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【クリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」】科学者の歓喜、数週間後の惨劇

アットエス

静岡新聞教育文化部が200字でお届けする「県内アートさんぽ」。今回は、静岡市葵区の
シネシティザートほかで3月29日から上映中の、クリストファー・ノーラン監督「オッペ
ンハイマー」。静岡新聞では3月28日付シネマ面ほかで紹介。

1945年7月16日、米ニューメキシコ州で行われた核実験「トリニティ実験」の手に汗握る
緊迫感。オッペンハイマー(キリアン・マーフィー)ら科学者の歓喜と高揚を見ると、数
週間後に起こる広島、長崎の惨劇との落差に愕然とする。世界政府による核管理を主張す
るオッペンハイマーに原子力委員会のストローズ委員長(ロバート・ダウニーJr)が反発
する場面は、「アベンジャーズ」シリーズの「超人登録法」を巡る対立を想起。(は)

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