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赤ちゃんの新型コロナ体験記

TBSラジオ

今回は「赤ちゃんと新型コロナ」。感染したらどうなるの?座談会をしてみたら、みんな違う症状でした。

ほぼ、普段の風邪と同じ

いちご:1歳1ヵ月でした。熱が出てクリニックに行ったんです。保育園でコロナが多くなってきてるから…と、検査をして、陽性でした。

川島 :いつも出る熱とは違う感じだったんでしょうか?

いちご:それが同じで。日曜に熱が出て、月曜日が祝日だったので、ゆっくり休んだら良くなるだろうと思ったら下がらず。火曜日にクリニックに行きました。

スタッフ:何度あったんですか?
いちご:38℃です。

川島 :あー、いつも出る熱と大体同じぐらいかなっていう感じで。症状は?
いちご:ちょっと鼻水が多いかな?ってくらいで、これも今までの熱と同じ症状だったので…。日曜に発熱して火曜も38℃。下がらなかったのは、いつもとは違ったかな。坐薬をもらって入れていました。

川島 :家族としては、全員隔離ってわけにもいかないですもんね?
いちご:隔離出来るような作りではないマンションなので諦めて、一緒にコロナになろうって。以前2人目の妊娠中に全員でコロナになりました。熱は2日で下がって。私もそんな熱も上がらず、小学生の娘も熱が上がらず、なのでナメてた部分もありました。

川島 :なるほど、一回経験があって、そんなに大変じゃなかったのがあったから。今回は、他の方に症状が出たりっていうのはなかったんですかね?

いちご:私はかかって、夫とお姉ちゃんは大丈夫でした。

川島 :どれぐらいで保育園には戻ったんですか?

いちご:隔離機関を過ぎるのを待っただけ。坐薬で抑えてはいたので、最高でも39℃はいってなかったと思います。ご飯も食べられたし、鼻水を吸引はしたけどサラサラでした。

自宅にあって助かったもの

川島 :うちは、パパ・ママ・上の子3歳・下の子0歳6ヶ月のクリスマスイブの土曜でした。下の子はうんちの回数が多いかな?って思ったけど、元気に過ごしてたんです。深夜に下の子が発熱して38℃くらい。家にいくつか検査用キットがあったので、送れば返信がくるPCR検査をしたんです。そしたら下の子だけ陽性に。寝室への隔離をスタートさせて、私は寝室とリビングを行き来する形に。水も飲めるし、いつもより顔が腫れてる感じだったり、涙目で充血してる感じっていうのか。あとはいつもより甘えん坊になってました。

川島 :寝てる間とか機嫌よく過ごす時間もあったので、スマートスピーカーのアレクサで寝室とリビングを繋いで、起きて泣いてたらケアしに行くやり方で。私の検査結果が陰性だったので、接触を減らしていました。月曜には、下の子はだいぶ治ってきたんですが、今度は上の子に症状が出てぐったり。38~39℃くらい。同時に私も熱っぽく感じて。症状が出ている時点でこれは陽性だろうと判断しました。上の子がぐったりしたのが3日間ぐらい続いて。年末はずっとお家で過ごしましたし、年越しも自宅で静かに過ごしました。

スタッフ:じゃあ0歳の子よりも3歳の子の方が症状重い感じだった?

川島 :そんな感じでした。検査出来るものがいくつか家にあって、早く検査できて助かったのと、喉が痛くて飲み込めない時もゼリー系のものは大人も助けられました。子ども用で言うと、熱さまシートとか、保冷剤を脇に挟むアイテムとか。

スタッフ:0 歳の子は結局何日ぐらいかかった感じですか?
川島 :熱が下がったのは3日目くらいかな。

スタッフ:最高で何度ぐらいになったんですか?
川島 :38℃後半だったと思います。40℃出ちゃった!っていう感じではなかった。

最高で40.5℃。鼻水と咳もひどく辛そう

スタッフ:うちの場合は、夫発だったんですけど。

川島 :旦那さん最初熱が出たっていう感じだと。

スタッフ:そうですね。8月3日に、夫が発熱してクリニックで陽性判定に。生後11ヵ月の双子に移っちゃいけないので隔離し始めました。

川島 :そうか、大人の隔離だったらまだやりやすいっちゃやりやすいんですかね?

スタッフ:そうですね、奥の部屋で全部の生活を済ませてもらう。トイレ入ったら自分で消毒してもらって、ドアノブも消毒してもらって、食べ物はこっちが用意して使い捨てのお皿に入れて、割り箸。部屋の前まで持って行って置いて。使い捨てだからそのまま自分の部屋でゴミ袋に捨てて完結。3日・木曜に陽性判定されて、4日、5日の日中と誰も熱が出なかったから、「あれ?もしかしてこのままいけるかな?」って思ったら、5日・日曜の夜に(双子の) 片方が38.8℃の発熱。でも感染が確定していないから、夫と一緒に過ごして…にも出来なくて、まだコロナじゃないかもしれないって思っちゃって。1人発熱して1人は元気で、私も大丈夫っていう状態でリビングで3人で過ごしていて。

川島 :誰をどこに配置するかが難しいですね。

スタッフ:あとは、1人コロナっぽくて、1人元気な赤ちゃん2人を、大人1人でどうやって病院に連れて行くか…。元気な子を置いとくわけにはいかない。結果的に「みてね」のコールドクターの往診を初めて使ってみたんです。わりとすぐ来てくれて、検査キットでその場で陽性とわかって、その場で薬も出してくれました。

川島 :その場で処方してくれる?
スタッフ:もう薬を持って来てくれてて。
川島 :わっ、ありがたい!
スタッフ:アスベリン、カルボシステイン、アセトアミノフェンの3種類をその場で先生が置いて行ってくれて。
川島 :ありがたいな、取りに行かなくていいんだ!

スタッフ:そうなんです。コロナってわかったから夫の部屋にすぐに入れて、夫とかかった子で生活してください、こっちは元気な方で過ごしますからっていうので2対2に分かれて。でもその翌日6日の夜にもう1 人が38.1℃の発熱。

川島 :時差があるんですね。
スタッフ:翌日が月曜日で平日だったので、その1 人を連れて、近所のクリニックに行って3人目の陽性判定。この時点で私も移るだろうなって諦めて、みんな隔離部屋から出てきてリビングで過ごしましょうっていう状態にしました。月曜の夜に、私も37℃台後半になって、火曜日の午前に病院に行って陽性判定が出て全滅っていう感じです。

川島 :順番にかかっていくっていうのがまた大変ですね。

スタッフ:夫が木曜日で、私が分かったのが火曜日だったので、時差があって、私がかかった時には夫が回復していたんですよ、なのでバトンタッチをして。

川島 :ある意味時差があったのも悪くないというか、どっちかが回復していたから動けるというか、小さい子たちのお世話もできるよって感じだったんですね。

スタッフ:症状の経過は、最初にかかった次男の方が土曜夜に38.8℃の発熱があって、翌日39.8℃になって、3日目は夜中2時に40.5℃。その日の日中は39℃台後半で推移して、鼻水が黄緑色になって。

川島 :これまでとちょっと違った鼻水だったんですか?

スタッフ:そうですね、これ写真なんですけど。

川島 :うわ、すごい、ぶら下がってる!鍾乳洞のあの上のやつみたいな!固形ですね!

スタッフ:くしゃみも頻繁にしていたんですけど、その度にブワッと出て。これは2人ともそうだったんですけど。4日目には36℃台に下がりました。

川島 :あ、一気にそこで落ち着いたんですね。
スタッフ:そうですね、ただ鼻水は黄緑でドバドバ出てて、その次の日も36℃台で鼻水は続いてて、6日目になぜか38℃になって。

川島 :え?またぶり返した?

スタッフ:はい。そこで咳が始まって、鼻水は透明になった、

川島 :そのまま下がっていくのかなと思いきや。

スタッフ:7日目は平熱で、鼻水も透明になってっていうのでどんどん終息していったって感じ。長男の方も似たような感じ。寝てる時の咳が辛そうでしたね。後半で咳が出てきて。最初の熱が高いうちはそこまでだったんですけど。

川島 :寝れなかったですか?実際。

スタッフ:そうですね、咳こんで頻繁に起きていました。

今回はここまで。次回の座談会の様子もお楽しみに!

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