11時30分前後が集中する時間帯でした。その時間には大型が多く釣れました。

使用したエギについて

私が乗船した日は、その日の潮の流れや風の強さに応じて、15gから25gのエギを使用。東京湾は潮が早いため、重いシンカーを持っておくと良いと感じました。現在はアオリイカのキロアップも狙えますが、マルイカの弁慶サイズも多く釣れていました。

まるで新島にいるアカイカサイズが混じっているかのようでした。引きも強く、アオリイカかマルイカか判別がつかないほどでした。また、根掛かりもあるため、予備のエギを持っておくことをおすすめします。

船長によると、春イカにおすすめのエギは、シルエットがぼんやりしているものが良いそうです。色については、紫色系が適しているとのことでした。

ティップランエギングで重要なテクニック

同乗したエキスパートから、ティップランエギングの基本について貴重なアドバイスをいただきました。これは非常に重要な点だそうです。

それは、シャクリ上げた際にラインスラックを取ること。シャクリ上げた後には、避けられないラインスラックが発生します。このスラックをどのようにして回避するかが重要です。

エギを水中に落とすイメージを持ちつつ行うと良いとのことです。エギが沈んで頭が下がると、イカがエギに違和感を覚えて近づきにくくなりますが、エギが上昇すると、イカはそれを追いかける傾向があるそうです。

この一点を意識するだけで、釣果は格段に向上するでしょう。私も今後はこの点を意識して取り組みたいと思います。

釣ったイカは美味しく調理

今回のイカ料理のおすすめは、胡麻油と鷹の爪で炒めたイカとネギの組み合わせです。これだけで絶品のおつまみになります。

おつまみにぴったり(提供:TSURINEWSライター・岸本真彦)

今回が初めての松輪鈴清丸での乗船であり、ティップランエギングに挑戦するのは2回目でしたが、船長は非常に丁寧に指導してくださいました。春のイカ釣りは好調で、この日は私たち4人でマルイカを含む24杯のイカを釣り上げることができました。

<岸本真彦/TSURINEWSライター>

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