「自炊キャンセル界隈」だけど何か? 私の“ラクする”方法6選。紙皿、紙コップで十分でしょ!
「自炊キャンセル界隈」という言葉、SNSなどで見かけたことはありませんか? この言葉には、「自炊を頑張る余力のない人たち」のリアルな日常が詰まっています。
一見、怠け者のように思われがちですが、実はこれは現代人ならではの柔軟な生き方のひとつ。この記事では、自炊キャンセル界隈の実態や共感必至のあるある、そしてそこにある考え方を紹介します。
自炊キャンセル界隈って?
自炊キャンセル界隈とは、自炊する気はあるけれど、「無理なときは無理」と割り切って外食・コンビニ・デリバリーなどに頼る人たちを指します。「料理ができないわけ」ではなく、「あえてしない選択をする」。このスタンスには、完璧を求めない生き方や自己肯定感を守る工夫が詰まっているのです。
自炊を“しなければならない”義務にするのではなく、「できるときにすればいい」「しんどい日はサボってもいい」といった、柔軟な考え方がベースになっています。
自炊キャンセル界隈の実態とあるある
心に優しい、自炊キャンセル界隈。その実態とあるあるを紹介します。
1. 冷凍食品・インスタント食品を大量ストック
「忙しい日、疲れた日、やる気が出ない日に備えて、冷凍チャーハンやレトルトカレー、カップラーメンなどを常備しています。
『これは非常食だから!』と言いながらも、気づけば週3でレトルトカレーということも(笑)。外食より安いし、味も本格的で満足です♡」(36歳・アパレル)
帰宅後すぐ食べられるのが助かるそう。無印のカレーがお気に入りだとか。
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2. スーパーで手に取るのはお惣菜
「ちゃんと作ろうと意気込んでスーパーへ行ってもお惣菜コーナーで足が止まり、気づけば唐揚げ・ポテサラ・卵焼きをがカゴに入れています」(42歳・営業)
「自炊するより安いし、美味しいし、もうこれでよくない?」と思ってしまう瞬間、誰もが一度は経験したことがあるのでは?
3. 材料を買って満足、結局Uber
「スーパーでちゃんと材料を買っても家に帰ったら作る気力が残ってなくて、結局Uber Eatsでハンバーガーを頼んでしまうんですよね。まあ、食材は翌日に回せばいいか。明日からが本番! といつも思っています」(29歳・広告)、
先延ばしにしても全然OK! これも自炊キャンセルの流儀のようです。
4. お刺身を並べたら満点花丸
「料理したくない日はスーパーでお刺身を買ってパックのまま並べます。ここに炊きたてのご飯があれば、もはや自炊かも。フリーズドライの赤だしも常備しています」(37歳・経理)
「包丁も火も使ってないけど、バランスは最高!」と、自分を褒めて眠りにつくそうです。
5. 皿も極力使わず、洗い物もキャンセル
「料理をする気になっても洗い物がめんどくさいという気持ちが勝ってしまう日は、紙皿・紙コップで洗い物ゼロ作戦! かわいい紙皿にすると子どもたちも喜びます」(35歳・営業)
“食べたあとに片付けがある”という現実が、自炊キャンセルの大きな引き金になっているのは否めません。紙皿・紙コップは名案ですね!
6. 野菜はパックサラダ・カット野菜が当たり前
「野菜もちゃんと摂らなきゃ…と思いつつも、洗って・切ってなんてやってられない! 私はパックサラダやカット野菜をお皿にのせるだけにしています」(45歳・販売)
この手軽さが最高で「もう包丁には戻れません」とのことでした。
自炊キャンセル=悪じゃない!
自炊キャンセル界隈は、完璧を目指さない優しい生き方の象徴ともいえます。「自炊をサボってしまった…」と落ち込むよりも、「今日は休憩!」と開き直って自分を大切にする方がいいのかもしれませんね!
(コクハク編集部)