【鎌倉 ショップレポ】Shop TOMTE - 手仕事のぬくもりが息づく、北欧雑貨と手織り作品の小さなお店
鎌倉駅東口から徒歩4分ほど。本覚寺の目の前にある駐車場の奥に、北欧雑貨と手織り作品が並ぶ小さなお店があります。
筆者もこちらのお店の存在はこれまで知りませんでしたが、隣接するカフェ「cafe mysig」に取材で伺った際、店内に飾られていた作品や手織りのコースターに触れ、手織りの世界に興味を持ちました。
今回あらためてお話を伺ってきました。その様子をレポートします。
北欧手織りに魅せられたオーナーの歩み
もともと美大で油絵を専攻していたオーナーは、友人が織を学んでいたことをきっかけに、織の世界に出逢います。
糸や織の魅力に惹かれ、先生を探して本格的に学び始め、その後は北欧にも足を運びながら、文化そのものを深く体得してきました。
結婚や出産を経ても織を続け、「知っていることは伝えたい」という想いから教室を主宰。現在も多くの生徒さんに親しまれています。
学びと経験を重ねて育まれた手織り教室から生まれたショップ
オーナーは長年にわたり「Hyggelig(ヒュゲリ)」として北欧手織り教室を運営してきました。使用しているのは北欧製の足踏み織機で、初心者から研究クラスまで幅広い人に手織りの楽しさを伝えています。
教室ではスウェーデン式の手法を取り入れ、みんなで2〜3日かけて機に糸をかけ、その後1日ずつ織りを進めていくスタイル。準備工程である糸通しが全体の約7割を占めるそうです。
足踏み式の織機を扱える教室は限られていることもあり、地方から通う方もいるほどの人気だといいます。
そして現在は、オーナーや店長を務める織人(おりひと)の佐藤さんをはじめとした生徒の作品、さらに国内外からセレクトした北欧雑貨を取り揃えたショップとして生まれたのが「Shop TOMTE」です。
手仕事から生まれるオリジナル作品
TOMTEのオリジナル手織りコースターは、ポーランドの二重織技法「ヤノフ織り」を用いたものです。日本の暮らしに合うよう綿素材で織られており、カラーバリエーションも豊富で、ちょっとしたギフトにもぴったりです。
隣接するカフェでも実際に使用されており、日常使いしやすいのも嬉しいポイント。
ひとつひとつ手織りで仕上げると本来はこの価格では難しいそうですが、「日常の中で気軽に使ってほしい」という想いから、価格を抑えたまま現在も販売されているそうです。
また、月に一度は現在も教室を続けている先生の作品も並びます。縦糸を張った上に横糸を絵を描くように絡ませて模様を仕上げていくもので、どれも手仕事ならではの温かみが感じられます。
織リボンなどは、スマホストラップやカードホルダーにしたい方にもお勧めだそう。また、リボンで作られたポーチなども並んでいました。
筆者は個人的にとっても好きな柄が多く、気になりました!
生地やリボンの販売も行っており、それらを使ったバッグなどのアイテムも展開。使う人の視点に立って作られており、手作りだからこそ実現できる“ちょうど良さ”が詰まった商品が並びます。
暮らしに寄り添う北欧雑貨
アンティークの北欧食器や、フィンランドの人気ブランドのTシャツなど、暮らしに馴染むセレクト雑貨も豊富に揃っています。
ポストカードも種類が豊富!ついつい目に留まりました。
定期開催されるワークショップ
店長の佐藤さんは、北欧の伝統技法であるフィン織のワークショップも開催しています。
足踏み式の本格的な北欧織機を使い、実際に手を動かしながら学ぶことができます。
糸に触れながら無心になる時間は、日常の雑念を忘れ、心が整っていく時間にもなるそうです。気になる方はぜひ問い合わせてみてくださいね。
鎌倉で出会う、北欧の手仕事と暮らし
鎌倉にいながら、北欧の文化にじっくりと触れられる貴重なお店です。小さな空間ながら、手織りの世界と北欧の空気がぎゅっと詰まっています。
手織りや糸が好きな方はもちろん、北欧雑貨が好きな方にもぜひ訪れてほしい場所です。
隣接するカフェでゆっくり過ごすのもおすすめ。鎌倉散策の途中に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
Shop TOMTE(ショップトムテ)
営業時間
10:30〜17:30
定休日
月曜日(祝日の場合は火曜日)
支払い方法
現金、カード
アクセス
JR・江ノ電鎌倉駅より徒歩4分
住所: 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-10-33
駐車場:なし(コインパーキング有)