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藤枝MYFCの須藤大輔監督、0−2で敗れたロアッソ熊本戦後の記者会見「連敗しているからといって、ぶれる必要は全くない」

アットエス


藤枝MYFCは4月25日、藤枝総合運動公園サッカー場でロアッソ熊本と対戦し、0−2で敗れました。果敢に攻め込んだものの得点できず、逆に相手には好機をきっちりものにされました。

須藤大輔監督・試合後の記者会見

―試合の総括を。
前半は入りから狙い通りの展開でした。内容的には非常に素晴らしいものがありました。ただサッカーは内容で勝ち負けが決するものではないので、最後の質の部分や、外れるのであれば何度もアタッキングサードに良い形で入っていくことをしていきたかったと思います。

(前半終了間際に)セットプレーで多少アンラッキーな形で失点をしてしまった。ああいうところを守り切れない弱さが今こうして負けが込んでいる時にはチームに降りかかってくるのかなと思います。

はね返す力がなく失点してしまったので、後半はもっとギアを上げていこうと話して入りました。(2失点目は)あの時間帯、相手の切り替えの速さでスローインからクイックリーに始められての失点は避けなければいけなかったです。

2点差を逆転するのはなかなか難しい時間帯に入ってしまったので、あの1点が悔やまれます。それでも最後まで押し込んでいました。連敗しているからといって、ぶれる必要は全くないと感じています。良い時間帯に点を取る、耐えなければいけない時間に耐えるという部分をもっと突き詰めていきたいです。

―課題としていたメンタル面について今日の試合はどうだったか。
今日はそんなに(悪い部分は)散見されなかったと感じています。それよりも動きの連動性。誰かが動いたからここが空く、誰かが引いたから裏が空く、逆に裏を取るからライン間が空くというところをもっとスピード感を持ってポジションを取らなければいけなかった。

一歩遅くてボールが入らないプレーが散見されたので、今日はメンタルというよりも連動性の部分で相手に脅威を与えられなかったです。それでもボールはしっかり動いてましたし、アタッキングサードに進入してシュートを打つ回数は多かったです。無得点に終わったことは改善しなければいけないと思っています。

―決定機もありながら決めきれなかった要因は。
連敗しているとなかなか足が振れない、確実性を重視するといったこともあるけれど、この日は足も振れていました。もしかしたら守備で走りすぎて体重が乗らずにふかしてしまったシュートがあったのかもしれない。

ただ、われわれはそのようなサッカーをしているので、踏ん張って点を取り続けてもらいたいし、期待して送り出しているので、特に前線の選手は壁を打ち破っていってほしいです。

―連敗した状況を打破するには。
負けには必ず要因があり、そこを見極める必要があります。ただ間違えてしまうと取り返しのつかないことになるので、選手スタッフ、クラブ含めて全員で分析していきたいです。個人的にはそんなに大きく変える必要はないと思いますが、一本の柱で戦っているので何かがかけ違うと崩れてしまう恐れがあります。かけ違いをしっかり修正していくことと、土台がぶれないように固めていきたいです。

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