ジョナサン・メジャース裁判、女性側が暴行と名誉毀損の訴え取り下げ
俳優ジョナサン・メジャースの元恋人グレイス・ジャバリは、暴行と名誉毀損で訴えた訴訟を現地時間11月21日に取り下げた。米などが報じた。
(MCU)の次期ラスボスとなる役で大ブレイクが確実視されていたメジャースは2023年3月、当時の交際相手への暴行容疑でニューヨーク市警に逮捕。これを受け、ディズニー/マーベル・スタジオから解雇されたほか、予定作が軒並み白紙となっていた。メジャースは一貫して容疑を否認していたが、裁判の末に有罪判決を受けた。
この度取り下げられたのは、2024年3月にジャバリが起こした訴えで、2021年から2023年にかけてメジャースから暴行、傷害、名誉毀損を受けていたとするもの。両者の弁護士は21日、すべての訴えを棄却するとの通知を裁判所に共同で提出した。
メジャースは第3級暴行1件と第2級ハラスメント1件の罪で有罪となっている。最大1年の禁固刑の可能性もあったが免れ、更生プログラムへの参加が命じられていた。
MCUで征服者カーン役として大物ヴィランを演じる予定はなくなり、代わりにロバート・ダウニー・Jr.のドクター・ドゥームが登場することになった。「辛いですよ。そりゃそうですよ、もちろんです」と、メジャースは過去にしている。
事件前にサーチライト・ピクチャーズが配給する予定だったメジャースの主演映画『Magazine Dreams(原題)』は、別の配給会社Briarcliff Entertainmentが2025年初旬の米公開を準備中。ほか、事件後初となる復帰作『Merciless(原題)』主演も予。
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