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カブス・鈴木誠也が“185キロ”弾丸1号 チームは12得点大勝、開幕2連敗からの3連勝

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鈴木誠也,Ⓒゲッティイメージズ

2024年・MLB日本人第1号

シカゴ・カブスの鈴木誠也は現地時間2日(日本時間3日)、本拠地でのロッキーズ戦に「2番・右翼」で先発出場。初回に今季1号となる2ランを放つなど、4打数2安打2打点の活躍で12-2の大勝に貢献した。

前日の試合は今永昇太がメジャーデビュー登板で快投。勝利を収め、今季の成績を2勝2敗のタイに戻したカブス。この日は序盤から打線が火を噴く。

まず初回、先頭のニコ・ホーナーが四球を選んで出塁すると、2番の鈴木誠也が2ボールからの147キロを狙いすましてフルスイング。快音残して弾け飛んだ打球はあっという間にセンターやや左に突き刺さった。

『Statcast』のデータでは打球角度16度、打球速度は驚異の115.0マイル(約185キロ)。まさに弾丸ライナーと呼ぶべき一撃は、自身の今季第1号に加えてMLB日本人選手としても2024年第1号弾となった。

チームはその後も2回に1点、3回に3点、4回に1点と毎回得点。5回は無得点に終わるも6回に再び3点、7回に2点を挙げてロッキーズを突き放す。

終わってみれば14安打で12得点。鈴木は7回の第5打席でも安打を放ち、この日は4打数2安打、1四球・1本塁打で2打点。打率を.273に上げた。

カブスはレンジャーズとの開幕3連戦で連敗スタートとなったものの、3戦目で今季初勝利を挙げた勢いのままに本拠地開幕となったロッキーズ戦は2連勝。第3戦を待たずにカード勝ち越しを決め、今季の成績も3勝2敗と勝ち星が先行した。

このロッキーズ戦が終わると、週末はホームでドジャースとの3連戦。鈴木誠也と大谷翔平の“2番対決”はもちろんのこと、山本由伸や今永昇太の先発も予想されているだけに、目が離せない3連戦となりそうだ。

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記事:SPAIA編集部

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