大阪・関西万博へ行ったつもりが…『冷食万博』なる謎の会場へ辿り着いてしまった → 下手したら本家よりも楽しいかも
閉園まで残りわずかとなった大阪・関西万博。9月末の時点で、一般来場者数が驚異の2227万人を突破。この数字は2005年に開催された愛知万博を上回るとのことだ。
そんな大熱狂の祭りを肌で体感したくなった私は、居ても立っても居られなくなり大阪へ突撃! してきたのだが……なんやかんやあって、予定とは違う『未知なる万博会場』へと辿り着いてしまったのだ。
キャビア自販機は、運がイイと◯万◯千円相当の商品が当たるかも!
・冷食万博?
私が訪れたのは9月20日。この日は、当日券が購入できる(現在は購入不可)との情報があったので特に予約などはせずに会場へ向かうことにした。
お目当ては万博のグルメを味わうこと。夕方18時すぎに会場入りをすれば、主要パビリオンは見られないにしても、ディナーは余裕で楽しめるものだと考えていた。
が……
係員さんいわく「本日は過去に類を見ないほどの混雑を記録。故に、会場内の食べ物はほぼ売り切れている可能性が高い」とのこと。さらに
「あまりの混雑から、どのパビリオンも早めに終わらせる可能性が高い。入場したところで何もできずに終わってしまうので、今からの入場はオススメできない」とのことであった。
入場は断念
正直完全にナメてた……
夕方からなら余裕っしょ! と、甘い考えをしていた自分が憎い。横着をせずにちゃんと予約をしておくべきだった。この大バカ野郎め。
やることが全て無くなり、ただただ大阪の街を歩くワタシ。
体と心はボロボロだ。もう帰ろう……そんなことを考えていたその時!
目の前にとある建物が現れた。
え……えぇぇぇ?
れれれ『冷食万博』だとぉぉぉぉ!?
なんか当初の予定とは全然違う気がするけど……と、とにかく『万博』が目の前にあるぞ!
・スケール感が凄い
正式名称は『冷食万博グルメEXPO365』というらしい。
クタクタなので入場してみよう。
会場内には冷凍自販機がいっぱい。
お馴染みのラーメンから珍しいスイーツまで、多岐に渡るラインナップだ!
残念ながら、ミャクミャクはいなかったけど……
『ガチ肉』がいた!
ちなみにこちら、食肉の自販機とのことだ。
さらに、高級食材「キャビア」の自販機も発見。
これは初めて見た。さすがは万博……スケール感がとんでもない。
さて小腹も空いていたので、こちらの「おつまみ鶏皮(550円)」を購入してみることに。
冷凍した状態で召し上がって下さいとの記載があったので、そのまま食べてみる。
パリパリのサクサク。んで脂の口どけが素晴らしい。これ美味いなぁ。我ながらナイスチョイスであった。
・ドキドキの運試し
そんな感じで冷食万博を満喫していたら『冷凍食品ガチャ』なる楽しそうな催しを発見。
金額に応じた豪華な賞品が当たるかもしれないとのこと。
ラッキーなことに、この日は1500円以上のガチャを購入すれば確定で値段以上の商品が当たる設定となっていた。
でも、必ず当たると分かっていると少々面白みに欠ける。せっかくなら、ギャンブルのドキドキ感を楽しみたい。
と、いうワケで800円のガチャを購入してみることにした。
さぁ、何が出てくるか
おぉぉ?
可愛いネコちゃんアイスだ!
嬉しいことに2本入っていた。
ちなみに商品名は「にゃいす」。通常購入した場合、価格は1本450円とのこと。
ということは100円お得! ビミョー(笑)
でも、歩き疲れていたのでサッパリとした甘さが骨身に染みわたる。これはまさに……にゃいす! な商品だな。
過去にコンビニで発売されていた「ムースアイス」のような味わいで最高であった。
・10月13日以降も楽しめる!
当初予定していた万博とは全然違う形になってしまったが……コレはコレで超楽しかったから結果オーライである。結構空いていたので、ゆっくり楽しめたのも良かった。
あと数週間で本家の大阪・関西万博は終了してしまうが、こちらの冷食万博は営業をし続けるとのこと! なかなか穴場なスポットだと感じたので、大阪観光のついでに立ち寄ってみてほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 冷食万博グルメEXPO365
住所 大阪府大阪市西区南堀江4丁目2-10マツハラビル1F
時間 24時間営業
休日 無休
参考リンク:instagram @reishokubanpaku
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24