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『サンダーボルツ*』に『ダイ・ハード』の影響あった ─ 初期脚本の金庫シーン、「より近かった」と監督

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(MCU)映画『サンダーボルツ*』には、ブルース・ウィリス主演の名作アクション映画『ダイ・ハード』(1988)の影響がある。監督のジェイク・シュライアーが、英のインタビューにて明かした。

この記事には、映画『サンダーボルツ*』序盤の内容が含まれています。

(c) 2025 MARVEL

(L-R): John Walker (Wyatt Russell), Ghost (Hannah John-Kamen), and Yelena Belova (Florence Pugh) in Marvel Studios' THUNDERBOLTS*. Photo courtesy of Marvel Studios. © 2024 MARVEL.

シュライアー監督が『ダイ・ハード』の影響を語ったのは、映画の序盤、あるキャラクターたちが金庫の中で対面するシーンだ。彼らは閉じ込められ、協力して外に出るしかなくなる──。

「(脚本家の)エリック・ピアソンが、ブライアン・チャペック(エグゼクティブ・プロデューサー)と物語を考えたとき、オリジナル・バージョンは『ダイ・ハード』的だったと思います。すべてがその金庫の中で起こり、そこから脱出しなければいけない、というような。だから、映画のDNAにはより抑制されたものがあったんです。」

いわく、当初の脚本はキャラクター同士の物語が並行しながら展開するものだったそう。ボブを物語のなかでうまく機能させるというアイデアが出てきたことで、よりチームアップ映画としての側面が強まり、脚本が改稿されていったという。

のちに脚本に加わったのは、シリーズ「BEEF/ビーフ」(2023)のイ・サンジン。その段階から、フローレンス・ピュー演じるエレーナの物語により集中し、「より小さなシーンや内面的な場面、抽象的なアイデアが入ってきて、“これは特別なものになる”という実感が生まれたそうだ。

また、人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジョアンナ・カロもキーパーソンのひとりだ。シュライアー監督は「見事な仕事をしてくれました。チームの関係性や、金庫での関わり方は、彼女の素晴らしい視点があったからこそだと思います」と称えている。

いわば本作は、アクション映画の金字塔を根幹に据えながら、現代の優れたテレビシリーズを手がける才能が独自のツイストを加えた一作なのである。これまでのMCU作品になかった新たな味わいに注目だ。

映画『サンダーボルツ*』は2025年5月2日(金)日本公開。

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