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犬をリラックスさせる『3つの方法』 落ち着かない時の対処法を解説

わんちゃんホンポ

1.体をゆっくりとなでる

犬の気持ちを落ち着かせたいと考えたとき、自然と犬の体に触れる人が多いと思います。私たち人間も犬たちも、信頼している人がそばにいることや相手のぬくもりを感じることで、安心感を得られます。実際、可愛がっている愛犬をなでたり、抱きしめたりすることで気持ちが安らぎ、癒しを感じられるという飼い主さんもたくさんいるでしょう。

ただし、不安やストレスを感じている犬の気持ちを落ち着かせ、リラックスさせたい場合は、なでるスピードと方向、場所を意識してください。犬をリラックスさせるためには、「毛の流れに沿って、ゆっくりとなでること」が大切です。

毛を逆立てるようにして、素早く手を動かすと犬は落ち着かず、興奮してしまいます。ドッグスポーツをしている犬は、スタート前にあえて気持ちを高めるために、このようななで方をしてスタートダッシュをさせることもあるのです。

そのため、犬を落ち着かせたいのであれば、ゆったりとしたペースで、毛の流れに沿ってなでてあげるといいでしょう。

さらに、犬がなでられて心地良いと感じる場所をなでるということも、大切なポイントです。犬によって、お腹や首元、お尻など好む場所は異なりますが、一般的に体の先端部分は神経が集中していて嫌がることが多いので注意してあげてください。

2.ツボマッサージやTタッチ

触れたりなでたりといったスキンシップにくわえて、より一層リラックス効果を高めたいなら、ツボやリンパマッサージ、Tタッチなどを取り入れるのがおすすめです。

ツボは犬の全身に存在していて、特にリラックス効果があるとされているのが、頭の頂点部分にある「百会」や眉間部分にある「攅竹」、手首部分の肉球(手根球)の下のくぼみにある「神門」などです。これらの部分を軽く押してあげることでツボマッサージの効果が得られます。

また、マッサージに似た「Tタッチ」は、非常に軽い力で体に触れることで、皮膚のすぐ下にある層にアプローチするものです。筋肉をほぐすようなものではなく、皮下の神経を刺激することで、脳や細胞機能に働きかけるものだとされています。

Tタッチは、不安やストレスを軽減する効果があるため、犬が緊張しているときやトラウマを抱えている保護犬のケアをするときなどに用いられています。

3.音楽をかける

飼い主さんのなかには、音楽を聴くことでリラックスできるという人も多いのではないでしょうか。実は近年の研究で、犬も音楽による影響でリラックス効果が得られるということがわかってきているのです。

イギリス・グラスゴー大学と動物福祉団体の共同研究で、『音楽が犬の行動に影響を与える可能性があり、特定のジャンルの音楽を聴かせると、犬のストレスレベルが低下する』ということがわかりました。この研究では「ポップス」「レゲエ」「クラシック」「ソフトロック」「モータウン」の曲を聞かせて心拍数を測定し、その際の犬の様子や行動を分析しました。

いずれのジャンルの曲でも、ある程度ストレスの軽減が見られましたが、とくに「レゲエ」「ソフトロック」を聞いているときの犬は、横になったり眠ったりする時間が長く、ストレスレベルが低下しているということが判明したようです。

音楽のリズムや波長などによっては、犬が癒される効果があるのかもしれませんね。

まとめ

この記事では、犬の気持ちを落ち着かせて、リラックスさせたいときの対処法や効果的な方法をご紹介しました。しかし、犬を落ち着かせるために最も大切なことは、飼い主さん自身がリラックスすることです。

犬は人の感情を読み取ることが上手く、関係性次第では共感することもあるため、飼い主さんが慌てたり不安を感じたりしていると、犬もそれに共鳴してしまうのです。つまり、不安な表情で慌ただしく接すると、犬はより強い不安を感じてしまいます。

まずは飼い主さんが深呼吸をして心を穏やかにすることで、犬も自然に気持ちを落ち着かせることができますよ。

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