ロンブー田村亮さん登場!旧車探しの旅の魅力を語る
カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
今週はロンドンブーツ1号2号の田村亮さん登場!
4年半ぶりの2度目の登場となる今回は、今、熱中している「旧車探しの旅」についてお話いただきました。
旧車探しの旅
現在、田村亮さんのYouTubeでは「旧車探しの旅」の模様が随時アップされています。
これは「若かりし頃に乗りたかったけど乗れなかった車」を探す企画で、1台の旧車に巡り合ってはしばらく乗り、そして乗り換えるという企画です。
短いサイクルでコロコロ旧車を変えることに怒られることもあるそうですが、亮さん曰く「このテンポで変えてるんで、前の車の癖なんかも覚えているので、比較できるのが楽しい」とか。
そんな感じで旧車探しの旅を存分に楽しんでいます。
この旅で亮さんが出会った旧車は、どれも80年代から90年代の日本の自動車文化を彩った車たち。
EP71スターレットターボから始まり、AA33S型カルタスGT-i→ランサーEX GSRターボ→インテグラDA6。
そして今はAW11MR2スーパーチャージャーを愛でています。
EP71スターレットターボ
まさにドッカンターボ時代を象徴する車。
購入動機は若かりし頃、近所の先輩が乗ってたのがきっかけ。
助手席に乗せてもらってドッカンターボを体感した亮さんは、それ時の感動が忘れられず・・・
いずれもう一度、、、と願い、購入に至ったワケです。
実際にドライバーズシートに乗ってステアリングを握り、アクセルを踏んでみたら・・・
まさに期待を裏切らないドッカンぶり。
スムースさのかけらもない乱暴なパフォーマンスに「これぞ求めていたターボ!」と感動。
AA33S型カルタスGT-i
若かりし頃、六甲山で一度だけ見かけたのがこの車。
その時のめっちゃ速い印象が常に亮さんの記憶にこびりついていたそうですが、それ以降、一度も見かけることがなく、常に気になっていた車なんだとか。
ちなみに現存率の低い理由として、人気薄に事故率が高く廃車になった個体が多数とか。
実際にオーナーになった亮さんの感想は「ぺこぺこのボディでめっちゃ軽い。そして高回転のエンジン。これは堪らない一台だった!」
やっぱり期待を裏切らないマシンだったそうです。
ランサーEX GSRターボ
所謂「ランタボ」。
このマシンはインタークーラーがついていない「前期型」とインタークーラー有りの「後期型」とありますが、亮さんが乗っていたのは前期型の後付けインタークーラー付きの個体。
感想は「車体が重たいからターボは効くけどドッカンな感じじゃない。一回沈んで、そっからぐわっと行く感じ」なんだとか。
インテグラDA6
マイケル・J・フォックスの「カッコインテグラ」でもお馴染みの2代目インテグラ。
実はホンダが初めて名機「VTEC」を搭載した車なんです。
感想は・・・遅かった(笑)
でも咆哮サウンドに酔いしれた亮さん、さらにサウンドを楽しみたくてフジツボでワンオフのマフラー(車検対応)を作ってもらったほど。
「基本は購入した状態で乗り続け、そのままリリースしていたけど、VTECの高音が気持ち良すぎてマフラーを変えちゃいました」と、新念を曲げてでも体感したかったサウンドに大満足。
マフラーを交換したら・・・当然、行きますよね?トンネルに。
しばらくはトンネルのある道ばかりを選び、窓を全開走行!
そしてマフラーを変えてから1ヶ月後に売却となり、次のオーナーさんはマジでラッキーですよね。
AW11 MR2スーパーチャージャー
初代MR2のスーパーチャージャーが現在の愛車。
リトラクタブルヘッドライトとスーパーチャージャーに憧れて探し出した個体。
既に9ヶ月ほど愛でているそうですが、実は嫁ぎ先は決まっているんだそうです。
亮さんの感想は「トヨタが強引に詰め込んだミッドシップ。フロントの設置感が悪くウィリーしそうでバランスは悪く、一方でエンジンは絶好調だからマジで怖い」。
油断するとスピンしそうになるじゃじゃ馬っぷり。
そんな無茶苦茶な車だけど当然の「マジで最高」。
トヨタにせよ日産にせよホンダにせよ・・・
当時の国産メーカーはやりたい放題の楽しい車をいっぱい作っていましたよね~。
そんな当時の車を田村亮さんはこれからも探し求めるそうです。
(TBSラジオ『GARAGE HERO’s~愛車のこだわり~』より抜粋)