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中村倫也、吉岡里帆、向井理で1年半ぶりのフルスペックいのうえ歌舞伎!『狐晴明九尾狩』製作発表

エンタステージ

中村倫也、吉岡里帆、向井理で1年半ぶりのフルスペックいのうえ歌舞伎!『狐晴明九尾狩』製作発表

劇団☆新感線が、41周年興行として2021年秋に、いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』を上演する。その製作発表が同劇団の公式YouTubeチャンネルにてライブ配信され、会見には、作を手掛ける中島かずき、演出のいのうえひでのり、出演者より中村倫也、吉岡里帆、向井理が登壇した。

劇団41周年の秋は、約1年半ぶりの“いのうえ歌舞伎”。「狐の子」を名乗る陰陽師・晴明と、陰陽師に化けた九尾の狐との手練手管の頭脳戦を、伝奇時代劇として中島が描き下ろす。出演は、中村、吉岡、向井のほか、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也らと、高田聖子、粟根まことをはじめとする劇団員、合わせて総勢38名。

座付き作家の中島は、20年くらい前から“安倍晴明”の物語を書きたいと思っていたそうで、「今回、中村倫也くん主演でいのうえ歌舞伎をやると決まった時に、『倫也くんで安倍晴明、いいな』と思いつきました。また、ライバル役が向井くんになることで、二人とも烏帽子が似合うし、ますますいいなと思うようになりました」とアイデアの元を明かす。

「また、狐の霊が晴明と一緒に戦うイメージが湧きまして、吉岡さんに狐霊役をお願いしました。初めに考えていたものとは違いますが、自分の見たいものを書きましたので、楽しみにしていただけたらと思います」とその経緯を説明した。

演出のいのうえは、「新感線としては、生田斗真くん主演で一昨年やったいのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌』が、新型コロナの影響で東京公演が途中で止まり、博多公演は全公演中止と非常に悔しい思いをしました。いのうえ歌舞伎は立ち回りも多く、出演人数も多いので、なかなか上演が出来なかったのですが、今回、満を持してフルスペックで、全力の舞台をお届けします」と、感慨深げ。今作については、「安倍晴明を題材にするため、新感線の初期の作品のような非常にファンタジー色の強いものになると思います」と示唆。

主演の中村は、「数年前から相談してきたものが、共演者が決まったあたりから現実味を帯びてきました。(顔ぶれを見ると)客演の面々と劇団員の皆さん含めて、バランスのいいカンパニーになる予感がしております」と語る。

中村自身が劇団☆新感線に参加するのは、2016年のSHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~』に続き2作目。製作発表の前に本読みがあったそうで、「すごく楽しかったんですよね。今回、客演の面々は若いメンバーも多いのですが、古くからの新感線ファンにも楽しんでいただける気がしました。これから一日一日の稽古をがんばって、いいものを作れるようにやっていきたいなと思います」と意気込んだ。

吉岡は、自身に与えられた役が狐霊役ということで「私は某CMでずっと狐役をやらせていただいているので、狐歴は結構長いんです。だから、今までやってきたことが役に立つ日が来たと思ったのですが、いざ台本を読んでみますと、私の知っている狐とは違うなと・・・(笑)」と笑った。

また、今回の座組で唯一、新感線初参加となるため、「最高のメンバーの中に入れていただいたことは楽しみでもある一方、緊張もすごくて。なんでも初めては緊張するものなんですけど、足手まといにならないよう、皆さんにしがみつきながらがんばりたいと思います」と覚悟を見せた。

そして、向井は2017年の『髑髏城の七人』Season風以来の出演。「一度目で嫌われていなかったようで、よかったです(笑)。(前回は)経験したことのないエンターテインメントに取り組ませていただいたことで、多くの気づきがありました。今回も、本読みで大量の台詞に溺れそうになったんですが、僕の小さな経験上、役者が苦労している作品こそご覧いただく方に楽しんでもらえるものになると思います。これから約2ヶ月間の稽古で昇華して、こんな時代だからこそ楽しんでもらえる作品にしたいなと思っています」と力強くコメント。

公演に向けて、「吉岡さんは、間違いなくキュートな狐ちゃんになるんだろうな。それから、弟役の早乙女友貴くんとの掛け合いはコミカルさもあります。主導権を握り合うシーソーゲームの中、牧歌的な瞬間になるんじゃないかな」と中村。

さらに、「向井くんの悪役芝居がすごく楽しみ。おさむっちの“ド悪役”な発声を聞いてみたいですね」と期待を寄せる。中村と向井は、中村がデビューして間もない頃に共演し、“おさむっち”と慕う仲。向井は「弟みたいな存在だったけど、生意気だった(笑)。懐かしさもありつつ、お互い十何年お芝居の世界でどっぷりやってきているので刺激し合いたいですね」と共演を楽しみにしているようだ。

吉岡は、本読みを通じて「中村さんの演じる安倍晴明は、愛さずにはいられない人だなというのが第一印象です。危うさとピュアさが混在していて、中村さんご本人と重なってすごくぴったりだなと思いました」と中村の印象を言葉にした。一方、向井とは「連ドラ初主演となった作品でご一緒したのですが、ものすごくいじめられる役で(笑)。今回は因縁のある関係になってくるので、その時の記憶を活かして、反撃できるようにがんばります!」と経験をバネ(?)にすることを誓った。

演出の構想を問われたいのうえが「いろいろ考えているんですが、最後に向井くんが小林幸子さん的出方をするかも・・・楽しみにしていてください」と言うと、向井は何も聞いていなかったようで「それ、今言うんですか!」と驚きを隠せず。果たして、小林幸子的出方とは・・・。

最後に、中村は「こういうご時世ですが、シンプルに考えると、自分たちにできることはおもしろいものを作ることだけ。少しでも楽しんでいただけるものを作るので、チケットを買って来てくださる皆さんが無事に当日を楽しめることを願っております」と製作発表を締めくくった。

2021年劇団☆新感線 41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』は、9月17日(金)から10月17日(日)まで東京・TBS 赤坂ACTシアター、10月27日(水)から11月11日(木)まで大阪・オリックス劇場にて上演される。

(撮影/田中亜紀)

2021年劇団☆新感線 41周年興行 秋公演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』公演情報

【東京公演】2021年9月17日(金)~10月17日(日) TBS 赤坂ACTシアター
【大阪公演】2021年10月27日(水)~11月11日(木) オリックス劇場

【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり

【出演】
中村倫也、吉岡里帆/
浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴/
千葉哲也、高田聖子、粟根まこと/
向井理/
右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、川原正嗣、武田浩二/
藤家剛、川島弘之、菊地雄人、あきつ来野良、藤田修平、北川裕貴、紀國谷亮輔、下島一成、鈴木智久、武市悠資、山﨑翔太、渡部又吁、小板奈央美、後藤祐香、鈴木奈苗、森加織

【劇団☆新感線公式サイト】http://www.vi-shinkansen.co.jp/kyubi/
【公式Twitter】

@SHINKANSENtopic

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