「それぞれのキャラクターの進む道を見守っていただけたら幸いです」——『【推しの子】第3期』第一話先行上映会舞台挨拶レポート|大塚剛央さん、伊駒ゆりえさん、潘めぐみさん、石見舞菜香さん、大久保瑠美さんが語る作品への“愛”
2026年1月14日(水)より『【推しの子】第3期』が放送開始!
本放送に先駆け、2025年12月28日(日)に、TVアニメ『【推しの子】第3期』第一話先行上映会&舞台挨拶が丸の内ピカデリーにて開催されました。
全国の映画館でも同時生中継された本イベントには、大塚剛央さん(アクア役)、伊駒ゆりえさん(ルビー役)、潘めぐみさん(有馬かな役)、石見舞菜香さん(黒川あかね役)、大久保瑠美さん(MEMちょ役)が登壇。舞台挨拶では、上映された第二十五話を軸に、第3期の見どころやキャラクターの心情についてトークが展開されました。
B小町の新曲レコーディングやアフレコ現場のエピソードなど、ここでしか聞けない裏話も飛び出した舞台挨拶。本稿では『【推しの子】』への愛があふれたイベントの模様をレポートでお届けします。
【写真】『【推しの子】第3期』第一話先行上映会舞台挨拶レポート
「色々な意味で“選択の時”」──気になる第3期1話の内容とは?
TVアニメ『【推しの子】』第二十五話(第3期第1話)の上映後、MCを務める松澤ネキさんの呼び込みを受けキャスト陣が登壇し、舞台挨拶がスタート。大久保さんが「こんメム~」とコール&レスポンスを求めると、集結したファンも元気に「こんメム~!」と返します。『【推しの子】』ならではのご挨拶で、会場の空気は一気に華やかなものになりました。
上映されたばかりの第25話について感想を求められた伊駒さんは、時の流れを強く感じたと語りつつ「ここに辿り着くまでに色々な出来事がありましたが、第3期が始まって、より多くのことが起きる予感がします」と語り、第3期で描かれるルビーの新たな一面に期待を寄せました。
また、正式に恋人として付き合い始めたアクアとあかねの関係について、石見さんは、等身大のお付き合いをしている描写が新鮮に感じたとコメント。大塚さんも第2期を振り返りながら、二人の関係が少しずつ前に進んでいる感じがする、と語りました。
一方で、自身の立ち位置や将来、さらにはアクアへの想いなど、様々な葛藤を抱えているのが有馬かな。演じる潘さんは「(かなにとって)色々な意味で“選択の時”」と分析し、石見さんも「(あかねとかなの)表情が対照的でした」と、印象的なシーンに触れました。
第二十五話でB小町の新曲が披露されたことについて、伊駒さんは、第3期になって(歌の)表現が増えてきていると語り「1期・2期をさらに超えようという気概を感じながらレコーディングさせていただきました」と制作時を振り返ります。
ここで、第3期オープニング主題歌「TEST ME」を担当する、ちゃんみなさんからのメッセージ動画とメインPV第2弾、そして『【推しの子】第3期』「中堅編」のキービジュアルが解禁。物語のさらなる加速を予感させる新情報に、会場の期待感は一層高まっていました。
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「加瀬さんが剛央くんのことを好きすぎる!」
続いて、第3期の内容をより深掘りするトークコーナーへ。アフレコ現場の様子を問われた伊駒さんは、ヘビーな物語とはまた違い(アフレコ現場は)和気あいあいとしている、と収録時の雰囲気を明かします。
さらに大塚さんが「五反田(泰志)監督を演じる加瀬(康之)さんが、毎回僕の隣に座ってきて」というエピソードを披露すると、それを受けて潘さんが「加瀬さんが剛央くんのことを好きすぎる!」と畳みかけ、会場は大きな笑いに包まれました。
第二十五話で披露された新曲をはじめ、2026年にはライブツアー「B小町ライブツアー2026 –Beyond the Brilliance Virtual Live -」も予定されているB小町。第1期から数多くの楽曲を歌唱してきたことに触れつつ「積み重ねてきた分、難しい表現も増えてきたなと感じます」と潘さん。彼女たちのスキルや経験値がアップしていくごとに、楽曲もレベルアップしていると、キャラクターの成長によるパフォーマンスの進化を語りました。
続く「第3期を一言で表すと?」というお題では、大久保さんは「いつだってみんなのことを心配してるよ」とMEMちょ役としての想いを吐露。石見さんは「あかねちゃん視点で考えると、“願い”がしっくりきます」と語りました。
潘さんは「光が当たることでできる“影”」と回答。各キャラクターがスポットライトを浴びることでより濃くなった影について「輪郭がはっきりしてくる」あるいは「心の闇」と、二つの意味を示唆しました。
伊駒さんは、何かを理解していく中で何かが解ける瞬間も来る、と語り、第3期を表す一文字に「解」を選択。大塚さんは様々な意味を込めて「再び」と答え、「(その理由は)見ていただければ分かると思います」と、本放送への期待をさらに高めました。
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「3期でしか得られない栄養があります」
イベントの締めくくりには、キャスト陣一人ひとりからファンへ向けたメッセージが送られました。大久保さんは第3期について「非常に面白く、3期でしか得られない栄養があります」と魅力を語ります。
石見さんは「1話たりとも逃さず、それぞれのキャラクターの進む道を見守っていただけたら幸いです」とメッセージを送りました。
潘さんは、物語が終盤に近付くにつれて寂しさを感じていたことを明かしつつ「どうやらまだまだ終わらないみたいです!」と笑顔でコメント。「引き続き『【推しの子】』の応援をよろしくお願いします」と、会場に呼びかけました。
伊駒さんは1期・2期を振り返りながら、「愛情と熱意をもって作られている作品だと思いますし、それを上回るほどのみなさんからの愛を受け取っている作品だと感じています」と感謝を伝え「(第3期を)皆さんにお届けできる日が来たことがすごく嬉しいです!」と笑顔を浮かべます。
最後に大塚さんは「気づけばもう第3期。ここまでの積み重ねや、みなさんからの愛と我々制作陣の愛が爆発して、色んな方に『【推しの子】』の世界が届いているのがとても嬉しいです」と語り「これからも末永く応援していただけたら嬉しいなと思っております。楽しみにしていてください」と舞台挨拶を締めくくりました。
トークショー後のフォトセッションには、着ぐるみのルビー・かな・MEMちょが登場。キャスト陣は着ぐるみ姿のルビー・かな・MEMちょと和やかに交流しながら撮影に臨み、最後は大塚さんの挨拶とともに、盛大な拍手の中で『【推しの子】第3期』舞台挨拶は幕を閉じました。
【取材:柴山夕日 撮影:胃の上心臓】