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イモトは理想の新入社員!?「私は理想の上司になりたいのよ!」

TBSラジオ

イモトが、先日の「イッテQ」のアメリカロケを報告。今回のロケ隊は新人ディレクターをはじめ、年下ばかりでイモトが最年長だったという。ロケの撮影がうまくいかなかった際に、最年長イモトが見せたリーダーシップに、若いスタッフ陣の反応は・・・!? 後半はファッションを愛するオジサンたちとイモトのフレンドリーな話。

イモトは理想の新入社員!?「私は理想の上司になりたいのよ!」

イモト:きょうは先日行ってきた「イッテQ」のアメリカロケの話をたっぷりしたいと思います。「珍獣ハンター・イモトのワールドツアーinアメリカ」ですね。アメリカはもう30回くらいは行ってるんじゃないかな。最近は円高の影響なのかアメリカに行く機会が無くて。かなり久々に行った感じですね。

イモト:今回のロケの目的が、221年ぶりに起こるという「素数ゼミの大発生」。ネットニュースにもなってましたけど、1兆匹という素数ゼミが北米、特にシカゴあたりに出てくると。13年ゼミと17年ゼミが一気に出てくる。これを次に見られるのは221年後なのよ。もうムリじゃん! うちの息子も孫もひ孫でもムリよ。玄孫くらいじゃない? だからこれは逃せないということで。セミの大群、地中から出てくる幼虫とか、幼虫が羽化してセミになる瞬間とか。BBCの映像にも勝るような映像を撮ろうと行ってきました。

キャンピングカー生活!

イモト:セミが土から出てくるのって、基本的には夜からなんですよね。だから、今回はホテルを取らずに1台のキャンピングカーを借りて、私、ディレクター、AD、カメラマン、プロデューサー、現地コーディネーターの6人で移動するというロケだったんです。キャンピングカーといってもけっこうなスペースな所に2人で寝ないといけないから(笑)。山小屋みたいな感じになるわけよ。それを交代交代で素数ゼミが穴から出てくる瞬間を、一人ライトを照らしながら待っていて(笑)。で、出てきたらカメラマンを呼ん撮影するという体制でしたね。

シェフ・イモト「若い子がいっぱい食べてくれるのは嬉しい!」

イモト:セミがいつ出てくるかわからないから、食事はスーパーで食材を買って。キャンピングカーの小さなキッチンで料理して。その料理のシーンもロケしたわけよ。円高で、たしかに高かった! スーパーで卵のパックが1000円! 1パックよ! それでも自炊した方が安いから。料理は私ががっつり作ったよ! ナポリタン、サラダ、ステーキを焼いたり。なんか料理は全部私がやってんだけど(笑)。オンエアで1秒も使われてなかったけど(笑)。私は寮母か!っていうくら、みんなの晩ごはんを作って。

イモト:今回のロケ隊は、私以外、全員年下だったのよ。若い子たちがいっぱい食べてくれてね。ナポリタンを若い男の子がガツガツ食べてくれると、こっちも嬉しくてさ(笑)。作っちゃうよね。アメリカっていえば、日本食でもなんでもあるというイメージだったんですけど、食事面では残念っていえば残念でしたね。

難しかったセミの大群の撮影

イモト:放送を見てくれた方はわかるかと思うんですけど、セミが穴から出てくるところや羽化するところは撮れたんです。でも、セミの大群を撮ってカレンダー企画にするというのはなかなか上手くいかなくて。今回はカワサキちゃんという新人ディレクターだったんですけど、連日、2人でどうしようどうしよう、と。なかなかカレンダー写真になるような素敵な写真にはならず。ちっちゃいセミだから。100くらい飛んでいても写真にするとよくわかんないんだよね。

年下スタッフ陣を率いるリーダー・イモトの「引き寄せの法則」!

イモト:今回は現地コーディネーター以外はみんな私より年下なわけ。年齢的にもイッテQ歴でも私が一番先輩なものだから、リーダーたるや背中を見せてチームの士気を上げないと!という思いが強くて。車移動中、セミが撮影できなくて、車内がどよんとするんだけど、私が「みんな、“引き寄せの法則”を知ってるか?」って(笑)。引き寄せというのは、オンエアになるようなセミの大群が撮りたいと思ってる・・・それじゃダメ! 引き寄せられない。もうセミの大群が撮れたという体で生活する!と。

イモト:若いスタッフはみんな、ポカンとして(いや、セミ撮れてないしな、、、)って聞いてたけど。違うんだ、と。これが難しい。撮れたという体で生活をする、と熱弁してね。「私は中学生の時、芸能人に憧れて、スピードのメンバーの一員だと思って生活していたから。そしたら数年後、ちょっとズレたけどテレビに出られている! これが引き寄せ!」って。リーダーとしてどうにか士気を上げなきゃと思って、やってはみたんですけどね。リーダーって難しいもんですね。

最終手段でシカゴ中の木を揺する!

イモト:最終的には、みんなでシカゴ中の木を揺すって(笑)。一軒一軒ピンポンして、その家の木だから(笑)。現地コーディネーターが「Can I~?(揺すっていい?)」って言って(笑)。1軒1軒の木を登って揺すって写真を撮って(笑)。1日中ずっと! 途中で何をやってるんだろうと思って。みんなでどうにか放送にこぎつけようという思いで頑張ったのは良かったですね。リーダーの成果が出たのかもしれないですね。

イモトは“理想の新入社員”でランクイン

イモト:今後も、今回みたいな状況が増えていくわけですよ。「イッテQ」以外の現場でも、自分が年齢を重ねると年下の中で仕事する場面が増えていくわけですから。今後は「理想の上司のトップテン」を目指して頑張りたいですね。今で言えば内村光良さんじゃない? 女性なら天海祐希さんかな。

イモト:恐ろしいのがさ、去年かな、私が35、6歳の時に、“理想の上司”のアンケートに合わせて“理想の新入社員”も取っていて。私、“理想の新入社員”のランキング9位でした(笑)。違う違う、“理想の新入社員”はもういいのよ! 私は“理想の上司”になりたいのよ! あれ、どうにかして! 私、新入社員感が拭いきれないのかな。そろそろ上司になりたいのよ! カメラが回ってないところでも、リーダーになれるように頑張りたいですね。

イモト:でも、ロケの最後、みんなで食事をしている時に、28歳の若いカメラマンで基本的にはおとなしくて普段は喋らない子が、「ぼく、今回のロケ、楽しかったですね」ってボソッと言ってくれたのがめっちゃ嬉しくて! ああ、良かった、と思って。

イモト、アメリカ・シカゴで古着の買い付け!

イモト:ロケの最終日、私は飛行機の時間まで余裕があったので、今ハマっている古着をね、、、(笑)。古着の買い付けって、だいたいがアメリカなのよ。せっかくアメリカにいるから、古着屋さんに行ってみたいなと思っていて。いつか行ってみたいと思っているのが、LAでやっている「ローズボウルのフリーマーケット」。今回はシカゴだったんで、琵琶湖の86倍くらいあるミシガン湖の周りにフリマがあったんですよ。でも遠くて行けなくて。

イモト:アメリカロケに行く前に下北沢の古着店「ムー」に行った時に、店員さんが「明日からシカゴに行くんですよ」「え、私もです!」ということになって。フリマの良い場所を聞いたら、どこにでもあるリサイクルショップ「グッドウィル」を教えてくれて。お宝は見つからないけど、気軽に行けると。泊まっていたホテルから5キロくらいの場所に「グッドウィル」があったので、タクシーに乗って行ってきました。

イモト:「グッドウィル」、面白かったですね! 服以外にも食器なども売っていて。日本でいうハードオフみたいな感じで。お値段も3ドルとか。私が買ったのは7ドルのネルシャツですね。高くてもそれくらい。私の買い方。気になった服を30着くらい腕にかけていって。値段の計算はしないから(笑)。日本だと試着室はすぐ入れるけど、グッドウィルは店員さんからカギを借りて入って。30着くらい試着して、結局3着に絞りました! 7ドルを3着だから21ドル。良い買い物が出来たと思う! これか、買い付けは! 日本への輸送費と多少の付加価値を付けて売る。私、これをやりたい!楽しいだろうなと思った。私、車の運転も好きだからアメリカでレンタカーを借りてアメリカ中を車で回って。楽しそうだなって、夢が膨らみましたね!

「すっぴんしゃん」でお馴染みの古着おじさん・久保浦さん!

イモト:アメリカロケから日本に帰国して、超久々に駒沢公園のフリーマーケットに行ってきまして。久しぶりに、「すっぴんしゃん」リスナーの久保浦さんのところにも行ってきました! もしかしたら1年近く行ってなかったのかも!? 久保浦さんを見つけたら、もうめちゃくちゃ怒られたね(笑)。「なんでこんなに来なかったんだ!」「もう来ないと思ってたよ!」って、久保浦さんが拗ねちゃって(笑)。私がインスタにアメリカの買い付けの写真を載せてたから、「アメリカに買い付けに行って。もう駒沢公園には来ないと思ったよ」って、おじさんが拗ねるのはカンベンしてよと思って(笑)。

イモト:今日、私が履いてるデニム。

イモト:私が駒沢のフリマに前回行った次の月からずっと持ってきていたみたい。ラングラーというデニムブランドの1950年代ものの、デットストックでめちゃくちゃ状態が良い物で。久保浦さんが「これをイモトさんに渡したくて、毎月毎月持ってきてたのに、じぇんじぇん来ないんだもん!」って、おじさんが拗ねちゃって(笑)。ごめんなさい、なかなかタイミングが合わなかったんですよって、何度謝ったことか(笑)。

イモト「目ぼしいのをまず全部くれ!」

イモト:でも、パンツだから試着しないと私は買わないので。フリマだから試着室が無いので、駒沢公園のトイレで試着をするんですよ。そのトイレも遠いわけですよ。ラングラーを試着したらめっちゃピッタリで、これ買います!ってなって。そしたら久保浦さんが「これもいいよ!」って別のデニムを出してきて。それはサイズが合わなかったんですよ。そしたらまた「じゃあ、これはこれは」って・・・1回に出してくれ!! トレイまでの階段を降りて坂を上がってのストロークが長いのよ! 目ぼしいのを1回全部くれ!と思って。マジで、この往復を4回くらい繰り返したんですよ(笑)。

イモト:最後に、久保浦さんが「僕の師匠!」って、もっとおじさんが出てきたの! その師匠が「これもどう?」って。リーバイスの501“ビッグEモデル”という1960年代くらいの期間限定モデルなんですね。みんなが欲しいというデニムですね。試着でまたトイレまで行って(笑)。それもサイズがピッタリだったので買わせてもらって。そしたら今度はお金が無くなっちゃって。フリマは現金だから。でも現金はそんなに持ってなかったので、駒沢公園近くのローソンのATMまで(笑)。けっこうな距離よ。計4着くらい買ったのかな。久保浦さんの古着はほんとに良いですからね。若者にも大盛況でしたよ。

イモト、次は“デニム沼”に!?

イモト:最近、デニムの沼にハマりそうでして。私は古着はファッションとして好きだから。デニムって、ファッションとしたらTシャツ着るくらいかなと思ってたんだけど、草彅剛さんと香取慎吾さんが服について語るYouTubeとか、いろんな人が「BerBerJin」という有名なヴィンテージデニムのお店に行って買っていたり。あの話を聞いていたら面白くて。私、頭の中が男の子だから、なんていうんだろうな・・・デザインもそう、年代がどうのこうのとか聞いてるとどんどん欲しくなってきちゃって。ちょっとヤバいのよ。「BerBerJin」のヴィンテージデニムなんて3桁万円なのよ! だったらハイエース買うよって(笑)。それくらいヴィンテージデニムが高騰してるから。

イモト:100万円のデニム「すっぴんしゃん」の収録に履いて来られる!? もしさ、スタッフが飲み物をこぼしてデニムを汚したら、ブチギレるからね(笑)。まあでもファッションというのは面白いですね。私、アメリカで買った7ドルの服もほんと良いと思うし。ほんとにファッションは値段じゃ無いなと最近思いますね。だから、欲しいと思ったら100万円でも買う可能性があるよ! あぶないよ! 

イモト:さすがに3桁万円のデニムを買うとなったら、この「すっぴんしゃん」か私のYouTubeを引き連れるよ! プライベートでは買う勇気は出ないかも。人に後押しされたら買えるかも。人が高い買い物をするのは楽しいじゃないですか。で、ATMに行って(笑)。

イモト:一つ、女子で良かったメリットは、女子はヴィンテージデニムに興味はないわけですよ。デニムのゴールデンサイズは31が(ウエスト)、33がレングス(股下)なんですけど、そこは需要があるからすごく高くなるんですよ。でも、一度言われたのがイモトさんのサイズは男が履けないから需要が少ないので、ヴィンテージとして同じでも値段としては下がると教えてもらって。

イモト、最近インスタで知りたあったファッションおじさん=金子恵治さん

イモト:やっぱ、私、おじさん好きだな。久保浦さんもそうだし、その周りの人もおじさんだし。この前、インスタで知り合った金子さんという、ファッションブランドをやっているおじさんがいて。業界では有名な方らしいんですけど。金子さんから「今度、展示会をやるので来ませんか?」というお誘いがあったので行って、そこにもファッションが好きなおじさんだらけで。ファッションを愛するおじさん達がすごく熱く語ってくれるわけよ。

イモト:金子さん・・・調べたらすごく有名な方でしたね。金子恵治さんという、ファッション業界では精通されている方で。おじさんって、優しくて物知りじゃない? 知識をひけらかさないし、マウントも取ってこないし。すごく居心地が良くて。

イモト「居心地の良いオバサンを目指す!」

イモト:自分もオバサンになっているんだけど。今回、イッテQで若者たちとアメリカロケに行って、それはそれで楽しくて。それはオジサンたちといる居心地の良さとは違って、年上の私がしっかりしなきゃというのがありますからね。私も年下の子たちに、居心地の良いオバサンだなと思われる行動や声掛けですよね。還元ですよね。私がオジサンたちにしてもらったことを、今度はオバサンとして下の代へ。居心地の良いオバサンを目指そう! 

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