清水エスパルスに新加入した韓国出身DFキムミンテが湘南からの期限付き移籍を決めた大きな理由「ツーボランチがすごくいいと思っていた」
清水エスパルスに湘南ベルマーレから期限付き移籍で加入した韓国出身DFキムミンテ選手が入団会見を行い、「(失点を)ゼロで抑えれば間違いなく上に行けるチーム。監督の戦術に合わせた守備で必ず失点を減らす」と抱負を語りました。8月23日の次節アビスパ福岡戦から出場できる見込みです。
―持ち味は。
守備面の高さ、スピード、強さは自信がある。攻撃の部分でも組み立てやビルドアップのパス、持ち運びにも自信があるのでそういう部分を見てもらいたい。
―これまでも移籍を経験し、チームにフィットするためにどんなことを意識しているか。
選手たちとか監督とかコミュニケーションが大事かなとは思っている。清水から話が来た時から試合は見ている。ある程度イメージやこういう風にやればいいかなという部分はある。うまくやりながらなるべく早めにフィットしていければいい。
―17日のホンダFCとの練習試合でもプレーした。
最初の印象は大事。そういう部分でもアピールしたかった。実際自分の感触的には攻撃も守備も問題なくできた。若い選手が多かったのでしっかりリードして声を出すところは気にしながらやっていた。そういう部分も求められていると思っている。そういう部分はしっかり出せた。
―どんなタイプの人間か。
結構冷静にプレーしようとするが、やっぱり気持ちが入るとしっかり戦えるタイプでもある。うまく冷静になる部分と熱く戦う部分はしっかり分けている。良くも悪くも日本人っぽくできない。正直に思っていることを言ってぶつかることもあるが、みんな勝ちたいと思っている。そういうコミュニケーションは問題ない。
―清水エスパルスの印象は。
ツーボランチがすごいいいなとは思っていた。清水に行くと決める中で、いいボランチがいるというところは自分の中で大きかった。マリノス戦を見た限りは、もちろん失点はあったが、組み立ての部分や個々の能力、チームのコンビネーションなどそういうところはすごく面白いと思いながら見ていた。そういうところで自分がその試合に入ってしっかりゼロで抑えれば、間違いなくもっと上に行けるチームだと思う。
―マリノス戦を見て守備の修正点などは。
事前に防げるところはたくさんあったと思う。結局自分が動かなくても人を動かせばいいっていう話にもなる。そういうところで、チームが攻撃になった時も後ろを注目してずっと気にしながら見ていた。もうちょっと早く準備していたらカウンターも今のだったら多分防げたなっていうところはあった。そういうところを自分が強みを出していけばスタメンの競争も勝ち取れるんじゃないかなと思う。
―鹿島では沖悠哉選手、名古屋では吉田豊選手と同僚だった。
豊君は最初から色々選手たちに紹介してくれた。うまく話せるような場を作ってくれた。そういう人たちがいるのは自分の中では結構大きい。
―日本語でコミュニケーションを取れる。
試合の中では多分韓国語より日本語の方が楽。問題ないかなと思っている。
―背番号24の理由は。
子どもたちと相談して。みんなの誕生日に2か4が入ってるので、「じゃあそれいいね」ってなった。あと1番好きな選手であるヤヤトゥーレ選手が昔付けてた番号だったので。