冬の麺まつり（令和5年12月23日・24日開催）〜 寒い季節は麺料理を食べて温まろう
寒波が到来し、先日までの暖かさが嘘のように冷え込む季節となり、いよいよ冬本番。
倉敷みらい公園にて、温かい食べ物が美味しい季節にぴったりのイベントが開催されるとのことで足を運んでみました。
イベントの主役は「麺」。
うどん、ラーメン、焼きそば…どんな「麺」を想像しましたか？麺以外にも美味しいものがいっぱいのイベントをレポートします。
「冬の麺まつり」の概要
「冬の麺まつり」は令和5年12月23日（土）〜24日（日）に、倉敷みらい公園、三井アウトレットパーク倉敷内特設会場で開催されました。
ラーメン、うどん、そば、パスタ、焼きそば、フォーなどの各種麺料理を中心に、約30店舗の屋台が集結していたそうです。
会場に行ってみました
事前にWebサイトを確認したうえで、12月24日（日）午前10時過ぎに会場の倉敷みらい公園に行きました。
オープンして間もない時間ではありますが、会場はすでに多くの人で賑わっており長蛇の列ができているブースも。
▼こちらの行列は24日のみの出店であった「尾道ラーメン橙」と「二代目麺処くるり」のもの。やはりラーメンは人気ですね。
麺料理以外の屋台も出店しています。
▼こちらは倉敷駅前で、米粉を作ったチュロスを販売している「Nico churros（ニコチュロス）」のキッチンカー。
注文を聞いてから揚げてくれます。
表面はサクサクで、中はモチッとした独特の食感。きなこの風味ともよく合って美味しかったです。
それでは、今回食べてきた料理を紹介します。
高知発のご当地麺「じゃんめん」
名前だけではさっぱり想像がつきませんが、簡単に言えば「ホルモン入りあんかけ中華そば」。
「じゃんめん」は高知県四万十町にある焼肉店「満州軒」発祥のメニューで、高知ではイオンモールのフードコートにも入っているほどの人気店です。
また、あんかけ風のスープは寒い季節にもってこいです。
味はややピリ辛ですが、焼肉のタレの味わいに近いマイルドな辛さなので、辛いものが苦手なかたや子どもでも問題なく食べられるでしょう。
令和6年3月にイオンモール岡山近くに岡山店がオープンするとのこと。
食べてみたいかたは、ぜひチェックしてくださいね。
「富士宮やきそば学会MMP」
B級グルメとしても名高い、静岡県富士宮市のご当地麺。
大量のやきそばを手際良く調理していました。良い香りと相まって、食欲をそそられます。
「富士宮やきそばって名前は聞いたことあるけど、どんな味なんだろう？」
そう思われるかたもいると思いますが、一番わかりやすい特徴としては魚粉をまぶしてあるところでしょうか。
麺は硬めで、ラードを使って炒めているのでコクのある味わいです。
静岡おでんもそうですが、静岡のB級グルメは魚粉がよく使われているような気がします。
ドーナツと雑貨のお店「はなまるこ」
麺料理だけではなく、おやつも買って帰りました。
宇野駅のすぐ近くに店舗を構える、ドーナツと雑貨のお店「はなまるこ」。
クリスマスを意識した手作りドーナツの数々。
スノーマンとトナカイのドーナツを買って帰りました。
こちらのドーナツは米油を使って揚げているので、普通のドーナツよりあっさりしています。
店舗も宇野駅近くにあるので、こちらでドーナツを買ってアートの島巡りなんかも良いのではないかと思います。
おわりに
「冬の麺まつり」は岡山県内外から多数の屋台が出店し、麺料理以外にもおやつや飲み物などさまざまなメニューを楽しめました。
また連日の寒さもやや和らいで、外で温かいものを食べるにはちょうど良い天候だったのではないでしょうか。
記事内では紹介しきれませんでしたが、ジビエを使ったメニューを扱っているお店もあり、こちらでは猪肉のカラアゲを買って食べてみました。
豚肉とは一味異なる、かみごたえがあり野趣（やしゅ）あふれる味わいに猪肉らしさを感じました。
近年、猪による畑の食害なども増えていると聞きます。里山の資源をこのような形でありがたくいただくことも大事なのではないかと考えさせられました。
次回もこのような企画を楽しみにしています。
