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【6月4日~10日は歯と口の健康週間】歯周病と骨粗しょう症の関係

東広島デジタル

※写真はイメージ

 歯周病は、全身の病気に影響することが分かっており、骨粗しょう症とも深く関係しています。歯科での気づきが、骨粗しょう症の早期発見につながるケースもあります。歯と骨の関係を知り、日頃のケアや受診に生かすことが大切です。(編集部)

歯を支える骨も弱くなる

 骨粗しょう症は、骨の密度や質が低下し、転倒などのわずかな衝撃でも骨折しやすくなる病気です。特に高齢者や閉経後の女性に多く、進行しても自覚症状が少ないため、気づかないうちに骨折して初めて分かることもあります。
 歯周病は、歯ぐきの炎症から始まり、進行すると歯を支える骨を溶かす病気です。骨粗しょう症で骨密度が低い状態ではその影響を受けやすく、症状が進みやすいとされています。

歯科で早期発見されることも

 歯科で行うパノラマレントゲンでは、歯だけでなく顎の骨の状態も確認できます。骨の厚みや密度の変化から、骨粗しょう症の可能性に気づくこともあり、歯科受診が早期発見のきっかけになる場合があります。
 また、骨粗しょう症の治療には、骨を強くする薬が使われますが、ごくまれに顎の骨に影響を及ぼす副作用が報告されています。そのため、治療を始める前に、歯科で口の中の健康状態を整えておくことが大切です。
 医科と歯科が連携することで、安全でスムーズな治療につながります。

早めの受診がカギ

 毎日の歯みがきや定期的な歯科検診は、歯周病予防だけでなく骨の健康維持にもつながります。
 よくかんで食べることは顎の骨に適度な刺激を与え、骨の維持にも役立つとされています。さらに「歯ぐきがやせてきた」「歯がぐらつく」といった変化は、体からのサインである可能性もあります。
 骨粗しょう症や歯周病は自覚症状が少ないため、気になることがあれば早めに医療機関に相談することが大切です。歯科と医科の両方の視点で健康を考えることが、将来の骨折予防にもつながります。

東広島では医科と歯科が連携

 東広島市では、地区医師会、歯科医師会が連携し、対象の患者に対応しています。

のだ医院 埜田和之院長

 骨粗しょう症は骨折予防のために治療の継続がとても重要です。薬は効果が高い一方で注意点もあるため、正しく理解し続けることが大切です。歯科でのケアとあわせて行うことで、より安心して治療に取り組める環境が整います。

内藤歯科医院 内藤 良和院長

 口の中の状態は全身の健康と関わっており、日頃のケアがとても大切です。骨粗しょう症の治療を受けている方も、安心して歯科受診を続けてください。違和感がなくても定期健診を受けることが、早期発見と健康維持につながります。

プレスネット編集部

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