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【横浜市】生成AIでがん相談 正しい医療情報を

タウンニュース

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横浜市は、がん相談サービス「よこはまランタン」の利用を12月17日から開始した。在宅がん療養財団が開発・運営するAI搭載対話型がん相談サービスに市独自の内容を加えたもので、自治体での運用は初。医師ら専門家が監修した情報をAIに学習させている。

「よこはまランタン」はウェブ上で相談でき、無料で誰でも利用可能。市のがん検診、小児がんや乳がんの連携病院などの「検診・診療情報」、ウィッグ購入費の助成や働く人の相談室などの「助成・支援制度」、地域包括支援センターや市在宅医療連携拠点といった「在宅医療情報」など市の独自情報も搭載する。専門的で正確な情報を提供するとともに、必要とされる施設や支援につなげることを目指す。

例えば、「中区在住の40歳で、乳がんステージIIと診断された。働きながらの治療を希望します」と問うと、治療の全体的な流れや職場へ伝える際のポイント、助成制度の例、相談窓口などを詳しく教えてくれる。利用者からは、「いつでも相談できるので働く人にも使いやすい」「気をつかわず質問できる」などの感想が寄せられる。

情報入手ネット半数

2023年度に市が実施したがんに関するアンケートでは、がんと診断された時の情報入手先として50歳以下の8割弱、全体で半数以上がインターネットをあげた。一方で、がん診療連携拠点病院設置されている市内14カ所にある無料相談窓口「がん相談支援センター」の存在は、約6割が知らなかった。

市内では、毎年新たに約3万人ががんと診断されているという。新規患者への迅速かつ正しい医療情報の提供が求められるが、様々な情報があふれるインターネットから、必要とする正しい情報を取捨選択することは難しい。

こうした課題に対応しがんになっても安心して療養できる環境づくりを目指して、市は昨年9月、同財団と協定を締結。医療従事者や利用者の意見を聞くなど実証実験を重ねてきた。市は今後、医療機関などを通して市民にサイトの認知を広げていきたい考えだ。

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