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「声をかけてもらうことが生きがいに」104歳の祖父、まだまだ元気

文化放送

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、1月29日の放送に映画監督の信友直子が出演。発売中の著書『あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント』について語った。

大竹まこと「今回の御本のタイトルは『あの世でも仲良う暮らそうや 104歳になる父がくれた人生のヒント』。これ(仲良う暮らそうや)は呉(広島県呉市。信友の出身地)の方言ですか?」

信友直子「そうですね。母が亡くなるとき父が母にこの言葉をかけて。それがとても印象的だったので。この本は父のそういう名言……、娘が言うのも恥ずかしいですが、いいこと言うな、という言葉を父親が残しているので、それを私がカメラに収めているから残っている。それとカメラで撮っていないときも、こういうこと言うんだ、というのを頭で憶えていて、せっかくだから文章に残そう、と思って書いたのが今回の本です」

大竹「お母様は2020年6月にお亡くなりになったそうですね。認知症を発症して」

信友「認知症だけならまだよかったんですが、脳梗塞を発症しまして。それで寝たきりになって、父に看取られながら亡くなりました」

大竹「お父様はおいくつですか?」

信友「母が亡くなってから4年半経ちますが、まだ元気で父はおります。104歳になりました」

大竹「お元気で?」

信友「元気です。母のことをすごく愛していた父だったので、母が連れていったらどうしよう、と思ったんですよ。ガックリきて、あとを追ってしまうというケースを聞くので」

大竹「そうですねえ」

信友「でもありがたいことに映画(『ぼけますから、よろしくお願いします。』)がヒットしたので皆さんに声をかけてもらえるようになって。それが新たな生きがいになったような気がします」

水谷加奈「施設ではなく、おうちで普通に暮らしていらっしゃる?」

信友「そうなんです」

水谷「お散歩とかに行かれます?」

信友「この本を書いていたころは行っていたんですけど、本が出てしばらく経つんですけど、いまは外に出られないこともないんですけど、私が心配で。転んだらどうしよう、と。あまり外に出さなくなって。その分、私がお世話するようにはなっています」

大竹「それでも信友さんのスタッフの方がおうちをお訪ねになったら、お父様がコーヒーを淹れてくださって、手も震えずに、と」

信友「そうです! 父は人にコーヒーを淹れておもてなしをする、というのがちょっとした生きがいなので。大竹さんもいらしてください(笑)」

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