広島の企業の社員食堂に潜入|驚き価格の絶品ランチに栄養満点ランチも登場!
広島県にある企業の社員食堂事情を調査。
社員の健康を考えた充実のメニューでモチベーションもアップ!?
さらに、食堂だけではない、驚きの福利厚生をご紹介します。
【株式会社キャステム】
広島県福山市にある株式会社キャステム。
主に、精密鋳造部品の製造販売をしている会社です。
キャステムの社員の胃袋を支えているのが、2018年に誕生した「キャステム食堂」。
社員の9割以上が利用しているそうです。
ランチは日替わりのメイン料理に、ごはん、汁物がついた定食スタイル。ハンバーグやオムライスなど毎日飽きないメニューを展開しています。
ごはん、汁物、さらにメイン料理まですべておかわり自由で、料金はなんと190円!※取材時
7月からは250円になるそうですが、それでも驚異的な安さです。
“同じ釜の飯を食べる”というコンセプトから、毎日メニューは1種類ですが、その日のメイン料理が苦手な社員のために、日替わりカレーも用意されています。
定食を食べた後にカレーを食べることも可能。
「量もあるし、おいしい」
「外で食べると1000円くらいかかるのでありがたい」
と社員にも大好評です。
さらに、社内に託児所も完備。
お昼は子どもと一緒に社員食堂でごはんを食べることができます。
こうした福利厚生の充実のかいもあり、社員の定着率は85%に。
就職希望のエントリー数も800人に増えたそうです。
【株式会社ディスコ】
続いてご紹介するのは広島県呉市にある株式会社ディスコの社員食堂「ディスコ食堂」。
毎日800人~1000人が食堂を利用しているそう。
食堂はフードコートのようになっており、3店舗入っています。
それぞれの店舗が3種類ほどの日替わりメニューを提供しています。
値段は300円くらいのものから、スペシャルランチで1000円するものも。
平均で400~500円くらいとお手頃価格で楽しむことができます。
さらに驚いたのが、目の前で料理を作ってくれるライブキッチン。
料理長から認められた人しか焼くことができない、本格的なお好み焼きを目の前で作ってくれます。
福利厚生は社員食堂だけではありません。
会社の屋上が“福利厚生ゾーン”になっており、フットサルコートやソフトボール場、テニスコートに屋内プールまで完備!
休憩時間や仕事終わりなど、リフレッシュのために使えるようになっています。
社員同士が福利厚生施設を使って関係の質を高めることで、良い関係で仕事をしてほしいという想いがあるそう。
社員が安心して生き生きと働くことは、結果的に会社の業績向上にもつながってくるのかもしれません。
広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年6月25日放送)
ライター:神原知里