「私たちが待ち望んでいた傑作」「ホラーとアクションの完璧なバランス」世界で大絶賛、シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス』特別映像
恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』(79)の“その後の物語”が、『ドント・ブリーズ』(16)で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレス監督と、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット自身の製作によって、全世界待望の映画化。最新作『エイリアン:ロムルス』が、9月6日(金)より公開される。日本に先駆けて公開された全米で大ヒットを記録している本作より、撮影の裏側に迫る、特別映像が解禁となった。
世界中でNo.1大ヒットスタート!
「エイリアン」シリーズといえば、第1作目『エイリアン』で大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描き、世界中の人々を魅了。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、映画史上もっとも独創的なクリーチャーと言わしめたその不気味なデザインや、主演のシガーニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、「第52回アカデミー賞」視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞した。
待望のシリーズ最新作がついに8月16日(現地時間)全米で公開され、週末3日間(8月16日~18日)で興行収入4150万ドル(約61億円)(8/19付 Box Office Mojo調べ ※1ドル=147円換算)をたたき出し、全米初登場No.1の大ヒットスタートを記録した。さらに、中国やイギリス、スペイン、韓国など世界中の国と地域でNo.1を獲得し、全世界興行収入は1億820万ドル(約159億円)(8/19付 Box Office Mojo調べ ※1ドル=147円換算)に上り、エイリアンが世界中を恐怖で飲み込んだ。全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」オーディエンススコアでは87%(8/19時点)という高評価を獲得している。
監督のフェデ・アルバレスが「もしどの『エイリアン』も観たことがないのならば、これは、その1本を見る素晴らしい機会になる」と語っていた言葉の通り、ノスタルジアやファンサービスに傾倒していない完璧に独立したストーリー、それでいてシリーズを愛してきたファンが唸る演出など、多方面から大絶賛のレビューが相次いだ。
フェデ・アルバレスは、過去のすべての映画から最高の要素を織り交ぜたストーリーを巧みに作り上げた。ホラーとアクションの完璧なバランス。息を呑むようなビジュアル!
——Cris Parker私たちが待ち望んでいた傑作。『エイリアン』に求められるすべてが詰まっている。ここ数十年で最高のエイリアン映画!IMAXで観るべき作品
——Sean Tajipourシリーズ最高の作品の1つ。緊張感あふれる、恐ろしくてカオスな物語が、非常に巧妙な技術的要素で構築されており、この体験をさらにユニークなものにしている。キャストは素晴らしく、音響効果は狂気じみている
——The Hollywood Handle『エイリアン』(79)以来最高のエイリアン映画。リドリー・スコットのSF ホラー『エイリアン』と、ジェームズ・キャメロンのスリリングなアクション『エイリアン2』の間の完璧な架け橋!
——Jonathan Sim
<「エイリアン」シリーズ史上最高傑作>との声も上がっている本作が、全米公開に先駆けて8月12日(日本時間)にアメリカ・ロサンゼルスの「TCLチャイニーズ・シアター」で開催されたワールドプレミアで初披露された。会場にはおどろおどろしいエイリアンのクリーチャーや撮影で使用された衣装などが展示され、アーチー・ルノー(タイラー役)、イザベラ・メルセード(ケイ役)、スパイク・ファーン(ビヨン役)、アイリーン・ウー(ナヴァロ役)、フェデ・アルバレス(監督)、リドリー・スコット(製作)ら豪華キャスト、スタッフ陣がカーペットイベントに登場した。フェデ・アルバレス監督は、「映画を作ることの一番の喜びは、僕にとっては、まさにこの瞬間に集約されるね。アルバムを録音し終わった後に、ようやく観客の前でライブ演奏するような感じ。ぼくにとって映画の体験は、音楽でライブの観衆に向って演奏するのに似ていて、映画を作ってぼくが一番嬉しく思う瞬間なんだ」と興奮を抑えきれない様子で語り、ついに本編が観客に披露された喜びを滲ませた。
リドリー・スコット、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャーをはじめとする映画界の巨匠が礎を築いてきた「エイリアン」シリーズ、その最新作を手掛けたことについては「僕の大好きな監督たちがみんな『エイリアン』映画を撮っていたので、僕にとってこれほど光栄なことはないよ。信じられないほど嬉しい瞬間だよ」と語り、先人たちへの敬意を表した。シリーズ第1作を監督した伝説的なフィルムメイカー、そして“エイリアンの創造主”と言われ、本作でも製作として参加したリドリー・スコットは、「フェデが私たちのところにやってきた、襲撃してきたんだ、まるでエイリアンみたいに!彼は興味を引き付ける作品を書く脚本家で、作品歴も優秀だし、監督作品も私は気に入っている。『エイリアン』の監督に完璧だと、私は思ったね」と監督へ称賛の言葉を贈った。
「原点に戻って新しい映画を誕生させる」驚異の撮影の裏側が初公開
映像では、名優シガーニー・ウィーバーが演じた伝説の第1作目『エイリアン』の撮影当時に立ち返り、新たな映画を誕生させたというキャスト、スタッフ陣の語りから始まる。本作は『エイリアン』のその後を舞台に、“エイリアン”の恐怖に遭遇することとなる若者たちの姿が描かれる物語。広大な宇宙で、すべてを失った6人の若者は最後の希望を求め、漂流する宇宙ステーション“ロムルス”にたどり着くが…。
若者たちを恐怖に陥れる宇宙最恐の生命体“エイリアン”との密室空間での戦いを、1作目と同様グリーンバックなしで撮影された本作。無重力でのアクションシーンは実際にキャスト本人がワイヤーアクションを実践し、撮影に臨むにあたり数週間に及ぶトレーニングが行われた。
また、本編に映し出されている全てのセットは一から建てられ、そのセットはなんと360度どのアングルからでも撮影できるほど緻密に設計されている。自身もシリーズのファンだというフェデのこだわりが詰まった驚異の撮影方法が収められた、貴重なメイキング映像だ。
また、映像内で発せられる「静かにしないと死ぬ」というセリフは、まさしくフェデが監督を務めた作品になぞらえてレビューにも挙げられていた“宇宙版『ドント・ブリーズ』”を彷彿とさせる。どこにも逃げ場のない密室空間で描かれる戦慄の瞬間の数々、一瞬たりとも目が離せないスリル溢れる展開…逃げ場のない宇宙の密室空間で、彼らは生存率0%の絶望から逃げ切ることができるのか?
『エイリアン:ロムルス』は9月6日(金)より全国公開