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今週の関東ヘラブナ推薦釣り場【山梨県河口湖・陸っぱり】

TSURINEWS

船津の佐藤観光売店前(提供:週刊へらニュース棚網久)

例年であればすでに50上の情報が聞けているはずの山梨県の河口湖だが、今年はまだ。とはいえ、こんな年は梅雨時にパラダイスが待ち構えている可能性が高いので紹介したい。

河口湖の概況

例年であれば、すでに「50上が1~2本は出たよ」との報が届いてもおかしくないのが、山梨県富士河口湖町にある河口湖。水位なのか、それとも水温か今年は出ても47~48cm止まりで、しかも腹パンの大釣りがない。

だがこういう年は得てして、6~7月の梅雨時にパラダイスが待ち構えている可能性が高い。大雨・大風を嫌わずに釣行すれば、同湖のビッグワンに出会える可能性は高まる。

概況図(作図:週刊へらニュース棚網久)

5月30日現在、水位は毎日1~2cmの減水。水色はクリア。条件としては最悪だが、釣りをするには十分な水位がある。

今期はまだ大釣りがあまりなく、48~50cmの抱卵ベラが釣れたとの情報も聞かれない。どこかでこっそりと釣れているかもしれないが、それにしても少な過ぎる。

今期のように4~5月に超大型が浮上しにくかった時は、6~7月の梅雨時に好タイミングがずれることがある。今年はもしかしたら、その年かもしれない。であればチャンスは、まだまだこれから。

天気とにらめっこして、大雨予報が出たならぜひとも狙ってみたい。ただし災害級の大雨だと道路が通行止めになることも。無謀な釣行計画は立てずに、あくまで安全を確保して釣行しよう。

河口湖のポイント

雨中、雨後のタイミングで釣行できたとしても、ポイントを外せば好釣果は期待できない。できれば以下のキーワードの一つないし複数を兼ね備えたポイントに入釣したい。

(1)周囲に流れ込みがあり、濁りが広がりやすい
(2)底藻がある
(3)適当な水深(1.5~3m前後)
(4)向かい風(それに伴う濁り)
(5)モジリの有無(できれば岸近く)

これらを条件に、立ち込み台ではなく普通の釣り台と長靴程度で釣りが可能なポイントは次のとおり。竿はいずれも21尺前後を想定。

ロイヤルワンド

ロイヤルワンドの平常時は岩場の突端付近で、対岸のロープウエー向きに竿を出して水深3本超。道路側の土管から濁流が入ってワンド内が濁れば、同じく岩場からの内向き(水深2本~2本半)を狙う。

船津(佐藤観光売店前)

船津(佐藤観光売店前)は、釣り禁止ロープが張られた左側に2~3人入釣可能。底藻があり水深も3本前後ある。

船津交番下

船津交番下は河口湖で唯一の宙釣りポイント。ゴミ除けフェンス左側(遊覧船側)に1人、右側に4~5人並べる。竿は13~18尺タナ1~3本前後の両ダンゴで狙う。モジリがなくとも、岸近くで魚影が確認できればぜひとも狙ってみたい。

浅川(ホテル吟景前)

浅川は富士山を目の前に釣りができる。水深は2~3本。近くに駐車場がないので、国道沿いにある宮本屋薬局の看板を湖畔側に入った所にある釣り人専用駐車場から、遊歩道沿いを歩く。カートがあると便利。

八杭ワンド

八杭ワンドは釣り人専用駐車場あり。駐車場から湖を見て左側が深く、東端付近で水深4本前後。逆に西のアシ側は浅い。

清水

清水はラジコン岬を挟んだ八杭の西側。大きな3本の松の木周辺が深く2本半~3本。そこから西のアシ側にかけて徐々に浅くなる。過去の実績はアシ側寄りだが、ほぼ立ち込み台が必須。今期は絶不調なので、あえて松の木周辺を狙ったほうが面白いかもしれない。一方通行道路の崖側に駐車場あり。

今期は松の木周辺が面白そうな清水(提供:週刊へらニュース棚網久)

足和田ホテル庭園前

足和田ホテル庭園前の流れ込みは、流れ込み左側の突端で水深4本。両サイドも深く、濁流が入り込めばかなり面白い。釣り台を前に出し過ぎると前脚から崩れ落ちる可能性があるので、後ろ脚が水際程度で留めよう。清水の駐車場からカートなどで歩いて向かう。

西湖落し

西湖落しは東側の小さな流れ込み周辺が有望。それよりも西側(垂れ下がった柳寄り)は水深が浅いので立ち込み有利。

朝鮮半島(富士ビューホテル前)の本湖側

朝鮮半島の本湖側は、長靴もしくはバカ長靴でワンドを突っ切り、本湖面に面した岬まで歩く。東向き(島向)が浅く、本湖向きは深い。近くにモジリがあれば期待大。

遊園ワンドの岩場

遊園ワンドの岩場はさかなやワンドの東側にある西側が開けたワンド。対岸の岩場まで歩いて行ける。モジリの有無と風向き次第で狙ってみたい穴場。

丸栄ワンドの岩場

丸栄ワンドの岩場は、道路(消防スロープ)側からは立ち込み台必須だが、対岸の岩場からなら普通の釣り台で狙える。道路側に車を止めて遊歩道を歩いて向かう。

河口湖の釣り方とエサ

船津交番下の宙釣りを除いて各所とも長竿の底釣り、エサは両ダンゴかグルテンセットがメイン。

タックル例(作図:週刊へらニュース棚網久)

大雨・高波・向かい風など荒天ほど好条件になるので、ドボンやハリスオモリ各種、浮力のあるウキは必携。なおこれからの時期はニゴイやコイがハリ掛かりしやすくなるので、道糸とハリス号数には大差をつけておくと安心だ。

仮に晴天微風の悪条件であれば、チャンスは朝夕のみ。なので日中は、ほぼアタリがないと思ったほうがいい。エサの打ち過ぎに注意し、要所(誰かが竿を絞ったとか、ウキが動いたなど)でウキに集中する。

ただし予報に反して午後は風が出てくることもあり、土日祝などはプレジャーボート(水上スキー)の波が立つ。水面がベタなぎでなければ少なからずチャンスはあるので、あきらめずにエサを打ってみよう。

アタリがあって乗らない時はヘラ以外の可能性が高い。しかしまれに、本命がカラツンを出すこともある。その場合エサが持っていないか、底に安定していない可能性がある。エサ持ちをよくする、大きくハリ付け、タナを調整、ハリスオモリを打つ、ハリを大きく(重く)するなど、何かしらの対応をして答えを見つけよう。

<週刊へらニュース棚網久/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2021年6月11日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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