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1人目の妊活に3年!2人目の妊活はたったの3ヶ月!家族計画って難しい…

たまひよONLINE

4歳娘・2歳息子の子育てに奮闘しながら、フリーランスで仕事をしているママライターのTomomiです。私が第1子を妊娠・出産したのは、結婚から3年後の30歳。その後、第2子を出産したのは33歳の時でした。
一見すると年齢的にも、出産の間隔的にもスムーズにいったように見えますが、実は計画通りには進まず、落ち込んだり驚いたりと苦労もありました。そんな、人は知らない裏事情、“我が家の家族計画”を赤裸々にご紹介します。

欲張り20年計画!そして気づいた“親になる事“


私がそろそろ子どもを持ちたいと思ったのは、自身の結婚と姪っ子の誕生から半年ほど経った頃でした。姪っ子があまりにもかわいく、我が子をもちたいという希望を抱きました。そのため予定していた「過酷な世界一周」の夢を諦めると決意し、夫婦で家族計画を話し合いました。

結婚当初、漠然と描いていたのは“子どもは2人か3人”、“女の子は必ず欲しい”、“男の子が生まれたら野球少年にする”など、非現実的な妄想ばかりでした。

「いざ、家族計画を」と考え始め、“20年計画表”を作ってみたりしましたが、その頃の私は、まだ子どもを持つ責任の重さや大変さをあまり理解しておらず、あれもこれもと楽しい希望ばかりを語り、今考えたら絶対に実現不可能な無謀な家族計画でした…。

想定外!3年かかった長女、3ヶ月で授かった長男


第1子の妊娠は、計画通りどころか、私の想像を超えることの連続でした。妊活を始めるもなかなか授かることができず、流産、不妊治療を経て、ようやく授かった娘でした。

さらに、逆子で臍帯巻絡だったため帝王切開での出産となり、最後まで不安の連続でした。この第1子での帝王切開は、後に2人目出産計画にも大きな影響を及ぼしました。

そして、第2子の妊娠計画を立てようと思い始めたのは、娘が1歳半の頃で、「幼稚園に入園する3歳頃に産めたらいいな」と長期戦を見越して夫婦で話し合っていました。

しかし3年近くかかった娘の時とは違い、たったの3ヶ月で妊活成功となり嬉しい想定外でした。結果、娘が2歳半で息子が生まれ、2人育児という面では第2子誕生のタイミングが少々早すぎたことを実感しました。

まだまだ甘えたい盛りの娘の心のケアと息子のお世話でてんてこ舞いとなり、改めて妊娠計画の難しさを知る事となりました。

高齢出産!トラウマ!3人目への大きな壁に悩む毎日


現在、子ども達は4歳と2歳で、幼稚園と保育園に通いながら日々社会生活を学んでいます。私自身は約5年ぶりに社会復帰を果たし、在宅という形ではあるものの、社会に属せる充実感も感じています。

このまま4人家族で、日々の暮らしを楽しむ事がベストではないかと考える反面、本音ではあともう1人、娘に姉妹を作ってあげたいという気持ちもあります。

双子の姉妹で育った私にとって、大人になってからの、特に子どもを産んでからの姉妹関係を特別に感じ、子育ての相談をし合い、お互いの子ども達を交流させることの意義を強く感じているからだと思います。

しかし、現実はなかなか難しく、まもなく36歳になる高齢出産のリスク、2人目出産時に患った産後パニック障害の再発への恐怖、帝王切開手術によるトラウマなど、3人目に踏み出せない要素がたくさんです。もちろん金銭的な不安も大きな要因です。

もしもこれらの不安要素が現実となった時、今ある幸せが崩れてしまう事が恐怖となり、その先に待っている幸せな時間を掴みに行けないでいます。

第1子の娘を妊娠37週6日、体重2780g・身長47cmで出産し、その2年半後に、妊娠37週3日、体重2812g・身長52cmの息子を出産。どちらも家族会議で相談していた希望の時期に出産することは叶いませんでした。当初は妊活したらすぐに授かると思っていたのも大きな誤算で、無謀な家族計画は1年目にしてすでに計画が崩れ、徐々に諦める事に。一番大切なものは何かを見つめなおし、人生とは欲張らずに取捨選択をしていく事だと学び始めた20代後半となりました。命を繋ぐ事の大変さ、家族計画の難しさを実感し、様々な想定外を乗り越えて思う事は、元気に生まれて来てくれただけで、私たちを選んで来てくれただけで本当に幸せなのだということです。

[Tomomi*プロフィール]
20歳で日本を飛び出し、オーストラリアで就職。現地で出会った夫を日本に連れ帰り、茶畑に囲まれたのどかな土地で一姫二太郎の育児に奮闘中!趣味の“旅行”“フェス”“アウトドア”に子どもたちと行きたいと妄想しながら、現在は“パン作り”“園児が喜ぶお弁当作り”“手芸”に挑戦中の35歳、在宅ママライター。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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