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東京の喫茶店でいただける絶品クリームソーダ8選。定番のものから斬新な変わり種まで!

さんたつ

クリームソーダと言われてパッと思いつく姿は、きっとみんな一緒。ところがいざ飲み歩いてみると、いろんなタイプがあったのです。斬新な新キャラや、実は昔からあった変わり種まで。厳選したクリームソーダを一挙ご紹介します!

トッピングにソフトクリーム!『Café Le Monde』[錦糸町]

クリームソーダ700円。甘さ控えめのソフトクリームは、とことんこだわって選んでいる。

背の高いグラスにメロンソーダがなみなみと注がれ、その頂にたっぷりのソフトクリーム。思わず「わーっ!」と声が出る。この店のメニューが総じてボリューミーなのは「満足してもらうため」。駅前という立地から待ち合わせに利用する人が多く、1人当たりの滞在時間が短いので、くつろぐ時間のない人に「量でサービスしたい」という。こだわりのソフトクリームはソーダに溶けてもきめ細やか。舌触りなめらかで、うっとり!

駅前喫茶として親しまれて、かれこれ45年以上。2015年4月に改装し、ぐっと居心地のよさが増した。

『Café Le Monde』店舗詳細

Café Le Monde
住所:東京都墨田区江東橋3-14-10 B1/営業時間:9:00~20:00(土・日は~19:00)/定休日:月/アクセス:JR総武線・地下鉄半蔵門線錦糸町駅からすぐ

カクテル用のピーチフレーバーで色づけ『喫茶 宝石箱』[千歳烏山]

クリームソーダピーチ味650円。おまけにルマンドなどのお菓子が付きます。

ピーチ味は一度やめたが、復活を望む声を受けて定番化。かわいらしい薄ピンク色で、おっとりした甘さが漂う。なおかつアイスクリームはビッグサイズでワンパクな一面も。「子どもの頃、アイスが少ないと寂しかった」と打ち明ける店主・金井直美さんが、当時の願望を大人になって実現した一品だ。所狭しと並べられた「昔欲しかったけれど買ってもらえなかった」昭和時代の漫画やアイドルグッズと同様、ワクワク感満載なのだ。

メロン味も定番。季節限定を含めて10種類展開。
昭和風情の街並みになじむ店構え。

『喫茶 宝石箱』店舗詳細

喫茶 宝石箱
住所:東京都世田谷区南烏山4-18-18-102/営業時間:12:00~18:00LO/定休日:火・水/アクセス:京王線千歳烏山駅から徒歩5分

おなかいっぱいでもOKさわやかなレモン味『茶房 武蔵野文庫』[吉祥寺]

クリームソーダ700円。

黄色いクリームソーダは、名物のレモンケーキやカレーライスと同じく、店主の日下茂さんが以前働いていた「茶房 早稲田文庫」(昭和59年閉店)のレシピを受け継いだもの。酸味が軽やかに舌の上を駆けるので、食後のデザートにも向いている。シロップに含まれたハチミツに似た甘みが、ひんやりアイスクリームと相まって癒やし系。変わらぬ味を求めて通うファンもいるのでしょうね、と聞くと、「大げさな!」と日下さんが笑った。

かき氷機で氷を細かくする。店内にガリゴリと音が響くのも一興。
カウンター席に座り、作っている様子に熱視線。

『茶房 武蔵野文庫』店舗詳細

茶房 武蔵野文庫(サボウ ムサシノブンコ)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-13-4/営業時間:10:00~20:30LO/定休日:月・火/アクセス:JR・私鉄吉祥寺駅から徒歩5分

ほのかな苦みが大人な青色ブルーハワイ『gion』[阿佐ケ谷]

青いソーダ450円。トッピングのアイス150円。

店前を覆い、商店街の象徴みたいになっている背の高い草木と共に、30余年前の創業当初からあるクリームソーダ。メニュー表には記載されていないが、全ドリンク+150円でアイスクリームを追加してもらえるので、常連客にはおなじみの存在だ。およそ90g、ドーンとのせられた姿は、ちょっとしたサプライズ。かすかに苦みのあるブルーハワイが、味わい深いアイスと出合った瞬間にパッと舞う。なんだか男前で胸がときめく。

内装は店主・関口宗良さんによる基本設計。「カウンターは舞台」と、天井に星空のような照明も。
雰囲気のある外観。

『gion』店舗詳細

gion(ギオン)
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-3/営業時間:8:30~翌1:45LO/定休日:無/アクセス:JR中央線阿佐ケ谷駅から徒歩1分

メロンソーダを牛乳で割る!『すーぱーみるく』[神楽坂]

スーパーミルク450円。

今回取材した全物件を見渡しても、これほど変わったクリームソーダは他にない。店名を冠したそれは、なんと牛乳で割っている。配合は、研究に研究を重ねて牛乳たっぷり。言うならば微炭酸のメロンミルクで、アイスクリームの甘みと呼応する。トライするのが少し怖い、という人は、普通のクリームソーダもあるのでそちらをどうぞ。友達でも連れていき、その人に頼んでもらうとか。味比べをして楽しむというのも、ひとつの手だ。

クリームソーダ400円。
早稲田通りに面したビルの2階にある。飾り気のないインテリアに親近感。

『すーぱーみるく』店舗詳細

すーぱーみるく
住所:東京都新宿区榎町38/営業時間:10:00~17:00/定休日:土・日・祝/アクセス:地下鉄東西線神楽坂駅から徒歩7分

ザクロシロップの多層的な味わい『ゆりあぺむぺる』[吉祥寺]

定番のクリームソーダはもちろんシーズンメニューも魅力。800円~。

アンティークを並べて、照明を極力抑えた店内は、昼間でもなんとなくほの暗い。その景色の中にふわっと浮き上がって見えるのは、ザクロ味のクリームソーダだ。甘みに混ざって時折顔を出す酸味が色っぽくもあり、ツンデレなキャラクターに引かれること必至。開店40年を超える老舗喫茶店が育んだ、深いピンク色のルックスと、多層的な味、店の雰囲気が三位一体となった一品を堪能して。

スタッフ一同、「自分自身がおいしいと思えるもの」を目指し、材料選びからこだわる。
建物の意匠や店内インテリアがアールヌーボーの空気を醸す。

『ゆりあぺむぺる』店舗詳細

ゆりあぺむぺる
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-6/営業時間:11:30~24:00(閉店時間は状況により変更している場合があります)/定休日:無/アクセス:JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩1分

乳脂肪分の高さにこだわるアイス『東京凮月堂 銀座本店』[銀座]

しっかり甘みのあるバニラアイスクリームを使用。クリームソーダ1200円。

人に例えるならシュッとした美丈夫。ラインのきれいな逆円錐のグラスに鮮やかなグリーンのメロンソーダを注ぎ、そこにアイスクリームを落とすだけ。アクセサリー(赤いチェリー)は不要だ。アイスは、本来固まりづらい乳脂肪分の高いものを使っているが、しっかり冷やすことでそれを克服。時間が経っても味はぼやけず、ソーダとのメリハリが保たれている。なおかつ全体のバランスがよく、実に上品。漂う甘みにずっと浸っていたい。

2階の喫茶室からは中央通りを見下ろせる。長年通う常連客も多い。

『東京凮月堂 銀座本店』店舗詳細

東京凮月堂 銀座本店
住所:東京都中央区銀座2-6-8/営業時間:11:00~18:30LO/定休日:無/アクセス:地下鉄有楽町線銀座一丁目駅から徒歩1分

レトログラスに似合いすぎる泡水『昭和レトロ喫茶 セピア』[柴又]

柴又ラムネフロート780円。

「昭和の喫茶店みたいなクリームソーダを、ラムネでやってみました」。店主の長谷沢貴世子さんが考案したフロートは、ラムネ瓶同様、希少なグラスに入って登場。見た目の透明感がロマンチックで、緑のソーダより少し辛口だ。昭和40〜50年代の日常がある空間で味わううちに、高校生だった私が蘇(よみがえ)る。

「フロートと瓶そのままと2度口福!」。

『昭和レトロ喫茶 セピア』店舗詳細

喫茶セピア
住所:東京都葛飾区柴又7-4-11/営業時間:12:00~17:30LO/定休日:火・水・木/アクセス:京成金町線柴又駅から徒歩1分

取材・文=松井一恵(teamまめ)、信藤舞子 撮影=井原淳一、木村心保

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