市内飲料販売会社 「サウナ文化を広めたい」 ショールーム開設「目指すは健康寿命延伸」
飲料販売をする株式会社ナショナルトータルビバレッジ(山口弘一代表取締役/寸沢嵐)は11月30日、同社敷地内にサウナのショールームをオープンした。同社はサウナ専用ドリンク「ととのった」を製造・販売している。サウナ愛好家でもある山口社長が「サウナ好きを増やし、サウナ文化をもっと広めていきたい」という思いから、今回のショールーム開設に至った。
国民の幸福度ランキングで7年連続1位を誇るフィンランドの話題に触れ、「サウナの聖地でもある。サウナに入るには健康でないといけない。サウナ文化を全国に広め、国民全体の健康寿命が延びれば、日本の幸福度はもっと上がり、より日本が豊かな国になる」と未来図を描く。「サウナの魅力を知ってもらい、より身近に感じてもらえたら」と今回のオープンに思いを寄せる。
3台を展示
ショールームではフィンランド発でサウナヒーターの世界シェア1位を誇るHARVIA(ハルビア)のサウナを展示。異なる種類の電気サウナ2台、薪サウナ1台、ホットタブ(アウトドア薪風呂)、電気ストーブなどを設置した。山口社長のお勧めは薪サウナで、「ロウリュを浴びて蒸気でしっかり入れるサウナ。マイルドで長く入っていられるのが特徴。汗の出方がとても良い」と太鼓判を押す。ショールーム全体のコンセプトにもこだわり、黒を基調としたモダンな雰囲気の中で極上の癒しを提供してくれる場所に仕上がっている。
平日は随時見学可能で、体験は同社のウェブサイトからの予約制となる。体験は購入希望者に限る。早くもサウナ導入を検討している業者などから問い合わせが入っているという。「特にホテルオーナーやキャンプ場、グランピング場などサウナを導入している方に興味を持ってもらえたらうれしい。もちろん個人の方でも大丈夫です」と話す。「『キャンプするなら相模原』の機運も高められたら」と地元の活性化にも期待する。
問い合わせは同社【電話】042・685・1196。