30年ぶりの懐かしいブランコ【駅ぶら】06京王電鉄375 井の頭線06
※2024年1月撮影
トップ画像は、渋谷クロスタワーから六本木通りを見ています。ちょうど正面の路地を入るとこの後行く「金王八幡宮」があります。
この道の先に、友人の自宅兼事務所がありました。小さなビルの3階部分にあって、ベランダで酒盛りしたり。残念ながら、そのビルは、現存していない様でした。
※2024年1月撮影
渋谷クロスタワー1階の喫茶店。2011年(平成23年)3月11日14時46分に筆者はこの店で久しぶりにネパールから帰国した友人とお茶を飲んでました。彼はデザイナーでしたが、当時カトマンズで自然保護活動をしていました。現在もネパールに住んでいます。
※2024年1月撮影
その時、東日本大震災が発生しました。
ガタンと突き上げる様な縦揺れがあって、店内の食器類が棚から落ちて割れる音にビックリ。
その後はゆっくり横揺れが続きました。お客さんたちは大騒ぎで外に逃げてゆきます。
我々は「外の方がむしろ危険じゃないか」などと言って店内に留まっていました。
ようやく騒ぎが落ち着いたので、料金を払って店を出た直後の写真です。時計は15時半、店内はガランとしています。
※2011年3月撮影
この後、公共交通機関が止まっていて、帰宅できずタイヘンでした。結局、朝まで歩いて自宅に帰りました。
現在に戻って、六本木通りを渡り「金王八幡宮」の方に歩いています。
※2024年1月撮影
「金王八幡宮」の脇の鳥居。小さな公園になっています。
※2024年1月撮影
実は、サラリーマン時代、この木々に囲まれた静かな公園が好きで「秘密の隠れ家」にしていました。まぁ、ここまで歩いて来る物好きな社員もいません。一人ブランコに坐ってノンビリしていました。
30年前に時間を過ごした懐かしいブランコ。(笑)
※2024年1月撮影
あらためて神社の正面にまわりました。「金王八幡宮」の社碑。
※2024年1月撮影
八幡通りの「金王神社前」交差点側に一の鳥居があります。
※2024年1月撮影
久しぶりに「金王八幡宮」に参拝します。
※2024年1月撮影
この項、続きます。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)