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東急東横沿線の絶品カレー。本格的なスパイスカレーからテイクアウトまでおすすめ4店。

さんたつ

独自のカレー哲学に基づき編み出される、珠玉の一皿が揃うこの沿線。具材や調理法、スパイス使いなど、作り手により味わいは千差万別。カレーは無限の可能性を秘めている!

POINT WEATHER[綱島]

「忘れられない世界のカレー」に出合う

本日のカレーセット1100円。メインのカレーにおかず4皿とデザート、サラダ付き。内容は不定期で変更。

ガラガラと引き戸を開ければ異国の香り。訪問70カ国以上、店主(時に旅人)の寺本雅彦さんが旅先で出合い感動したカレーを研究・再現した「本日のカレーセット」がメインメニュー。この日は、南インドのグルメシティ、チェッティナードのエビカレー。鼻に抜けるクミンやコリアンダー、ペッパーなど多様なスパイスの競演をココナッツの甘みがマイルドにまとめあげる。小皿4品を一口ずつ味わったら、あとは全部混ぜがおすすめ!

写真展なども。
「アポなしで現地の厨房を訪ねることも」。繁茂するハゼノキは寺本さんが種から育てた。

『POINT WEATHER』店舗詳細

POINT WEATHER
住所:神奈川県横浜市港北区綱島西1-14-18/営業時間:11:30~20:00LO/定休日:月(不定)/アクセス:東急東横線綱島駅から徒歩5分

HI HOW ARE YOU[日吉]

辛さの奥に潜むスパイス使いの妙

レバーパキスタン1000円(写真は目玉焼きトッピング+100円)。コリッとした砂肝がアクセント。

「学生が多い街なのでおもしろい店にしたかった」と店主の萩谷雄一さん。開店当初メニューは5種類のみだったが、「間違いや失敗、勘違いを活かす」という考えから生まれた自由でオリジナリティー際立つメニューが、今や壁一面を埋め尽くす。パキスタンのチキンカレーをベースに、鶏レバーと砂肝、中国の混合香辛料・五香粉などを加えて仕上げるレバーパキスタンは人気の一つ。「辛い!」の後を複雑でエキゾチックな味わいが追いかける。

店のまかないから始まったカレーうどん1000円。激辛で出汁の効いたうどんとは別物。
「立体的な味の調和を楽しんで。尖った味の店を狙ってます」と萩谷さん。

『HI HOW ARE YOU』店舗詳細

HI HOW ARE YOU
住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-21-5 西之蔵ビル3F/営業時間:11:30ごろ~21:30LO(売り切れ次第終了)/定休日:月・第1・3日/アクセス:東急東横線・目黒線・地下鉄グリーンライン日吉駅から徒歩3分

サリサリカリー[白楽]

千年カリーが初体験を約束します

スリーコースセット1200円。着席すれば自動で運ばれてくる。

ランチもディナーも、カレー・サラダ・チャイのセット一択。カレーは、オーナーの柴謙司さんがパキスタン人に現地でご馳走になったという、1000年以上前から伝わる家庭料理だ。素材は鶏と野菜、塩のみ。水すら入れず7時間ほど煮込み、火を止めてから10種ほどのスパイスを加えるという変わった手法が特徴。鶏肉の繊維がほぐれて実にやわらかく、塩味と旨味のバランスが秀逸だ。従来のカレーの常識を覆す未知なる体験が待っている。

特製ヨーグルトにハチミツをかけた、ハニートラップ500円。名の由来は食べればわかる。
「孫の私もお手伝いしています!」。孫の棟方さんと柴夫人(奥)。

『サリサリカリー』店舗詳細

サリサリカリー
住所:神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-9-2/営業時間:11:30~15:00・17:00~20:00(土・日・祝は通し営業)/定休日:木・第3水/アクセス:東急東横線白楽駅から徒歩5分

世界アトミ食堂[大倉山]

週に一度、スパイスマジックにときめく

ジャパニズム梅カレーとバターチキンの2種盛り1000円。

「週7日1日17時間カレー野郎です」と笑うのは店主の跡見卓也さん。平日はキッチンカーで新横浜や銀座に出店。土曜だけこの仕込み場がテイクアウト専門店として開かれる。ジャパニズム梅カレー 700円は、トマトベースのチキンカレーに南高梅が効いた看板メニュー。タマネギとバナナが醸す甘みの上で酸&辛が一体となり、三重奏を奏でる。実は和食の料理人だった跡見さん。丁寧な下ごしらえなど、随所に光る和の心もおいしさの鍵だ。

ホールスパイス、バナナ、タマネギのベースに炒って香りを引き出した8種のスパイスを投入。
「いつやってるかわからないことでも有名です(笑)出店情報は事前にSNSで確認してね!」。

『世界アトミ食堂』店舗詳細

世界アトミ食堂
住所:神奈川県横浜市港北区大倉山1-35-8/営業時間:11:30~売り切れ次第終了/定休日:土のみ営業/アクセス:東急東横線大倉山駅から徒歩8分

取材・文=稲葉美映子、堀内一秀 撮影=金井塚太郎

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