冷めても固くならない「オムライス弁当」の作り方。材料の配合がコツ!
お弁当のオムライスは固くなってしまいがち……
オムライス弁当は食べごたえがあって作りやすいですが、ごはんと卵が固くなりやすいという欠点も。固めのオムライスは素朴なおいしさがありますが、ふんわり卵としっとりごはんの贅沢なオムライスを食べたい日もありますよね。
ここでは、学生時代からお弁当作りをしてきた筆者が試行錯誤してたどり着いた、冷めても固くならないオムライス弁当の作り方をご紹介します。「しっとりやわらかい」と家族にも好評なレシピですよ。
冷めてもおいしい♪ 固くならないオムライス弁当
調理時間:15分
簡単に作れる、冷めても固くならないオムライス弁当のレシピです。ケチャップライスの具材はグリーンピースやマッシュルームなど、お好みの野菜でアレンジするのもおすすめ。ふんわりやわらかい卵と、香ばしくてしっとり食感のケチャップライスがおいしいですよ。弁当箱に詰める方法もぜひ参考にしてみてください。
材料(1人分)
オムレツ
卵:2個
マヨネーズ:大さじ1杯
バター(無塩):5~10g
ケチャップライス
ごはん:160~180g
玉ねぎ:1/6~1/4個
ウインナーソーセージ:2~3本
ケチャップ:大さじ2杯
塩:ひとつまみ
オリーブオイル:大さじ1杯
レシピのポイント・コツ
卵が固くならないようにするコツ
マヨネーズを加えてよく混ぜる
やや厚めに焼く
弱火でじっくり両面を焼く
卵にマヨネーズを加えることで、ふんわり軽い食感に焼き上がります。卵2個にマヨネーズ大さじ1杯が目安です。やや厚めに焼くと卵の食感を楽しめるため、直径21cm前後のフライパンを使用します。弱火でじっくり両面を焼き、しっとり全体に火を通すのもポイント。
ごはんが固くならないようにするコツ
仕上げにオリーブオイルをまぶす
ふんわりラップで包んで形をととのえる
ケチャップライスを炒めたら、仕上げにオリーブオイルを混ぜましょう。オリーブオイルでごはんの表面をコーティングすると冷めても固くなりにくいです。サラダ油やこめ油などでも問題ありません。ごはんを強く握ったり詰めたりすると固くなってしまうため、ふんわりラップで包んで形をととのえるのも大切です。
下ごしらえ
玉ねぎとウインナーソーセージを切る
・玉ねぎをみじん切りにする ・ウインナーソーセージを粗みじん切りにする
作り方
卵とマヨネーズをよく混ぜる
卵とマヨネーズを泡だて器でよく混ぜます。マヨネーズが完全になじんで均一な状態になるまで混ぜます。
フライパンにバターをなじませる
フライパンにバターを入れて中火にかけます。バターを全体になじませます。
卵の両面を焼く
卵液を流し入れて弱火で1~2分じっくり焼き、表面が乾いたら裏返して20~30秒焼いて取り出します。
玉ねぎとウインナーソーセージを炒める
フライパンにオリーブオイル大さじ1/2杯と玉ねぎを入れて中火にかけます。玉ねぎが透き通ったらウインナーソーセージを加えて1分ほど炒めます。
ケチャップを加えて炒める
ケチャップを入れて1分ほど中火のまま炒めます。あまり触らず、ケチャップに焼き色がつくくらい炒めると香ばしさがでます。
ごはんをほぐしながら混ぜて塩を加える
ごはんを加えてヘラでほぐしながら、全体が均一な色になるまで炒めます。塩で味をととのえます。
オリーブオイルを混ぜる
オリーブオイル大さじ1/2杯を加え、絡めるように全体を混ぜて火を止めます。
ラップの上にのせる
ラップを広げ、オムレツとケチャップライスをのせます。使用する弁当箱のサイズと形に合わせて、ケチャップライスの広げ方は調整します。ごはんが多い場合は無理に押し込まず、入る分だけを使いましょう。
弁当箱に詰める
ラップごとオムライスを包み、かるく形をととのえます。弁当箱にラップごと入れ、形と場所を調整してからラップをそっと引き抜いて完成です。すき間にお好みのおかずを詰めましょう。
よくある質問・レシピのQ&A
オムライス弁当にはどんなおかずが合いますか?
ハンバーグ、えびフライ、ポテトサラダ、ナポリタン、キャロットラペなど洋風のおかずが合います。きんぴらごぼうやさやいんげんのごま和えなど、すき間を埋めやすいおかずも便利です。
ケチャップのかけ方にコツはありますか?
蓋につかない高さを意識するのがコツです。ケチャップを別添えにして食べる直前にかける、オムライスの中心をくり抜いてケチャップを詰める、などの方法もあります。
冷めても固くならないオムライス弁当を作りましょう
オムライス弁当を作るときは、卵にマヨネーズを混ぜ、ケチャップライスにオリーブオイルをまぶして仕上げてみてください。冷めてもふんわりしっとり食感のオムライスが味わえます。ランチはもちろん、食事のタイミングが合わない家族への置き弁にもおすすめですよ。