11/14(金)オープン!国内外で経験を積んだパティシエご夫妻が手がける「パティスリー シエル」厳選素材を生かした”雲のシフォン”などのスイーツ♪@長野県下諏訪町 【長野の新店】
諏訪湖からもほど近い下諏訪町の一角、県道185号線沿いにケーキと焼き菓子のお店「Patisserie Ciel(パティスリー シエル)」が、2025年11月14日(金)にオープン。
地元産の食材を積極的に取り入れ、商品によってバニラの産地を変えるなど、選りすぐりの素材を使ったスイーツに出合えるお店です。
お店の看板商品は、雲のようなフワフワ食感が特徴の白いシフォンケーキ「雲のシフォン」。店内のショーケースには、諏訪地域で育てられたイチゴを使った「ショートケーキ」(480円)や、タヒチ産の香り高いバニラを使用したカスタードがたっぷり詰まった「シュークリーム」(300円)といった生ケーキがならび、商品棚には食感や風味の良さにこだわった焼菓子がそろいます。
〈Index〉
▶フランスや首都圏などでも経験を積んだパティシエご夫妻
▶空をテーマにしたシフォンケーキやプリン
▶厳選素材を生かした風味豊かなお菓子
▶お店のデータとMAP
◆フランスや首都圏などでも経験を積んだパティシエご夫妻
オーナー夫妻は、諏訪市出身の髙木健司さんと、岐阜県出身の詩織さん。
お二人ともに大阪にある調理専門学校で製菓を学び、半年間の実習がある1年間のフランス留学を経験。帰国後、健司さんは東京、詩織さんは神奈川県・横浜でそれぞれ7年間に渡りパティシエとして勤務されたそうです。
その後、健司さんは愛知県のお店で経験を積み、3年後に詩織さんとともに諏訪地域へUターン。地元で愛されている「なとりさんちの たまごや工房」の製菓長を務めた後、今年11月に自身のお店を開業。
小学生の頃に、お母さまと一緒にパン作り教室に通っていたという健司さん。中学生の職業体験では別のモノを作ってみたいと思い、ケーキ屋さんでの職業体験を希望。その時にお世話になったのが、茅野駅の西口にあった「ラ・ピュルテ」。「オーナーとは、それ以来ずっとつながりがあって」と健司さん。 その「ラ・ピュルテ」が、今年4月に閉店。その際に機材やショーケースを譲ってもらえたことが、今回の開業の後押しに。健司さんは、これからの「Patisserie Ciel」ついて、「機材やショーケースだけでなく、自分も地元で愛されるような店づくりができるように、オーナーの想いも引き継いでいきたい」と、お店への想いを語ってくださいました。
店名の「Ciel(シエル)」は、フランス語で「空」の意味。朝焼けや夕焼け、晴れや曇り、雨降りなど。「さまざまに表情を変える空のように、さまざまなお客様に寄り添えたら」と奥さまの髙木詩織さん。さらに、「空が世界中をつなぐように、人と人とをつなぐことができれば」という願いも込められているそうです。
◆空をテーマにしたシフォンケーキやプリン
「Patisserie Ciel」の店名にちなんだ「空」がテーマのお菓子も見逃せないポイントのひとつです。
写真の「雲のシフォン」(900円)は、上部の焼き目はこんがりとキツネ色ですが、中は雲をイメージし、白くてフワフワ食感。名取鶏卵が手掛ける良質な卵、その卵白のみを使って雲のような白さへと仕上げたシフォンケーキです。
「ミニシフォン」(380円)は、仕上げに北海道産の生クリームを詰めて、上に諏訪地域で生産される「みかりのいちご」をのせて完成です。
「みかりのいちご」はショートケーキにも使用予定。
ほかにも、八ヶ岳産の牛乳を使用し、無糖の生クリームの上に手作りの練乳をかけて、フワフワの雲を再現した「八ヶ岳のミルクプリン」(300円)など、空をテーマにしたスイーツを提供。
少しずつラインナップを増やしていく予定もあるそうで、楽しみですね。
みかりのいちごや八ヶ岳産の牛乳、名取鶏卵の卵など、「できるだけ地元産の食材を取り入れていきたい」、そして今後はさらに、「時季の食材を使った、季節商品なども提供していきたいと思っています」と健司さん。
記念日には、事前に打ち合わせをして、イメージに合わせたオリジナルケーキのオーダーも可能。「お子さまが描いた絵を、ケーキに描くこともできますので、ぜひ来店してご相談ください」と詩織さん。
◆厳選素材を生かした風味豊かな焼き菓子
ギフトにもぴったりな焼き菓子もそろいます。
良質なバニラをはじめとした厳選素材を使用するのはもちろん、素材ごとの組み合わせやカットの仕方を工夫して、風味よく仕上げた焼菓子を提供。
ダイアモンドを意味するクッキー「ディアマン」(各600円)は、プレーンとチョコの2種類があり、キラキラと煌めく砂糖をまぶして焼き上げ、ザクザク&ホロホロとした食感が特徴です。
マダガスカル産のバニラのさやを砂糖に入れて、香りづけをした砂糖を使うプレーンは、上質なバニラの香りにうっとり。「子どもたちの試食してもらってから、『あのクッキーないの?』と毎日おねだりされます」と詩織さん。子ども人気はお墨付きです。
一方、「ディアマン」(600円)チョコは、甘さ控えめのビターな味わいにチョコチップがアクセント。プレーンもチョコも、コーヒーや紅茶などの好みの飲み物と合わせて味わえば、リッチな気分のティータイムが楽しめます。
まん丸のかわいらしい見た目から、こちらもお子さまにおすすめというクッキー「コロン」(500円)。
ヘーゼルナッツを生地に混ぜ込み、風味をしっかりと香らせた「ヘーゼルフィナンシェ」(280円)。
レモンの皮をするのではなく、粗くカットすることで、より香り高く仕上げたマドレーヌ「コキーユ」。しっとりとした食感の生地に、レモンがさわやかに香ります。
自宅で味わうだけでなく、手土産やギフトにもぴったりの生ケーキや焼菓子に加え、記念日を彩るオリジナルケーキなど、幅広く楽しめるパティスリー。ぜひさまざまなシーンに合わせて来店してみてくださいね。
【長野県の情報サイトWeb Komachi】
Patisserie Ciel
(パティスリーシエル)
●オープン日
2025年11月14日(金) 12:00
●住所
長野県諏訪郡下諏訪町高浜6183-4 パッションビル101
●電話
0266-78-4057 (11月末開通予定)
●営業時間
10時~18時
※オープン日は12:00開店
●定休日
水曜
●駐車場
3台 ※店舗左手前の前から3台分
●備考
支払い→カード・電子マネーは現在準備中。12月下旬には利用可能予定
予約→オリジナルケーキの注文は来店での相談を推奨
●Instagram
https://www.instagram.com/patisserie.ciel/