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焼き鳥、燻製、パエリアも。東京北部の酒場密集地帯、赤羽・十条の店4選

さんたつ

赤羽・十条エリアの居酒屋というと大衆酒場のような“せんべろ”の店のイメージが強いけれど、実はジャンルもタイプもさまざまな店がそろっている。ワインとパエリアを味わえるスペインバルから、串焼きや焼鳥、100種ものウイスキーを取りそろえるバーも。さあ、今夜はどの店で飲もうか?

TREVO

魅惑の大盛り料理をワインとともに

魚介類のダシがしっかり染み出た地中海風のパエリアはまさに本場の味わい。

赤羽でスペイン気分に浸れるスペインバル。小皿の一品料理タパスは超立体の盛り付け、アヒージョの具も器にギュッと満杯で、「チマチマしたのは嫌い」というシェフ・舘野真司さんの心意気が伝わる。オーガニックやビオなど、ナチュラル系を中心としたスペイン各地のワインは、ボトルで50種類、グラス14種類と充実している。バレンシア米で作る具だくさんの魚介のパエリア2800円は、ハズせない逸品だ。

シェフの舘野さん。

『TREVO』店舗詳細

TREVO(トレボ)
住所:北区赤羽1-19-3 内藤ビル 1F/営業時間:17:00~23:00/定休日:日/アクセス:JR各線赤羽駅から徒歩3分

エナブ

裏赤羽の深夜の飲みすけ集会所

串焼きはおまかせ5本で700円。モツの鮮度に自信あり。中央はベーコンなどが盛られた燻製プレート盛り合せ1280円。

店主の工藤友也さんは、若い頃から赤羽で飲み歩いており「ずっとバネ(赤羽)で店をやりたくて店を開きました」。朝5時まで営業しており同業者などでにぎわうお店のダブル看板は、串焼きと燻製。A4以上の和牛を使った牛ステーキ串はたたきのようなレア感で、赤身と脂の旨味を味わえる。マヨネーズまで燻製した燻製プレート盛り合せはワインと好相性だ。地下は同名のミュージックバーで、音楽やお笑いライブを開催。

24時から登場する日替わりの深夜食堂メニュー。この日は生姜焼き丼600円。
地元っ子で深夜までにぎわう。

『エナブ』店舗詳細

エナブ
住所:北区赤羽1-31-1/営業時間:17:00~翌5:00/定休日:無/アクセス:地下鉄南北線赤羽岩淵駅から徒歩2分

やきとり まるま

レッチリ鍋でキンミヤをあおれ!

ベースのからし鍋539円に豚バラ肉429円を追加(写真は2人前)。

「フライドポテトが、まじコスパが最高」という帝京大生から、フレンチ出身の店主・田名網久之さんが仕込む牛すじ煮込みが好物というおじさんまで客層は幅広い。彼らの心をつかむのが当日仕入れた生肉のみ扱う焼き鳥だ。とろり甘い白レバーや、ピンポン玉より一回り大きいたたきのうまさに酒が加速する。シメは十条のソウルフード、からし焼きにヒントを得たからし鍋で。唐辛子とニンニクたっぷりの甘辛ツユの中毒性、まじ半端なし!

手前からたたき(軟骨を入りのツクネ) 242円やはらみ176円など。
「ガッツリ食べていかれる方が多い」と焼き台に立つ店主。

『やきとり まるま』店舗詳細

やきとり まるま
住所:東京都北区十条仲原1-4-4 柴田マンション1F/営業時間:17:00~23:30LO(土は22:30LO)/定休日:日/アクセス:JR十条駅から徒歩3分

Albion's Bar

商店街に潜むビターな夜

カウンター16席。

喫茶で15年以上、バーで30年以上。商店街にあるバーとして地元を中心に愛されてきた。穏やかな高木光雄さん、キリッとした所作の智秀さん親子が生み出す空気感は妙に心地よい。二人で作り上げたのが10~3月限定のアイリッシュコーヒー1320円だ。光雄さんがサイフォンで丁寧に淹れた深煎りコーヒーに智秀さんがウイスキーを注ぎ、ホイップクリームで蓋。飲めばクリームの甘さ、樽香、ロースト香が妙味を奏で、喉を通り過ぎていく。

アイリッシュコーヒーと最高級のクリームチーズを使ったエスプレッソチーズケーキ640円。ウイスキーはスコッチを中心に約100種。
十条富士見銀座に立地。

『Albion's Bar』店舗詳細

Albion's Bar(アルビオンズバー)
住所:東京都北区十条仲原2-11-21 /営業時間:18:00~翌2:00/定休日:不定/アクセス:JR十条駅から徒歩5分

構成=フラップネクスト 取材・文=さくらいよしえ、鈴木健太  撮影=丸毛 透、金井塚太郎、大八木宏武

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