ワンオペ風呂、試行錯誤の物語
TBS Podcastにて毎週月曜朝10時に配信「ベビーのいる生活~迷える子育て応援Podcast~」。育児中のパパママが集まる匿名座談会です。今回は「ワンオペ風呂」のやり方談義。
参加者 りんご(生後1歳1ヵ月)/キウイ(1歳1ヵ月)/川島/スタッフ
川島 :りんごさんは今、どんなことに困っていますか?
りんご:普段は夫が入れてくれていて、私はお風呂前後を担当しています。でも月に1回ほど夫がいない日があって。なので、あまり慣れてない状態で1人で入れています。
川島 :どんな風に入れているんですか?
りんご:2人で一緒に入って、浸かって、子供を洗って。本当は私も洗いたいんですけど怖いので諦めて、私は洗わず。一緒に上がって、拭いて保湿して、色々やって寝かしたあとに私だけもう1回入っています。皆さんにお伺いしたいのが…私も洗いたいんですけどどうすればいいんですかね?
川島 :私の場合は、まず自分を洗うんですよ。子供は外で泣いていたりするんですが、うちのお風呂の扉はガラス扉で丸見えで、危なくないなっていうのも目の前で分かって。泣いてること自体は全然問題にしない!まず自分を全部洗います。それから1歳児が近くに来ているので、自分は素っ裸の状態で、脱がせて一緒に入ります。洗い場で子供を洗って、その後お湯に浸かって、一緒に出ます。その時に、先に用意しておくものがいくつかあって、タオルをすぐに拭けるように近くに置いておく、その後リビングで着替えをするんですけど、着替えのパジャマ1式、おむつ、あとクリーム。この後使うものを先に出しておくようにすると、やりやすい。
湯量を極めよ!
キウイ:うちは今1歳1ヶ月になってかなり歩く時期なんですけど、2人でお風呂に行って、まず湯船の位置に手をかけて立たせます。思いっきりシャワーでバーってやって全部洗った後に、子供だけ湯船に浸けます。その後、自分を洗い、自分も浸かって、先に自分が出て、拭いて、パンツだけ履いて、子供はタオルでバッとくるんで、そのまま担いでリビングへ。
川島 :自分が洗う時って、ちょっと緊張感あるじゃないですか。子供が湯船に居たらね。
キウイ:はい、なので、目は閉じない(笑)シャワーを、昔のトレンディドラマみたいな感じで後ろに首をやって。こう…。
スタッフ:浅野温子みたいな!
川島 :反ったような体勢で、髪をかきあげるような。横目で見ながら。高度!すごいトレンディ(笑)
スタッフ:お湯張って、子供はそこに立ってるってことですか?
キウイ:大体、子供が立って腰ちょっと下ぐらいの湯量にしておいて、そこにボールを浮かせて。基本的にうちの子は立ってるんですね。立ってボールを触ったり、壁を触ったりとか、そこら辺の水を舐めたり…。湯量を最初どれぐらいにしようかっていう見極めをする時に、段階を経たんです。これ以上いくと水圧で転びやすいみたいなのがあって、そこの湯量を見極めてからは比較的ふらついても踏ん張れてます。
スタッフ:湯量で違うんだ。
キウイ:そうですね、多いとすぐに体を持っていかれちゃうので、うちの子はこれぐらいだったら自分で踏ん張れるっていう湯量があったので。
川島 :そうか、湯量研究。
キウイ:多分その子によって違うのかなとは思います。
双子のお風呂ワンオペ事情
スタッフ:できるだけワンオペにならないように調整していますが、どうしてもなるときが度々あります。まだ歩かない頃は、お湯を張りませんでした。最初の頃のやり方は、アップリカの黄色い椅子を使っていまして、あれを洗い場に2つ置いて、座らせます。
川島 :同時に入れるんだ、1人ずつじゃなくて!
スタッフ:はい。その前に、ギュウギュウですけど脱衣所にバウンサーを2つ置いて、そこに双子を置く。まず自分の体を洗うんですが、風呂のドアを開けたまま、シャワーを浴びて、顔も洗ってシャンプーもして。ずっとドアを開けて脱衣所の方見てニコニコしたり声かけたりしながらやって、自分が終わったら1人ずつ順番にアップリカに移動させ、2人並べて、そこでワシャワシャ洗って流す。終わったら、また1人ずつバウンサーに戻す。
川島 :バウンサーにはバスタオルは置いてある?
スタッフ:予めバスタオルもセットしてましたね。
川島 :そうか道具をちゃんと使いながらですね。
スタッフ:表を作って「①リビングの暖房を何度にする」「②○○を準備」「③○○をやる」っていうのを10項目くらい書いて、確認しながらやっていました。でも立つようになってからは全然違って。ワンオペで2人一気に入れようと思ったんですね。その時はお風呂にお湯は入れず、底にゴムマットを敷きました。滑って転ばないように。2人、お湯の入ってない風呂に入れて、つかまり立ちさせておいて、自分は見ながら洗って、終わったら1人を洗い場に出して洗って、終わったら風呂の中に戻して、もう1人を取り出して洗って…って順番にやってみたんですけど、ゴムマット敷いてるのに転んで泣いて、2人とも浴室で泣き始めてもうこれはダメだ~!!と(笑)
川島 :エコーもかかって大変なことに!(笑)
スタッフ:私も「ア゛ーー!」ってなって、失敗!そのやり方はやめました。その後は川島さんと同じで、外に放っておくスタイル。シナぷしゅをつけて、リビングでそれを見せといて、まず自分がタタターッと風呂に行って、全部顔も洗ってシャンプーもして身体も洗って、湯船もちょっと浸かったりして。そのあと1人ずつ呼びにバスタオル巻いてリビング行って、1人連れてお風呂に走り、洗って、拭いて、リビングに置きに行ってもう1人持って…っていうのを繰り返す。やっぱりリビングでテレビやYouTube見せながら置いとく、その間に自分が先にやって…って感じが1番落ち着きそうな気がします。
川島 :どうです?出来そうなものありました?
りんご:どっちもアリですね!湯量を極めて湯船に…っていうのと、リビングで待たせるのと。料理する時はリビングで待たせてるので。
川島 :楽しく遊べる何かが?
りんご:いないいないばあがあれば。
川島 :あ、そういうのがあったら心強いですよね。
今回はここまで。次回の配信もどうぞお楽しみに!